fbpx

Archive for 競馬

手前味噌ながら2009・東西金杯を制し ◎最高のスタート。気分は上々夢心地(^^♪

 一年の計は元旦にあり。競馬ならさしずめ東西の金杯でしょうか。そう言うことであれば、いやあー、最高のスタートを切れました。
 まず、1月4日に例年よりも早く行われた「中山金杯」。私の予想は◎アドマイヤフジで○キングストレイル▲オペラブラーボ△ネヴァブション△ヤマニンキングリーの順。
昨年の中山金杯で優勝したアドマイヤフジ。金杯のあと京都記念でアドマイヤオーラの2着。要するに寒季に強く、2,000m前後がベストの距離。好位置で折り合える器用さも内回りの中山向き。休養明けの毎日王冠でウオッカに続く3着し、自己ベストタイム。能力の衰えはない。天皇賞も自己ベストタイムで走り、異例のチョイスをしたジャパンCダートは、選択ミスで持ち味を生かせず。今回の中山金杯はトップクラスが不在。枠順も1番枠。最高のお膳立て。ゆえに58Kでも見逃すわけにはいきませんでした。
 レースはミヤビランベリの一人旅。シャドウゲイトが控えたことにより、前半5ハロンが59秒7の平均ペースでも、気分のいい逃げが打てたのです。アドマイヤフジはスタートから主導権を取るくらいの積極策で2番手。川田騎手が中山内回りを制するお手本のような騎乗。1番枠という枠順をフルに生かすことを考えた乗り方でした。
 好位置で展開したキングストレイルは、直線に入り、さあこれからというときに、やや窮屈になる場面も。とはいえ伸びを欠いて7着。14K増の馬体が影響していたのかも知れません。1番人気のオペラブラーボは好位置のインサイド。いつもより積極的なレース運びを見せていましたが、直線は伸び切れず6着。真夏の新潟で大活躍した馬で、寒季は苦手な様子です。
 目下2連勝と勢いに乗るヤマニンキングリーが中団を追走、ゴール前でアドマイヤフジにグイグイ迫ってきました。一昨年の朝日杯FSで7着と敗退した中山の急坂。充実度で不安を払拭する2着。今年の有望株です。
 3着に逃げたミヤビランベリが逃げ残り、3連単は23万余円の馬券。さすがに3連単は手に出来ませんでしたが、必ず買う金杯の◎の単勝と、馬単をゲット。4番人気→2番人気で馬単6,500円もついたのにはビックリ。さすがプレミアムレースです。

☆京都金杯は◎○でバッチリ決めた!
前記したアドマイヤフジもそうでしたが、寒季に重賞で実績を残している馬は、真冬の
競馬は強い、という私の競馬哲学に基づいて「京都金杯」で◎に抜擢したのがタマモサポート。昨年2月2日の「東京新聞杯」で首・鼻差の3着。このときあのカンパニーに先着。マイル1分32秒8の自己ベストで走っているのです。このタマモサポートが前走のOPキャピタルSで好位置から直線楽々と抜け出し後続に2馬身半差の圧倒劇。時計が余裕の1分33秒0。これは確実に良化していると判断。逃げるのはコンゴウリキシオー1頭。その直後で楽に展開できる有利さもいい、と肉付けしていくと、タマモサポートで強気にGO!気分。
 実績上位のアドマイヤオーラは半年ぶりの実戦だし、切れる馬ではマルカシェンク、アドマイヤスバル、ファリダットだろうと見て、◎タマモサポート、○マルカシェンク▲アドマイヤスバル△ファリダットの順の予想。
 シンボリグランがコンゴウリキシオーに絡んでいったのには驚きましたが、離れた3番手を、余裕綽々で進めたタマモサポートが、早目に直線で抜け出すと、まさしく2馬身差のワンサイド内容。1分32秒9も自己ベストに近い時計。思い描いた通りの内容でした。インからマルカシェンクが鋭く差し込み2着。大外からファリダットが一気に3着。これも予想したこと。手前味噌ながら私にとっては、まさにしてやったりです。
 単勝1,380円、馬単1万130円。3連単4万3,690円也。プレミアム気分とはこのことだったのでしょうか。
 ただし、残念だったのは、東西の金杯が行われた4日、5日の両日は、掲載している内外タイムスの休刊日。私の予想を楽しみにして頂いているファンの方には、大変ご迷惑をお掛けいたしました。
 中山金杯は、土曜日のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」の競馬コーナーで解説と予想を発表。それにPCの「穴党ONLINE」、そしてそして、自ら私がひとつひとつ解説と、買い目を載せている携帯サイト「アベコーの競馬大予想」をご覧下さい。

