一方、3歳馬アンビシャスが出遅れて最後方に置かれる結果的に致命的不利。またクラレントも出負けして後方。リアルインパクトもジックリ戦法。こなると、主導権を取ったエイシンヒカリの一人旅。前半3ハロンを35秒9、半マイルが47秒9、翌日ツクバアスナロが優勝した500万クラスの35秒6-47秒4よりも遅いペース。
遅いペースを読んだ横山典騎手の追い込みヴァンセンヌが、内のグランデッツァと並んで2番手。その直後にイスラボニータ、内にはディサイファ。この位置にはダノンシャークが展開。中団にトーセンスターダムと外にリアルインパクト。後方にクラレント、最後方にはスピルバーグがいて、ポツンとアンビシャスが追走。
1000m通過が59秒9、やはり前記の500万よりも遅い流れ。ここから単騎一人旅のエイシンヒカリが11秒台にギアチェンジ。直線も抜群の手応えで進むエイシンヒカリを、グランデッツァ、ヴァンセンヌ、リアルインパクトが2番手から前を追います。ピッタリとディサイファとイスラボニータが追走。ダノンシャークが続きます。最後方には変わらずスピルバーグ、外にアンビシャス。
快調に飛ばすエイシンヒカリ。直後の2番手グループは逆に脚色が鈍くなってきました。そこをイスラボニータがスパート。エイシンヒカリを追います。それでもエイシンヒカリの脚色は衰えずゴールを目指します。外からディサイファがグイグイと伸びて来ました。


後方グループは上りの速い決着で際立った脚で迫って来る馬が見当たりません。アンビシャスが直線一番外から前を追いますが、ラスト33秒0の最速を駆使してもダメ。
まさに影をも踏まさぬエイシンヒカリが、ラスト34秒0の再加速でディサイファ、イスラボニータを振り切り、むしろ余力を見せてゴールイン。これで3連勝。
ディサイファがイスラボニータをクビ差捉えて2着。アンビシャスが6着で、ヴァンセンヌが失速して9着。その後ろには昨秋の天皇賞馬スピルバーグで10着。
来る天皇賞に向けて力強い第一歩を踏み出したエイシンヒカリ。本番でも顔ぶれからおそらく競り込んで来るような馬が見当たらず、またまた一人旅の様相です。
京都大賞典を制したラブリーデイとの対決となるのでしょうか。ともに前哨戦が1番人気で優勝。
ひと叩きしたイスラボニータ、サウンズオブアース(賞金的に微妙)、スピルバーグ、アンビシャスの巻き返しはあるのか、目を離せない天皇賞戦線となりました。
