10月10日(土)にスタートしたTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」。夏の間はプロ野球の中継で、9月まで休養をしていましたが、本格的な秋を迎えて、プロ野球の公式日程は終了。セパの順位も決定。これからは日本シリーズに向けて、クライマックスシリーズ。最終局面を向かえつつあります。
一方、競馬は秋といえばGIシリーズに突入。秋華賞、菊花賞、天皇賞。エリザベス女王杯にマイルチャンピオンシップ。そしてジャパンCと、まさにGIのてんこ盛り状態。競馬ファンにとっては、ああ競馬ファンで良かった、と思う最高のシーズンなのです。
「アベコーのモリもりトーク」は、プロ野球からバトンを受ける形でスタート。まず、10月10日のゲストは、あのニコニコ顔で全国的人気者であるマスターこと山岸一雄、(株)大勝軒会長を、ゲストに迎えて番組はスタート。40年来のお付き合いをしていただいている山岸さん。すっかり気心も知れあっているとあって、パーソナリティーを務める私や、何度も顔合わせをしている相方のまりんちゃんにとっても癒されるゲスト。
まずは私とまりんちゃんでの二人、7月下旬というのに寒かった湘南、江の島・海の家での大勝軒生コマーシャルこの夏の出来事や、過ごし方を話し、そして、山岸マスターが忙しく全国各地のイベント、催事に引っ張りダコだったことを紹介。また、山岸マスターが夢だった旭山動物園に、これも夢だったカシオペア号で北海道へ。
そして、競馬のコーナーでは「毎日王冠」をチョイス。山岸マスターは近くに私が勤務していたホースニュース馬社があった関係で、長年の競馬ファン。いつもは私も腰を抜かすほどの超大穴党。それでも、毎日王冠の予想はこう言うのです。
「軸はウオッカで、はずせないねー。相手は同じ枠の7番スマイルジャックか、4番のカンパニーあたり。でも、つかない(配当が低い)からね、3着にハイアーゲームが面白いと思うよ」と。お見事! 恐れ入りました。
久しぶりのスタジオ生放送にもかかわらず、最後までニコニコ笑顔。皆さんから愛される人気者の山岸マスター、山岸一雄さんでした。
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東池袋・大勝軒のマスターこと山岸一雄さんは、3着はハイアーゲームでしょう!?
時代はオウケンブルースリだが東西制覇の音無調教師も凄いぞー!!
音無調教師は凄い人だ。あの朴訥(ぼくとつ)とした風貌。四角い顔にめがね。鼻の穴を大きくしながら坦々と、それでいて理路整然とコメントする姿勢は、報道陣からも大変評判のいい調教師です。
その音無師が手がける愛馬オウケンブルースリが京都大賞典を優勝。3月の阪神大賞典以来、半年余りの実戦。しかも、59Kを背負い、いきなり高速馬場。3番人気とはいえ簡単に成しえるものではありません。
後方から2番手。流れをうまく読んだ内田博コンビ。トーホウアラン、ジャガーメイルを前に見て末脚を温存。直線中ほどで力強くグイグイ伸びて完勝。2分24秒3も自己ベスト。トモのあたりがドッシリとして、一段と迫力が増した印象。競走馬が成長するということは、ああ、こうなんだな、ということをオウケンブルースリはアピールしていました。時を同じくして、東京では老雄カンパニーがウオッカを破り嬉しい毎日王冠優勝。宝塚記念以来の休養明け。音無マジックで東西重賞制覇。見事な“音無デー”を、見せつけられた印象です。
ただ、オウケンブルースリは半年余りの休養明けで、いきなりこの高速決着で力走を強いられたことで、次なるGIの天皇賞?は、大丈夫か、という不安もあります。いわゆる2走ボケ。この壁を乗り越えると、ジャパンC、有馬記念と、年度代表馬の有力候補として王道をまっしぐらでしょう。
ところで、京都大賞典での本命はスマートギア。今回は武豊騎手ではなく福永騎手にバトンでしたが、直線で最後方から大外一気に追い込んで、惜しくも届かず2着。高速決着でメンバー中最速のラスト33秒8の豪脚を見せましたが、さすがに開幕週の馬場。離れた最後方からでは物理的にも無理だったのかも知れません。天皇賞出走には賞金的に勝つことが条件。東京コースの天皇賞向きと考えていた馬なので、この2着はなんとも運命を感じてしまいます。