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Archive for 競馬

宝塚記念を振り返ってある馬の底辺が見えたような・・

 単勝1・6倍と圧倒的な人気に支えられたディープスカイが敗れました。それも3着。3歳でありながら昨年秋の天皇賞で、レコード勝ちしたウオッカ、ダイワスカーレットと同タイムの3着。更にジャパンCが2着。年齢を重ねた今年は古馬頂点の馬として、どれだけ活躍するのか楽しみにしているファンも多かったはず。
 ところが、大阪杯で2着。安田記念が2着。そして宝塚記念が3着。腰の低い関西の商人のような馬に変身したような印象さえあります。とくに安田記念は直線で前が開かず苦しんでいたウオッカに完敗。ウオッカがまともに走っていたら突き放されていたかも知れません。
 そんな中で迎えた宝塚記念。私の予想は◎サクラメガワンダー、○ドリームジャーニー▲ディープスカイ。本命のサクラメガワンダーは金鯱賞が横綱相撲。宝塚記念を最大の目標にしてきた馬で、坂路調教でも迫力の動き。○のドリームジャーニーもダラダラと流れる春の天皇賞よりも、2,200mの宝塚記念向き。並んだらディープスカイよりも上と判断していたので妥当な予想だったと思います。
 それにしても、ディープスカイは4着のカンパニーと半馬身差。カンパニーは先行勢が崩れた中で、3番手をしぶとく粘りこんだもの。しかも、距離に不安を抱えた8歳馬。本来ならばディープスカイが突き放さなくてはいけない相手。この半馬身差にディープスカイの底辺を見た気がしました。
 そもそも、ディープスカイは10月の京都でデビュー。初勝利が年明け1月下旬の京都で6戦目でした。そしてダービー優勝時がデビューから11戦目。異例のキャリアの多さで頂点まで昇りつめました。このキャリアの豊富さが、3歳秋の古馬に混じって好走できた要因ではないかと思います。
 3歳秋にして頂点を極めたディープスカイだったとしたら、大阪杯、安田記念の2着。宝塚記念の3着も納得がいくような気がします。今秋には渡仏して凱旋門賞へというプランだとか。相手は長距離を専門に走ってきたスタミナ豊富な馬ばかり。菊花賞、有馬記念に春の天皇賞を回避したディープスカイ。起死回生の一撃を日本の競馬ファンに与えてくれるでしょうか。
 一方、宝塚記念で直線は前が壁になり、ほとんど追えずに終わったアルナスライン。運がないのか、騎手の位置取りのミスか、ディープスカイと1馬身差はあまりにも勿体なかった内容です。

6月21日、今年もまた年齢を重ねて思うこと・・

 6月21日、今年も年齢を無事に重ねることができました。さすがに医者要らずの頑強な私でも年齢を重ねると、いろいろと身体的トラブルが起きてくるのは仕方がないことだと思いますが、昨年末からの腰と足の痛み
で、関係者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。仕事場で、競馬場で、イベントで、そしてラジオやテレビで支えて頂いた多くのスタッフの方々、出演者の皆さん、友人、そしてご支援して頂いているファンの皆様、心から感謝を申し上げます。
 先日、私の卒業した調布市立調布中学校の同窓会が、調布駅前のホールでありました。同期の仲間に会うのは8年ぶりのこと。さすがに、8年前に比べると出席者は少なくなったものの、それでも180人近い同期が集合。同学年が600人くらい在籍したマンモス中学。懐かしい顔がそこら中にあったのですが、中には先生か生徒か判別が困難な同期もいて戸惑うことしきり。
 そして、不幸にして事故や病気で、命を落としたり、行方が誰一人も知らない不明者も数多くいて、胸が痛い思いをさせられました。なにはともあれ、命あってのこと。人生、生きているだけで“めっけもの”なのです。
0906261  私は壇上に上げられて、競馬の醍醐味と、予想をひとくさり。「競馬を知らないで、実際に観たこともない、馬券も買ったことがないで、一生を終えるなんて絶対に損。東京競馬場が近いんだから、1度くらいは競馬場のライヴにいきましょう」と、東京競馬場のピーアール。
「絶対当たる馬券を阿部クンが教えてくれるのなら行くー!」という、グサリとくる合いの手も女子? から入り、思わず苦笑い。
 中学の同窓会は、これまで何回か回を重ねてきましたが、これほど熱心に会を催している学年も大変珍しいとか。中心になって動いているそれぞれの担当者の方のご苦労が忍ばれます。そういえば、中学3年時の卒業式の後、クラス会の担当者に選ばれたのは、私だったような気がするので、何か申し訳ない気持ちです。
 この日の同期会で、隣りにいた女子とよく話しているうちにこんな衝撃的な発言。「私ね、阿部クンと同じ小学校だったのよ。覚えている?!」
 「えー!! 小学校って、僕は杉並区立高井戸第3小学校卒業だよ」
 「そう、そうなの。私、調布から電車で通っていたもの。ただ、中学に入ってから顔を合わせてもスーと行っちゃうし、なんか無視されているようで、ああ、私のことが嫌いなんだ・・と思ったわけ」
 「そうなんだ。まったく気がつかなかった。それはそれは本当にゴメンなさい」
 「ううん、いいの。3年0906262間クラスも違っていたから・・」
 と、年輪を重ねて、初めて言える、あるいは知る事実もあったり、本当にいい仲間たちです。星の数ほど語り明かした現在の親友たちも中学来の同期。
 人生という年輪を同じ時期に、喜びも苦しみも共に重ねてきた仲間たちだからこそ通じあえる何かを改めて痛感。昭和という時代に時間を共有した素敵な同期でした。