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Archive for 2015年11月13日

イケイケ3連勝!遂に父の歩んだ道に到達した主役!!

      003 7年前、準オープンのオクトーバーSを制したスクリーンヒーロー。次走のアルゼンチン共和国杯でジャガーメイル以下を完封。初重賞勝ちを決めました。

そして、今年はそのスクリーンヒーローの産駒ゴールドアクターが参戦。昨年の菊花賞で3着に力走。奥手の血が開花してきたという印象があったのですが、馬体調整でカムバックしたのが今年の夏の函館戦。1000万からのスタートでしたが、準オープンのオクトーバーSも連勝。いずれも圧倒的な強さ。その内容から今回のアルゼンチン共和国杯も1番人気。主役にのし上がりました。

顔ぶれから判断してスズカデヴィアスがおそらく主導権を取り、ニューダイナスティ、メイショウカドマツが2、3番手。少なくとも4番手くらいはキープできそうな予感がしていました。とにかく遅い流れで、距離が芝2500mということから団子のような展開を考えていました。

005 006 展開はまさに読み通り。ところが小雨が降り続く馬場が予想外。メインのアルゼンチン共和国杯が近づくに従って馬場コンディションが悪化。重馬場と変化していたのです。

私の狙っていたヒラボクディープは札幌のスタミナ戦、OPの丹頂Sを圧倒したように時計を要する馬場はいいのですが、不良馬場の菊花賞で大敗したように滑るような道悪競馬は、ほぼギブアップ状態だったのです。

レースは予想通りスズカデヴィアスがスンナリと主導権。これに外から道悪巧者メイショウカドマツが2番手。直後に1番枠のスーパームーンで、外には早くもゴールドアクター。それを直後でピッタリとマークするようにサトノノブレス。またその背後には2番人気のプロモントーリオ。そして直後を追走する3番人気のレーヴミストラル。後方にはヒラボクディープ。

この形でレースは坦々と進んで行きます。1コーナーから2コーナーにかけて13秒台にペースダウン。1000m通過が63秒台。相当なスロー。それゆえ先頭から後方まで一団の展開で進みます。

3コーナーでも逃げるスズカデヴィアスは変わらず。メイショウカドマツが2番手で、これを目標にゴールドアクターが仕掛けのタイミングを計るべく虎視眈眈。その内からスーパームーン。ゴールドアクターの背後でピッタリとマークのサトノノブレスがいます。中団にプロモントーリオ。レーヴミストラルは相変わらず後方のインを追走。

007008 直線に入ると「遅いぞ!」とばかりに逃げるスズカデヴィアスにメイショウカドマツが煽るような仕草。そして並びかけるとメイショウカドマツがスパッと抜け出しました。蛯名騎手が一気に突き放しにかかります。「そうはさせるか!」と、ばかりにゴールドアクターがメイショウカドマツを追います。

  001009 後続がこの咄嗟の展開にまったくついて行けません。ゴール前では抜け出した2頭でほぼ決まり。

002 馬場中央からゴールを目指すメイショウカドマツの蛯名騎手の大きいアクション。それを外から並びかけようと必死に追う吉田隼騎手のゴールドアクター。当然ながら追うものと逃げるもの。追うゴールドアクターの勢いは歴然。アタマ差捉えていました。

3着は後方から直線で外に出しゴール前良く伸びたレーヴミストラル。そしてサトノノブレスがスーパームーンを捉えて4着。

雨の日の道悪馬場では離ればなれになりがちですが、やはり2着、3着が2馬身半。そして1馬身半。ハンデ戦とは思えない結果となりました。

004 さて、3連勝で初重賞を手にしたゴールドアクター。いよいよGI戦線に乗り出して行くはずですが、来るジャパンCに出走できるかどうかですが賞金的に微妙です。ジャパンCに参戦できれば、父とまったく同じ道、親子二代の夢が広がるところなのですが・・。12月の中京、金鯱賞・芝2000mが有望かなと見ています。

プレッシャーに打ち勝った浜中Jのラブリーな一日!!

014

勝者は「責任を果たすことが出来て良かった。ホッとしています」と、ふっと息を吐きながら白い歯を見せました。 「天皇賞」は秋晴れの下、古馬の実力者が集結して行われました。なかでも多くのファンの目は宝塚記念を制したラブリーデイ、前哨戦の毎日王冠で優勝し、目下3連勝中のエイシンヒカリに注がれました。

とくにラブリーデイは主戦騎手の川田騎手が騎乗停止中で、急遽、バトンが渡ったのが浜中騎手。ミッキークイーンで秋華賞を制して、乗りに乗っているジョッキーの一人。

とはいえ、2年前の皐月賞でラブリーデイに騎乗し、折り合いを欠き15着に凡退している過去がありました。浜中騎手にとっては大一番に圧倒的な人気を背負い、絶対勝つことを使命として、それを背負うには不安もあったはずです。

おそらく当面の敵のエイシンヒカリが逃げるだろう、その直後で競馬をさせたい、浜中騎手の頭の中には、そういった映像が浮かんでいたはずでした。

ところが、先手を取ったのが内からクラレント。武豊騎手のエイシンヒカリは無理に競り合うことを嫌い2番手に控えます。3番手にカレンミロティックが当然のように進出。

エイシンヒカリが控えたことにより、前半3F36秒4、半マイルが48秒6、そして1000mが60秒6。過去10年でも相当遅い流れで展開します。

011 そのためラブリーデイは遅いペースに引っ掛かり気味。背中を丸めて懸命に手綱を絞る浜中騎手。遅い流れで外からサトノクラウン、ワンアンドオンリー、ヴァンセンヌが並びかけて来ました。003 006 4番手で最内を進むラブリーデイの真後ろにディサイファ、外にアンビシャスとステファノス。その直後で外をまわるイスラボニータ。その後方にはショウナンパンドラ、昨秋の天皇賞馬スピルバーグ。

このままの形で先頭から後方まで一団の展開。直線ピッタリと内を先頭で走るクラレント。その外に馬体を並びかようとエイシンヒカリ。それを直後でじっくり見ているラブリーデイ。サトノクラウンも続きますがアンビシャスが接近。

ラスト200m手前で仕掛けてクラレント、エイシンヒカリを捉まえに出るラブリーデイ。アンビシャスと中を割ってイスラボニータが続きます。そして、坂上からスパートをかけたラブリーデイが先頭に立ち、後続を突き放しにかかります。

そこへアンビシャス、イスラボニータの外からステファノスが猛然と追い上げてラブリーデイに迫ります。また大外からショウナンパンドラが強襲。007001 008 懸命にしごく浜中騎手のラブリーデイ。ステファノスが迫ったのですが、半馬身差届かず2着。イスラボニータ内のアンビシャス、外から追い込んだショウナンパンドラの写真判定はハナ差でイスラボニータが3着。

010 さすがにスローでラストが34秒0という決め手勝負の展開。早めのスパートで何とか凌ぎ切った浜中騎手。さぞかし安堵の気持ちだったことでしょう。

「急遽の乗り替わりでしたが、その責任を果たせて良かったです。考えていたポジションで競馬ができました。前半、行きたがって苦労しましたが、本当に良く我慢してくれました」と、穏やかな表情でコメントしていました。

015 一方、ラブリーデイのライバルだったエイシンヒカリは9着。スローでも2番手で折り合えたものの追ってから鋭い反応はなし。さすがに控えて決め手の勝負は厳しいようです。次は先手にこだわるかも知れません。