Archive for 2020年1月31日

さすが役者が違った古馬陣の大将格Bワンピースが圧巻の1勝!!

   春の古馬戦線を占う上で、重要な意味合いを持つ伝統の「アメリカJCC」。稍重馬場の中山で行われました。

話題の主役と言えば、凱旋門賞帰りになるブラストワンピース。一昨年の有馬記念を制した古馬陣の大将格の1頭。顔ぶれからむろん1番人気で3倍。

対するは中山が得意のミッキースワロー(2番人気)。単騎一人旅が期待できるスティッフェリオ、キャリア5戦の逸材ラストドラフトと順で続きました。

ブラストワンピースを筆頭に、ほとんどの有力馬が末脚温存型とあって、ブラストワンピースの川田騎手は、どう乗って来るのか、と言う点が注目されました。

スタートを切ってスティッフェリオが当然のように先頭に立ちます。流れが遅いと感じたルメール騎手のステイフーリッシュが2番手。グローブシアターと続きブラストワンピースが4番手の好位をキープ。それをマークする形でミッキースワロー。その背後にラストドラフト。

前半の5ハロンが62秒4。予想通りスローで展開して行きます。少しレースに動きが出たのは、3コーナーにかかるところ辺りから。中団に待機したマイネルフロストが外から仕掛けて、逃げるスティッフェリオに並びかける勢いで上昇。ブラストワンピースはインの4番手。ミッキースワローも直後でピッタリと付いています。

4コーナー手前で2番手のマイネルフロストの動きが異様(故障を発症)な走りとなり、急激にズルズルと後退。この不利を後続馬がまともに受けました。

。 逃げるスティッフェリオはインサイド寄りの傷んだ馬場コンディションを嫌い、馬場の中央よりに出して来ます。その状況の中でインをピッタリとまわったステイフーリッシュが、コーナーリングで先頭に立ちかけます。それに内から3番手に進出したブラストワンピースが前の馬たちを射程圏。コーナーでマイネルフロストの煽りを受けたミッキースワロー、その外のラストドラフト。内と外に広がりますが、大勢はインサイドの2頭。先頭に立ったステイフーリッシュにブラストワンピースが、ゴール前で並びかけてアッサリ突き抜けました。さすがに貫録勝ち。ステイフーリッシュ(5番人気)がそのまましぶとく2着に粘り込み健闘。

外からミッキースワロー、ラストドラフトが追い上げて来ましたが、4角でのアクシデント、馬場コンディションもあって3、4着がやっとでした。

2分15秒0、ラスト36秒7。やはり馬場コンディションとスローペースで、例年に比べて平凡なタイムとなりましたが、ブラストワンピースはむろん、後続の上位馬も春への手応えを掴んだような印象です。

日経新春杯は素質開花だ見事な圧倒劇!京成杯は悔しい無念の4着!!

18日の勢いを日曜の京都、中山でジャンプとばかり、私はひとりほくそ笑んでいました。土曜日の中山ニューイヤーSで狙いすました◎ジャンダルムが優勝。△シャイニービームで馬連が9120円。京都の羅生門Sが1着同着で◎バティスティーニ〇ラプタス。馬連が3620円。3連単が9万3630円と3万470円の2本。

  その勢いでいざ勝負!京都は伝統のハンデ戦「日経新春杯」、そして中山が3歳同士による注目の「京成杯」。

ともに波乱含みの様相。まず京都の「日経新春杯」は、以前から狙いすましていた◎モズベッロ。まだ3勝の条件馬。前走の3勝クラスのグレイトフルSで4着。これで重賞の「日経新春杯」で、まさかいきなり2番人気とは予想がつきませんでした。

主導権を取ったのがエーティーラッセン。道中も絡まれず前半の5ハロンが61秒6のスロー。これをロードヴァンドールが追いかけて、レッドレオンがマークする形。その外にアフリカンゴールド(3番人気)が虎視眈眈。そのインにモズベッロが手応えよく追走。1番人気のレッドジェニアルはスタートから流れに乗れず、後方で動きに精彩がなく直線勝負に徹します。

勝負どころの4コーナーで前にするすると接近したモズベッロ。レッドレオンを外から捉えると一気に抜け出し2馬身半差の圧勝劇。好位置をキープしたレッドレオンが2着。逃げたエーティーラッセンが、外から迫ったタイセイトレイルがクビ差振り切って3着を確保。

4歳で軌道に乗ったモズベッロ。若葉Sでヴェロックス、ワールドプレミアに続いた内容が今さらながら思い出されます。

一方、明け3歳馬による「京成杯」。皐月賞と同じ舞台、同じ距離。私は2戦目で勝ち上がったビターエンダーに◎。ロードオマージュをちぎり捨てた一戦からも優勝した2000mで連勝に期待。ところがスタートが甘く後方。主導権を取ったロールオブサンダー。そして圧倒的な人気に支えられたスカイグルーヴが、やや掛り気味ながら2、3番手の正攻法。これをマークする形でディアスティマ。

4コーナーで中団のインから外に進路を取ろうとするビターエンダー。ところがスムーズに捌けません。ようやく外に出せたものの今度は内にささり気味。そうこうしている間に直線一気に抜け出したスカイグルーヴ。ゴールへ真一文字でしたが、なんと4コーナーで後方から大外に出したクリスタルブラックがケタ違いの切れ味で、豪快に突き抜けたのです。インサイドよりがボコボコした馬場状態。思い切りよく一番外をチョイスした吉田豊騎手の好判断が光りました。吉田豊騎手も怪我で長期休養から復帰後、久しぶりの重賞制覇でした。

スカイグルーヴが2着で、ディアスティマに外からビターエンダーが迫りましたが、クビ差届かず4着。まともに走れなかった悔しさ、もどかしさが残ります。今回は馬体重がプラス12k。成長を見込んでこの馬だけは少し追いかけて見ます。