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Archive for 2015年12月24日

これぞドラマチック競馬!!ああ、母の血は濃し!!

009 010 今年の2歳チャンプの決定戦「朝日杯FS」は、なんともドラマチックな結末となりました。

優勝は2番人気のリオンディーズ。2着が1.5倍、圧倒的1番人気のエアスピネル。ゴール前は2頭の争い。リオンディーズがM・デムーロ騎手を背に力強く抜け出しました。

リオンディーズは父がキングカメハメハ。母が女傑シーザリオで、10年前のオークス優勝馬でもあります。 一方で、2着のエアスピネルは父がリオンディーズと同じキングカメハメハ。母が秋華賞を制したエアメサイア。このエアメサイアはオークスでシーザリオの前にクビ差2着。それゆえ2頭にとっては因縁の対決だったのです。

まず、主導権を取ったのは好ダッシュを利かせてウインオスカー。包まれるのを嫌い内からショウナンライズ。外にはアドマイヤモラールが馬体を併せに来ました。岩田騎手が背中を丸くして、手綱を懸命に引くシュウジ。ハミを噛んで引っ掛かっています。その直後にユウチェンジ。中団のインに京王杯優勝馬ボールライトニング。その直後をマークするようにエアスピネル。その後のハレルヤボーイを挟んで、内にイモータル、外にシャドウアプローチ。ダッシュが利かず最後尾に付けたリオンディーズ。

前半の3ハロンが34秒7。時計を要する阪神でこのペースは速い。ちなみに前日のオープン、リゲルSが36秒3だったことからも、先行勢にとっては厳しい流れです。ところが、4、5ハロン目が12秒6―12秒7に大きくダウン。

001 4コーナーの5ハロン通過が60秒0。ここから11秒9-10秒8-11秒7と一転して流れが急変。先行したウインオスカー、その外のショウナンライズが伸びかけたところを後続が殺到。シュウジがしぶとく伸び、ユウチェンジも接近。そんな中で、馬群の中からエアスピネルが、馬場中央を通って一枚上の脚でグイと抜け出してきました。脚色から完勝か!と思われましたが、4角最後方から直線大外に出したリオンディーズが、次元の違う末脚で強襲。豪快なストライド。エアスピネルに外から馬体を併せる間もなく、一気に突き抜けて栄光のゴールイン。

002 スタンド前ではM・デムーロ騎手が思わずバンザーイ!2着がエアスピネル。武豊騎手が唯一、勝っていないGI朝日杯FS。非常にも今年も夢が叶いませんでした。

3着が京王杯2歳S1番人気のシャドウアプローチ。エアスピネルから4馬身も離されてしまいました。4着ユウチェンジにハナ差で続いた5着が3番人気シュウジ。先行した組では引っ掛かりながら良く頑張りぬきました。

004 4番人気ボールライトニングが11着。楽しみにしていたショウナンライズが直線に入ったときも手応えは良かったのですが、どうしたことか伸びを欠いてしまいました。馬体重が12K増の464K。追い切り後に計測した馬体重が455K。美浦からの輸送で増えたのでしょうか。納得いかない敗退です。

005 008 006 とはいえ、10年前のオークスで1、2着したシーザリオ、エアメサイアの子供たちが、GI朝日杯FSで1、2着。母の血は濃し、まさにそんな印象をうかがわせたドラマチックな結末でした。是非、2頭で来年の凱旋門賞に挑戦して、日本初の凱旋門賞馬として帰国して欲しい気がします。

007

スタートで決まった!ルメールJは当然のクールさ!!

009 「ああ、決まっちゃった!」と、思わず声が出たほどでした。それはスタートですべてが決まったのです。

2歳牝馬の決定戦「阪神ジュベナイルF」は、この日、圧倒的に支持されたのがメジャーエンブレム。前走のアルテミスSは早めにスパートし、ゴール前でデンコウアンジュに差し込まれましたが、内容的には圧倒的にメジャーエンブレム。

このメジャーエンブレムが断然の2.5倍に支持されたのも当然と言えば当然でした。加えて、メジェルダなどの先行馬が外枠にまわり、メジャーエンブレムは最高の2番枠。鞍上のルメール騎手はスタートで気を付ければ、理想的な形に持ち込めるということが、当然わかっていたはずです。

003 そしてキャンディバローズがメジャーエンブレムの直後をキープ。すると外から出負けした2番人気のデンコウアンジュが、引っ掛かり気味に口を割って好位外に浮上。これも発馬が一息だったウインファビラスもデンコウアンジュの直後につけます。それを直前に見て3番人気のブランボヌール。内からクードラパン。中団外にペプチドサプル、その直後に私の期待馬アットザシーサイド。その内側にはクロコスミア、アドマイヤリード。最後方にはペルソナリテ。

004 前半の3ハロンが34秒8、半マイルが46秒9。緩みのない流れです。インの2番手を抜群の手応えで、追い出しを待つメジャーエンブレム。4コーナーをまわると逃げたキリシマオジョウはギブアップ。外へ寄れて逸走。

内から自然と先頭に立ったメジャーエンブレム。これを見て好位のデンコウアンジュが仕掛けます。内にはクードラパン、外から馬体を併せたキャンディバローズ。外に出したウインファビラス。それを追ってペプチドサプル、外にブランボヌール。一番外にはアットザシーサイド。

005 最内から先頭に立ったメジャーエンブレムのルメール騎手が、じわじわと追い出しをかけます。2番手以下が離れます。今年の桜花賞で逃げたレッツゴードンキが、再加速して圧倒したシーンとオーバーラップして見えました。

ラスト200m。追い出すと後続のつけ入るスキがなく、再加速して独壇場の強さ。余裕の2馬身差の圧勝劇でした。

006 2着争いは直線中程で2番手に上がったウインファビラスが、そのまま2着を確保。ブランボヌールに黄色の帽子の2頭が肉薄。ペプチドサプルに一番外のアットザシーサイドが詰め寄りましたが、ブランボヌールがなんとかクビ差粘りこんで3着。

時計が1分34秒5。前日の小雨で日中は晴れたものの、やや水分を含んだ馬場でもあり、この時計はすこぶる優秀です。

007008 ダイワメジャー産駒で、牝馬にしては494Kと恵まれた馬格。まさにクラシックを意識させる恵まれた体。まだまだ成長しそうなインパクトがあります。ルメール騎手もこのままメジャーエンブレムでクラシックに向かうことになりそうです。

私の◎アットザシーサイドはスムーズさを欠いたことがあってあと一息の5着。とはいえ潜在能力はトップクラス。このポテンシャルの高さを信じて追い続けます。

また、出遅れて離れた最後方から6着に直線だけで追い込んで来たペルソナリテ。この馬も成長力した姿が見物です。走法が大好きなタイプ。楽しみです。

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