Archive for 2020年2月27日

いざ、世界に飛躍!芝・ダートGI制覇した評判の大物!!

   それは、まさに衝撃的な強さでした。この日、今年最初のGI「フェブラリーS」を制したのが、1番人気に推されたモズアスコット。鞍上のルメール騎手の先導よろしく中団待機から、ライバル視していた昨年の優勝馬インティ(2番人気)の直後という絶好のポジション。

直線で苦しみもがくインティを見るや、ゴール前で先頭に立ったタイムフライヤーに、あっという間に並びかけて、サッと抜け出し圧倒的なパンチ力で2馬身半差。横綱相撲でした。

この日はインティが強引に主導権を取りに出ないと言うことを、わかっていたのか内からアルクトス、そしてGIを制したときのように逃げ作戦を考えたワイドファラオ。

この2頭が馬体を併せるようにして先行争い。これで流れが一変。極端に速くなりました。半マイルが46秒4、5ハロン通過58秒7。それは芝のマイル戦並みの息の入り辛い流れになってしまったのです。

この展開で3番手以下が大きく離れます。その先頭が一変したレースを見せるタイムフライヤー。直後にインティ。外にミッキーワイルド。内からブルドッグボス。ヴェンジェンスの外で機を窺うモズアスコット。少し離れて抜群のスタートを決めたケイティブレイブ。また離れてノンコノユメ、その後ろにサンライズノヴァが展開。

直線で激しい争いが続くアルクトスとワイドファラオ。その直後に追いついたタイムフライヤーが、ここで一気に抜け出します。それを待っていたかのようにモズアスコットがグングン肉迫。あっという間に先頭に立ったモズアスコット。あとは余裕のワンサイド走。ゴール前で中からワンダーリーデルが急接近。その外から強襲したケイティブレイブ。大外からサンライズノヴァも肉迫。タイムフライヤー、ワンダーリーデルも頑張っていましたが、末脚はケイティブレイブとサンライズノヴァが目立ち2、3着。

ちなみにインティは14着に凡走。本来の相撲が取れないと、先行馬の危うさがモロに出た印象です。

勝ちタイムの1分35秒2、ラスト35秒4で決めたモズアスコット。一昨年の安田記念を制した実力馬。このあとの進路が気がかりですが、一応、オーストラリアに向かうと言うことが聞えて来ました。 期待のフランケルの後継馬として、まだまだ活躍が期待されるモズアスコット。今年は目を離せません。

 

混戦に断!切れ味勝負で牝馬2頭の決着!!

  古馬GI春戦線において重要な分岐点になる伝統の「京都記念」。ところが今年は例年よりも少ない9頭立て。 それも実績が圧倒的に上位のクロノジェネシス(1番人気)とカレンブーケドール(2番人気)の4歳牝馬同士の対決の様相。 私は雨の京都、道悪馬場を頼りにアメリカズカップ(7番人気)を指名。そのアメリカズカップが主導権にこだわると、2番手のステイフーリッシュ(3番人気)以下を離して行きます。3コーナーでは1000m通過が61秒1。10馬身くらいの大逃げ。3番手の外々をクロノジェネシス。ライバルのカレンブーケドールは後方に待機。 4コーナーで先頭に立っていたアメリカズカップが内から4分どころを選択。早めに2番手のステイフーリッシュの外からクロノジェネシスが並びかけて来ました。カレンブーケドールは2馬身くらいあと。 一気に先頭に立つクロノジェネシス。内にステイフーリッシュとアメリカズカップ。そして待機したノーブルマーズとカレンブーケドールが追って来ました。クロノジェネシスはそのまま2馬身半差の横綱相撲。一番外のカレンブーケドールが2着。ステイフーリッシュが粘って3着。 1、2、3番人気の決着。エリザベス女王杯以来の実戦で圧倒したクロノジェネシス。春のGI戦線に力強い一歩となりました。