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Archive for 競馬

キリシマの見事なペース配分に北村宏騎手が最高の笑顔!(^^♪

 それは最高の笑顔でした。関屋記念の表彰式から引き上Img_0626_250げてきたばかりの北村宏騎手 に「会心のレースだったんじゃない?」と水を向けると、履いていたブーツを洗いながら「はい、ありがとうございます」とにっこり。
 この日の新潟の重賞「関屋記念」。1番人気はここ一連の安定した内容からマイル巧者のスピリタス。外回りの芝1,600mで持ち前の豪脚がフル回転するに違いない、という見方が大勢を占めていました。
 私も新潟の外回りのマイル戦は、過去一連のデータから差し追い込み馬が断然優勢だったことから考察して、私もスピリタスと同じような脚質のムラマサノヨートーの末脚に賭けたのです。昨秋の東京、紅葉Sで見事なゴール前の一気差し。時計がImg_0619_250 前週の重賞・富士Sよりも優秀だったことも後押しの材料で、大いに注目していたのですが・・。
 ただ、気がかりだったのが流れで、私の描いた展開は、逃げるのがレッツゴーキリシマ。本当は主導権を取りたいフサイチアウステルが仕方なく2番手。3番手に積極策で米子Sを快勝したタマモナイスプレイと、その後にしぶとさが真骨頂のマッハヴェロシティ。やや平均よりも速い流れだろうと考えました。
 ところが、半年ぶりの実戦になるレットゴーキリシマは主導権をとっても、長く休んでいたのでスローには落とせないはず、という見方は間違いでした。フサイチアウステルが最初から諦めたようなレースで、メリハリに欠けるレース。2番手にタマモナイスプレイ、その直後にマイネルクラリティでImg_0620_250 坦々とした流れ。
 前半の半マイルが48秒2で1,000m通過が59秒7。いかに新潟の外回りとはいえ絶好の馬場コンディションで、重賞のマイル戦としてはスロー、超スローペースといっても過言ではない遅い展開。結局このスローに持ち込んだ北村宏・レッゴーキリシマ。大外から鋭く迫ってきたセイクリッドバレー、その外のリザーブカードを振り切ってゴールイン。スピリタスがスローと人気を意識して早めの位置取りでしたが、外からセイクリッドなどの追い込み馬に差し込まれて6着。それでも勝ち馬と0秒2差。
 一方、ムラマサノヨートーも4角が14番手のポジション。さすがに外に出しては間に合わないと感じたImg_0623_250 のか田中勝騎手が、イン狙いで追い込んできましたが7着同着。ラスト3ハロンを32秒4の豪脚を駆使しても及びませんでした。無念です。
 また、このレースで僅差4着だったテイエムアタック。13番人気でしたがラスト32秒0の凄い脚で0秒2差。大収穫の内容です。もっとも、春の新潟・谷川Sでもメンバー最速の33秒4の末脚を披露。続く京王杯SCでもラスト32秒8の最速タイムを計時。6歳牡馬ですが本格化を見せています。ベストのマイル戦では要注目です。

 「いやあ、アベコーさん、今年の夏の新潟は散々だったんですよ。勝てそうなレースを取りこぼしたり・・。なんかチグハグでしたね。やっとですかね」と北村宏騎手。
先週は土曜2勝。そのひとつがダリア賞のエーシンブラウン。私も◎で単勝を買って応援Img_0622_250 していたのです。
 「いい感じの馬ですね。前にも行けるし、ゴーサインを出すと、素早く反応してくれますね。クセのない利口な馬ですよ。確かに完成されている部分はありそうですが、楽しみな馬です。えっ!新潟2歳Sですか、まだ色々調整しなくてはならないので、どうなるかは未定ですね」と北村宏騎手。
 暑い夏がピッタリの北村宏騎手。新潟の後半戦が今週から始まりますが、関屋記念の優勝で大攻勢となるのか、笑顔が似合う注目したい一人です。

記録的な猛暑ですね~。暑中お見舞い申し上げます。競馬場でも夏祭り♪いいですよね~

 日本全国で記録的な暑さが続いています。真夏ですから当然と言えば当然ですが、連日の38℃とか39℃という気温には、さすがに目の前がかすんで見えるような気がします。本当に暑中お見舞い申し上げます。
私の暑さ対策は、できるだけ旬の夏野菜、果物類を食するようにしています。ところが、この暑さで野菜が高騰しているとか。レタス1個が東京都内で300円近くすると聞いて、目を丸くさせられています。大雨がダメで寒さもダメ。消費者の主婦の方も大変ですが、農家の方も本当に大変だと思います。
いずれにしても、自然が相手ですから、我々人間は二酸化炭素を出来るだけ出さないように、温暖化防止に協力すべきでしょう。寒冷地であるモスクワが、気温40℃を記録したそうです。そのため自然に森林火災がいたるところで発生。地下の泥炭層に発火しているそうで、多くの森林が焼き尽くされているとか。モスクワの市内は連日、煙で覆われていると聞き、地球という星は、病にかかっているのではないか・・なんて考えてしまいます。早急な手当てが必要なんだと思います。手遅れになる前に・・・。

Img_0124_250 夏といえば、やはり日本人には、あの「夏祭り」の賑わいが嬉しいものです。威勢のいい神輿もいいのですが、風鈴、浴衣、ちょうちん、金魚すくい、日本の夏独特の雰囲気が大好きです。季節毎の情緒、風情が日本の夏を強く感じさせます。
8月は各地方で夏祭りが行われます。なかでも、8月7日まで行われている東北三大祭りの青森のねぶた祭り、秋田竿灯祭りも8月7日まで。そして東北最大の賑わいを見せる仙台の七夕まつり。七夕まつりが大好きで幾度となく見物に出掛けました。
そういえば、今週末は新潟で新潟祭り。日本一長い信濃川。万代橋の上、川堤から見る新潟花火は、迫力満点。万代橋の傍に立つホテルオークラは、1年先から予約しないと確保できないらしいのですが、新潟競馬に行った際は、是非、お出かけ下さい。
今週の新潟、8月7日・土曜日は、新潟市内のホテルはどこも満杯。イベントも重なりしかも、翌日が関屋記念。年々閑散としてきつつある市内の古町は、久しぶりに賑わいが見られるでしょうか。
Img_0125_250小倉競馬場のある小倉には7月に小倉祇園祭がありました。太鼓や笛を持った群が、店 まで入ってきて演奏したり、お酒を一気飲みしたり、九州男児ならではの勇ましさ、熱さが感じられる祭りです。少し無理しても許される、おおらかさがこの地の風土に根付いているようです。
開催中ではない各競馬場も、夏祭りを企画して、地元の人たちの振興に寄与すればいいと思うのですが、いろいろ問題があるのかも知れません。
暑い夏は是非、各地の祭りに出掛けましょう。そして、日本ならではの夏の風情を感じ取って下さい。素敵な発見、出会いがあるかも知れません。