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これは強い!次元が違った大器がレコードで5V!!
今年の「金鯱賞」に衝撃を受けました。持ち合わせているエンジンが、他の馬とは一段スケールが違うのではないか!それもアッサリとGIを勝つくらいのポテンシャル。おそらく歴史にその名を残す馬になるに違いない、そう私は感じました。
春のGI戦線の登竜門「金鯱賞」。圧倒的な強さで横綱相撲を演じたのがジャックドール(1番人気)。
3番枠から好スタートを切ると、その圧倒的な威圧感に恐れをなしたのかショウナンバルディ、シフルマン、ギベオンの先行勢が「どうぞどうぞ」とばかりに、消極的な姿勢。
これで余計に楽になったジャックドール。一人旅のスローペース。前半5ハロン通過が59秒3。ところが、ここからジャックドールはギアチェンジ。ハロン11秒台にペースを引き上げます。これに追走の後続は必死に追走。ゴールまで残り200mを残して、1分44秒9(1800m通過)を計時。このときのラストが33秒9。ゴール寸前は流し気味でしたが、なんと走破タイムが1分57秒2。衝撃のレコード勝ち!ビッシリと追っていたら1分56秒台の決着だった可能性が大。
これで5連勝。連続芝2000mで破竹の5連勝。おそらく向かうは同じ距離のGI「大阪杯」。そして「宝塚記念」、「天皇賞・秋」へと快進撃は続くのでしょうか。楽しみなモーリス産駒です。
「大阪杯」と言えば、楽勝した昨年の覇者レイパパレ。そのレイパパレも手一杯の2着。アカイイトが3着。ポタジェは外から良く伸びたのですが4着。サンレイポケットは伸びを欠き7着。ジャックドールの次元の違う強さだけが際立っていました。
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弥生の空で皐月賞へ向けて好発進の逸材!!
皐月賞と同じ中山の舞台で、同じ距離を走る「弥生賞ディープインパクト記念」。皐月賞に直結する重要な一戦。
3戦3勝とクラシック最有力候補ドウデュース。皐月賞に向かって足慣らしと言う意味からか参戦して来ました。
当然ながら2.2倍の一本人気。私はドウデュースが人気の中心ならば、10月の東京、アイビーSで1馬身余りの3着に頑張ったアスクビクターモアで勝負になると推察。しかも、当時は2番手のインで引っかかり気味。外からドウデュースにプレッシャー。内容的には互角と見ました。
なにより今回の弥生賞は中山内回りの2000m。実際、中山で2戦2勝の実績。顔ぶれから間違いなくスロー。前で対応できる器用さをプラスと判断。「アスクビクターモアで行ける!勝てる!」と見て自信の◎。
メイショウゲキリンが4番手で控えると、難なく先頭に立ったリューベック。淡々としたスローペースに落とします。この流れにアスクビクターモアは2番手の正攻法。これをマークする形でドウデュース。そのインにボーンディスウェイ。
早めに前に出て来た中団のインにマテンロウレオの横山典騎手が背中を丸めるようにして、かかり気味のマテンロウレオを懸命に抑えます。そして、2番人気のインダストリアが後方で外に逃げ気味。その内にジャスティンロック。
前半の5ハロンが61秒1。この遅い流れに3コーナー手前で動いたのが後方にいたロジハービン。一気に外からまくり気味に2番手のアスクビクターモアに接近。ところがアスクビクターモアを強引に捉えるまでにはいかず見せ場はここまで。
4コーナーをまわり直線入り口で動いたアスクビクターモアが逃げるリューベックに並んで行きます。好位キープから直線外目に出したボーンディスウェイがしぶとく伸びます。その外からドウデュースが肉薄。
先頭に立ったアスクビクターモアに迫るドウデュース、ボーンディスウェイ。内からジャスティンロック。直線大外からようやくインダストリア。
結果はアスクビクターモアの押し切り勝ち。父が今回、唯一の出走のディープインパクト。見事に父の冠レースを制しました。
2着がドウデュース。3着はボーンディスウェイ。インダストリアは大外から詰め寄ったものの5着。大いに見どころのあった前哨戦「弥生賞ディープインパクト記念」でした。
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