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Archive for 2021年4月30日

嗚呼、残念無念のオークス行きのチケット!!

凄いスケールを感じていた3歳牝馬メイサウザンアワー。桜花賞は間に合わなかったもののスタミナを生かせるオークス向きとみていました。厩舎サイドもオークスがベストと考えたようで、11月の赤松賞のあと「フローラS」一本に渾身の仕上げ。2着に入ればオークス本番に行ける。厩舎サイドも相当自信があったはずです。とにもかくにも1勝馬なので全力投球でぶつかって来るはずだ!私はそう考えて◎に推奨。

  とは言え勝負事は下駄を履くまでわからないと、よく言われることですが、今回の「フローラS」を振り返って、つくづく思うのでありました。

  メイサウザンアワーは6番人気。スタートの上手な馬で好ポジションを取れるだろう。開幕週で東京芝2000mの7番枠。上々の枠順です。休養明けで馬体重が14k増。おそらくほとんどが成長分だろうと、私はそう受け取りました。

  大外から主導権を取ったアンフィニドール。先頭に立つと後続をグングンと引き離しにかかります。2番手グループの筆頭にララサンスフル。スライリー、その内にメイサウザンアワー。外からじんわりとルメール騎手のクールキャット(5番人気)が進出。

この日、1番人気のオヌールは中団。その背後にユーバーレーベン(2番人気)がピッタリとマーク。3番人気のパープルレディーは後方です。

前半の5ハロンが60秒2。開幕週でスローに近いペース。離れた2番手以下は超スローの展開。従ってラスト3ハロンは33秒8の高速決着。

直線インをピッタリにアンフィニドール。2番手がララサンスフル。その外からスライリー。その動きを見て動き始めたクールキャット。

これらの内で仕掛けどころを探っていたメイサウザンアワー。直線中程で前のアンフィニドールとララサンスフルの僅かな間隙を突いて、こじ開けるように割って前に出ようとするときに接触。そのときでした。外からスライリーとクールキャットが並ぶように出て来ました。

高速決着の中で抜け出すクールキャット。頑張るスライリー。ようやく態勢を整えて追撃に入るメイサウザンアワー。一方で中団から外を鋭く伸びて来たユーバーレーベンが強襲。一気に3番手に上がって来ました。それでもギアチェンジしたメイサウザンアワーが盛り返します。

ゴールはクールキャットを先頭に2着以下が写真判定。結果はハナ・クビ差でスライリー、ユーバーレーベン、メイサウザンアワーの順。

メイサウザンアワーの石橋脩騎手は「直線で前を塞がれたのが痛かったです。勝負を賭けていたので残念です」とポツリ。肩を落としていました。私もこの馬でオークスを狙っていたので実に悔しいです。

一方、1番人気で小柄なオヌールは馬体減(8k減)が響いたか8着。パープルレディーは6着。逃げたアンフィニドール(4番人気)は13着。

衝撃の3馬身差!今年も無敗馬の優勝で第二のコントレイルの出現か!!

  「サイコーです!」と、開口一番マイクに向かい発声した若き獅子、エフフォーリアの横山武史騎手。それは、それは圧巻の3馬身差でした。

続けコントレイル!とばかり3歳の精鋭16頭が出走した「皐月賞」。3冠がかかる一戦で、話題を集めたのがGIホープフルSの優勝馬ダノンザキッド。対する3戦3勝の共同通信杯を圧倒したエフフォーリア。この2頭が他を離して1、2番人気。

降雨の影響でコンディションは稍重馬場。泥が跳ねあがる馬場状態。その中で予想通りワールドリバイバルが飛び出し、タイトルホルダーが2番手をキープ。その内側に青帽の4枠2頭、内側にエフフォーリア、外にダノンザキッドが併走する形。間もなく外からアサマノイタズラ、レッドベルオーブが並んで来て、その内側のダノンザキッドにプレッシャーをかけます。

中団にはアドマイヤハダル、ラーゴム、グラティアス等が一団で追走。そして後方にはステラヴェローチェ、ヴィクティファルス。さらにヨーホーレイクにディープモンスター。

前半の5ハロンが60秒3、この馬場コンディションを踏まえれば平均ペース。馬場状態から早めに動く展開。一団でダンゴのような状態。

3コーナーで2番手のタイトルホルダーが、たまらず先頭に立ちます。2番手はレッドベルオーブ。その直後の内にエフフォーリア。その時でした。どうしたのかダノンザキッドの川田騎手の手が早くも動きます。

  直線はタイトルホルダーを先頭に、背後からエフフォーリアが接近。ここでダノンザキッドは急激に脚色がダウン。外にいたレッドベルオーブも遅れ始めます。その後から外に出したアドマイヤハダル。内を狙ったステラヴェローチェ。この2頭、私の〇と◎が接近。

直線中程あたりで一気に仕掛けて先頭に躍り出たエフフォーリア。後続との差を一気に広げにかかります。2番手を死守するかタイトルホルダー。その内からステラヴェローチェが急追。外は大きなストライドでアドマイヤハダル。先頭に立ったエフフォーリアは益々快調。鞍上の横山武史騎手は全身で渾身のパフォーマンス。3馬身差、それはまさに独演会となりました。

2着争いが熾烈。懸命に粘るタイトルホルダー(2着)に内から迫るステラヴェローチェ(3着)。外からアドマイヤハダル(4着)。クビ・クビ・クビ差の大接戦でした。

ガッツポーズを幾度となく繰り返すエフフォーリアの横山武史騎手。喜びを全身で表す若き獅子。皐月賞は父の横山典騎手のセイウンスカイに続く親子制覇。

昨年のコントレイルに続く無敗馬の皐月賞優勝。いよいよ次は競馬の祭典、日本ダービー。横山武史騎手の胸は高鳴ります。

一方で、1番人気のダノンザキッドはブービー15着と惨敗。果たしてダービーで雪辱できるのか、動向が注目されます。