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Archive for 2015年11月26日

脱帽!カンペキの強さで席巻したモーリスGI連覇劇!!

009 世界の職人はあくまでもクール。それが当然だったかのように、軽く敬礼をすると、検量室に向かったのでした。 安田記念を制したモーリスは、夏を全休し、前哨戦には目もくれず、このマイルCS一本に絞って来たのです。 過去10年で10月出走馬が18頭も連対。残りの2頭が11月1日に出走。つまり、休養明け、ぶっつけ本番の馬はことごとく敗退しているのです。

「久しぶりだけど、調整がうまくいって、GIという大舞台に向けて仕上がっていると、堀トレーナーから聞いている」と、世界の職人とも言われるムーア騎手。

ぶっつけ本番、明らかに不利な16番の外枠。大丈夫だろうか、勝てばアッサリだろうけど、人気だし不安の方が大きい・・。私はそう考えました。

熟考した結果、◎に推したのがアルビアーノ。直前のスワンSでフィエロ以下を完封。初めての京都、初めての長距離輸送で、スワンS完封の内容は3歳馬でもあり、私には衝撃的でした。栗東に在厩して仕上げられてきた今回は、スワンS以上の期待が膨らんだことは当然です。

001 レースは主導権を取ったのが、好枠を引いたレッツゴードンキ。マイル戦はあの独走した桜花賞以来。戸崎騎手に乗り替わりましたが、外からシゴいてクラリティスカイが来ましたが動じず主導権を主張。トーセンスターダムが3番手に進出。抜群の手応えでアルビアーノが続きます。ロゴタイプがその後で、真後ろにはフィエロ。その直後にサトノアラジン、外に並んだモーリス。

カレンブラックヒルが控えて中団。後ろには出負けしたイスラボニータが取りつきました。リアルインパクトも今回は後方待機。昨年の覇者ダノンシャーク、最後方にヴァンセンヌ。

002 前半の3ハロンが34秒6。やや水分を含んだ馬場でこの時計は緩みないペース。ところが、4ハロン目が12秒5とガクンと落ち、1000m通過が59秒0。これで流れはスロー。

快調に逃げるレッツゴードンキ。4番手に抜群の手応えで進出したアルビアーノ。人気のフィエロ、モーリスがまだ中団。サトノアラジンも同じ位置。イスラボニータは後方イン。

003 004 直線入り口では内を開けて走るレッツゴードンキとクラリティスカイの間に、アルビアーノは入り込むものと考えていたら、なんと柴山騎手が内のラチ沿いを狙って進路を取ります。

「なに!各馬内側を通らないようにしているのに馬場の傷んだ最内。何故だ?真っ直ぐ走ってくれば、フィエロの外からもう少し馬場のいいところを走れただろう!」私はこの解せない進路取りに首を捻りました。

005 006 直線中からフィエロが抜け出して来ましたが、その外から凄い勢いでモーリスが破格の末脚。一気に飛び出してきました。大外からサトノアラジンも強襲。一方で、仕方なく内に進路を取ったイスラボニータが猛然と肉薄して来ました。最内にアルビアーノ。 アッサリと突き抜けたモーリス。安田記念とはまた一味違った圧勝劇。強いモーリスがそこにはいました。

008 フィエロが2着に頑張り、3着がイスラボニータ、4着が外のサトノアラジンで、アルビアーノは5着。フィエロからアルビアーノまで0秒1差。進路の取り方でどうにでも変わった2着争いでした。それゆえアルビアーノの進路取りは合点がいきません。

当然のように引き上げて来る勝者ムーア騎手。GI特有の派手なパフォーマンスはなし。ちょっとだけ軽く左手でスタンドのファンに対して敬礼。実にクールです。

マイルGIを連勝したモーリス。まだ4歳ということからも来年も一段の活躍が期待されます。 010

ハンデ戦並みの大激戦!新進マリアライトが女王の座ゲット!!

002   昨年の1、2着馬ラキシスとヌーヴォレコルトが、今年も人気の中心に推されて参戦。ところが、前日に降った降雨により馬場コンディションは重馬場スタート。エリザベス女王杯が発走の頃には少し回復(稍重馬場)したものの伏兵の台頭も予測される様相となりました。

主導権を取ったのがウインリバティ。内からリラヴァティ。3番枠のフーラブライドが自然と3番手。先手を取ったウインリバティが後続を離し気味に飛ばします。2番手のリラヴァティ、離れてフーラブライド。中団の外にシュンドルボン。真後ろにマリアライトが続き、その内にクイーンズリング、直後にタッチングスピーチが追走。後方5、6番手にラキシスと1番人気のヌーヴォレコルトが併走。そしてルージュバックはそのあと。最後方はスマートレイアー。

前半3ハロンが36秒1、半マイルが48秒5、そして1000m通過が60秒7。離して逃げるウインリバティは平均ペースで飛ばします。離れた3番手のフーラブライド以下がスロー。

3コーナーで中団外のマリアライト。その内にシュンドルボンとラキシスが並びます。タッチングスピーチとその内のクイーンズリングが変わらず併走。直後には岩田・ヌーヴォレコルトが虎視眈眈。ルージュバックがこれをマークする形で追走。変わらず最後尾にはスマートレイアー。

005 さあ、4コーナーです。離して逃げるウインリバティ、迫って来たフーラブライド。外からマリアライトも接近してきました。内からラキシス、外のシュンドルボンが追撃態勢。最内からクイーンズリングと、外のタッチングスピーチ、ヌーヴォレコルトが並んで前を追います。最後方がルージュバック、スマートレイアーが直線大外に向かいます。

直線で一気にマリアライトが抜け出し、蛯名騎手のステッキが雨のように入ります。中団内のラキシスはクイーンズリングと接触。

006 マリアライトがゴールを目指して必至の踏ん張り。外からヌーヴォレコルトが鋭く迫ります。その外からタッチングスピーチとルージュバック。さらには大外からスマートレイアーが強襲。ゴール前は3頭が並んでゴール。クビ・ハナ差の大激戦。制したのがなんとかマリアライト。ヌーヴォレコルトは昨年に続き2着と惜敗。3歳馬タッチングスピーチが3着。半馬身差遅れてルージュバック、クビ差でスマートレイアー。

7着のシュンドルボンまで勝ち馬からわずか0秒2差という、まさにハンデ戦並みの大激戦でした。

009008 011 ラキシスは11着。直線入り口過ぎにクイーンズリングと接触したことと、インサイドに入ったために馬場コンディションの違いで伸び脚を欠きました。といっても、優勝したマリアライトと0秒4差。まともに走っていればもっと際どかったようにも思います。

また、オークス以来だったルージュバックが4着。勝ち馬と0秒1差。ゴール前の伸び脚はさすがという印象がありました。同様に最後尾から大外一気に伸びて来たスマートレイアー。最速の34秒0で距離不安を一掃した印象です。

003 001 私が狙ったシュンドルボンが7着。ほとんど差がない着順で、ゴール前はおっと、言うようなシーン。こういった馬場と距離をもう少し経験していれば、0秒2差の僅差から勝ち負けになっていたかも知れません。

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