fbpx

Archive for 競馬

確信のマイネルスターリー優勝!2着ジャミールを読みきったが2・1番人気とは・・!?

 今年も函館記念は、ハンデ戦とあって人気が一転二転する混戦レース。それでも2走前のGⅡ阪神大賞典で2着の実績を持つジャミールが、前走の天皇賞3番人気からもかなりの支持を集めそうだ、と考えていたら予想通り1番人気。とはいえ最終的に単勝5・2倍。他の馬に比べて有利な56Kだったことから、4倍は切るかも知れないとも思っていたくらいでしたが、これはこれは意外な信用性のなさ。
 ところが、1番人気のジャミールのオッズが予想外に高いことから、例えば5番人気のドリームサンデーは8・5倍。300円くらいの差だったのです。
Img_0610_180  私は本命がマイネルスターリー。先行して「週刊大衆」や「馬ステーション」でも、◎にこの馬を自信の本命に取り上げて、ここに照準とばかり手ぐすねを引いて待っていたほどの馬でした。それにしても、前3走が中京記念8着、福島民放杯4着、新潟大賞典4着から、まさか2番人気に支持されるとは、考えていた以上の人気にビックリ。
 ところが、馬連が1番人気のジャミールで1,540円。馬単が3,190円のオッズ。従って、3連単は1番人気でも万馬券。そんな割れた人気の函館記念だったのです。
 私の本命馬マイネルスターリーは、昨年の夏の札幌で2連勝し、東京のアイルランドTにつなげ3連勝。札幌で7戦5勝。明らかに夏馬であり、洋芝向きのタイプ。ということは函館も大歓迎のはず。5月の新潟大賞典から2ヵ月半。巴賞をパスし、函館記念を1本に乗り込んで来たことも好感。昨年、札幌のポプラSで破った馬がアクシオン。後の鳴尾記念、中山金杯を連勝した実力馬。まず、ここは負けられないと思いました。
 ところが、レースでは信じられないことが起きました。出ムチ一発、テイエムプリュキアが一気に飛び出し、グングン加速していきます。離れた2番手にドリームサンデー。前半3ハロンが34秒5で、4ハロン46秒0、5ハロン通過が57秒8。もの凄いペースで引っ張るテイエムプリュキア。ちなみに、前哨戦の巴賞が半マイル51秒1、5ハロンが64秒1の超スロー。まさに一転した流れで、巴賞の勝ち馬メイショウクオリアも追走に四苦八苦。
 そんな中で、中団の前を追走し、3角で好位置に進出したマイネルスターリー。4角で先頭に立ったドリームサンデーの2番手に上がると、容赦なくそれを捉まえて直線先頭。一気に突き放しに独走状態。3馬身半差の圧勝劇。ジャミールが狭いところから追い込んできて2着に上がりましたが、粘るドリームサンデーを捉えるのがやっとで首差。マイネルスターリーの強さだけが際立った一戦でした。
 過去10年で2分を切ったのは7年前のエアエミネムの1分59秒9、1頭だけ。今年は1分58秒5の超高速決着。勝ち馬は札幌記念に向うものと思われますが、定量戦で強力馬を相手に、どんなレースを見せるのか楽しみです。
 それにしても、馬単3,190円、3連複4,080円、3連単2万350円は、ハンデ戦ならではの美味しさがありました。

右に出る人はなし!競馬中継でボリューム全開・大声、絶叫型のアナウンサー!!(^o^)/

 競馬中継をライヴで聴いたり、観ていたりして、何といっても実際に走っているレースの臨場感を伝えてくれるのが、それぞれのアナウンサー。
 彼らの実況放送ひとつで、レースが一味も二味も違ってくるであろうことは当然です。競馬ファンにドキドキ感や、ゴール前のデッドヒートの激しさを伝え、ゴールでは正確に到達順を伝える大きな役割を担っているのです。
 各局のアナウンサーには、それぞれにおいて個性というものがありますが、一応、正確第一、坦々と語るアナウンサー、直線に入り熱く語るアナウンサー、いわゆるドラマ化して話すアナウンサー。更に、失神してしまうのではないかとも思われる絶叫型のアナウンサーなどがいます。
 Img_0541_250
 「マサイチ、でっかいよー」と、実況ブースから戻る彼に向って、開口一番、他社のアナウンサー仲間が、つい口をついて出るくらいのアナウンサーがいます。
 文化放送の高橋将市アナウンサーです。この方の実況は大声の絶叫型。その声の大きさは、隣りのTBSのブースを越えて、ニッポン放送、ラジオ日本のブースまで聞こえて、放送に入ってしまったとか。日本で一番の実況大声アナウンサーだと確信しています。
 私は彼の歯切れのいい実況が大好きで、どんなにボリューム全開で実況していても、声が裏返ったりせず、きちんとテンポを踏んでいて、最後のゴーImg_0540_250ルに入った瞬間に、少し臭いもののドラマチックなセリフの雄たけびを上げる!この彼、高橋アナウンサー独特の世界。いやあ、実に聴き応えのあるアナウンサーです。久しく彼の声から離れていると、妙に懐かしく、聴きたくなってしまう名物アナウンサーなのです。
 また、番組で彼を補佐するアシスタントの多和田弓子(フリーのアナウンサー)さんも、 彼に触発されたわけでもないのですが「おめでとうございまーす!」という声が、ここへきてグーンとボリュームアップ。

Img_0543_250 そして、この多和田さん馬券がはずれると「ああ、今夜のオカズが一品、いや二品減るわ」と、テーブルに向ってでぶつぶつ。そして“最終レースの女、多和田見参”とばかり12レースに向う大変明るい、誰からも慕われる女性です。
文化放送と同じメーンのレースを実況しているTBSラジオにも一人、大の競馬フリーク的名物アナウンサーがいます。以前も何度かこのブログに登場してもらっていますが、歩く競馬四季報ことTBSの宮沢隆アナウンサー。私、個人的にも付き合いが古く、ひと昔、ふた昔の競馬の話題になると、私と時間を忘れて熱弁をふるいます。
この宮沢アナウンサーの実況も一風変わっていImg_0547_250 ます。人気馬の状況、人気の馬がどこでどんな風に走っている、といった具合にリスナーに伝え、そして、何といってもゴール前のデッドヒートから、ゴールに入った瞬間が聴きどころ。左手をあの力道山の空手チョップよりも早く、まな板の上でキャベツの千切りしている早切り名人のように左手を激しく上下に切り込んだか、と思うと、ゴールに入った瞬間は、今度は右手を高く上げて、先ほどの空手チョップ状態で、フィニッシュはグイと右手が天を衝き、その興奮ぶりを伝えようと懸命です。
いずれも、競馬実況のプロフェショナル。私にはそばで彼らの名実況に耳を立てながら、好きな競馬を観戦できる幸せ。至極のひと時なのです。