異次元の強さと弱体メンバーだったグランプリで、オッシーイ! 100ン十万馬券!!

 今年の締めくくりの有馬記念は、断然の人気に支持されたダイワスカーレットが優勝。当然といえば当然。資質はウオッカと肩を並べる女傑中の女傑。天皇賞・秋で休養明けながら休養明けを叩いたウオッカと、2センチの歴史的鼻差。ジャパンCを早々にパス。有馬記念を一本に仕上げられてきました。以前の松田国調教師であれば、ジャパンCに出走していたかも知れません。
 このスカーレットの凄いところは、やや早目のペースに持ち込んでも、驚異の二枚腰で押し切ってしまう超A級馬として、不可欠な要素を兼ね備えていることです。今回の有馬記念でも、やや時計を要する馬場ながら、5ハロンを59台の緩みないペース。この馬の真骨頂を見せたのが、ラスト6ハロンです。11秒5-11秒9-12秒0-11秒7で、これでは追走した先行馬もギブアップ。さすがに、ラスト1ハロンは12秒7を要し、最後方にポツンといたアドマイヤモナークに肉薄されましたが、内容的には文句なしに完勝劇。37年ぶりの牝馬の優勝。ウオッカが64年ぶりに牝馬によるダービー制覇。さすがにこの世代の牝馬は強力です。
 ただし、今回は天皇賞馬、ウオッカがパスし、3歳世代のトップに君臨するディープスカイが早々に回避。今年の菊花賞馬オウケンブルースリも辞退。ジャパンCで人気を集めたイキのいいトップクラスが不在。役者不足は否めませんでした。下り坂で寒季は走らないメイショウサムソンは見せ場を作るのに四苦八苦。驚いたのはマツリダゴッホ。昨年の有馬記念馬で、今年はジャパンCで善戦していざ本番。先行するとみていたら、後方3番手の外を追走。余りにも消極的。内に入れたくていたら、あの位置になってしまった、と悔しがる蛯名騎手。それでも、2番人気、当面の敵であるダイワスカーレットをピッタリとマークするくらいの意気込みを見せるべきだったのではないでしょうか。それで負けてもファンは納得するはずです。単勝4・4倍の支持をしたファンが泣きます。12着の大敗でした。
 私の本命はドリームジャーニーでした。右回りが圧倒的に上手く、フルに持ち味が生かせる舞台が右回りコース。中山でGI勝ち。独特のピッチ走法で直線の長い東京はよくないのです。しかも、内にモタれて追いづらそうだった天皇賞・秋。だから結果は納得だったし、当時、明らかに不利な東京2000mの大外枠も、大きなマイナス要因。それでも勝ち馬と1秒と負けていないのです。それから有馬記念一本。ワクワクの◎でした。
081231_2  結果は直線で馬込みの中から伸びかけようとしたときに、外からから一緒に伸びたエアシェイディに接触されるような不利。小さい馬でかなり痛手はあったはずですが、それでも負けまいと、態勢を立て直して3着争い。鼻差で4着・・。
 私は○のダイワスカーレットと3連複の2頭軸流しで8点。2着アドマイヤモナークも入れていて、3着であれば1点1000円が、100ン十万の配当!ああ、鼻差はあまりにも大きいです。
 中山競馬場を後にするとき、ツリーに飾った煌めくイルミネーションが、やけに眩しかったことを覚えています。