1月27日(土)の東京新聞杯。富士S、キャピトルSで2→1着のエアシェイディが人気の中心。各新聞の予想もそのエアに◎印が集中。発走10分前。単勝のオッズを見たら2・8倍のオッズ。
友人で昔からの大の競馬狂であるTBSの宮沢アナウンサーも「パドックの動きが抜群にいい。馬が本格化したね。これで負けたらおかしい」と、珍しく単勝をポンと、2千円も。この方、馬券に高額の金額は投入しないポリシーの持ち主。
とはいえ、2・8倍の単勝を2千円で配当は推して知るべし。確かに、安定性が一段と増してきた印象はありましたが、私の携帯サイト「アベコーの大予想」でも書いたように、確実に勝てるかとなると疑問。事実、キャピトルSでは2着ブラックバースピンと半馬身差。その前の富士Sでは、ラスト3Fが33秒3ながら、ゴール前の脚勢は3着だったスズカフェニックスの方が、大外を回りエアシェイディを凌いでいたほど。
以上のような状況で、私は武豊・スズカフェニックスに軍配とみて◎。前走の京都金杯の5着で、株価を下げているだろうから馬券的にも妙味。と、思っていたら発送直前でスズカの単勝オッズが高騰。どなたか知りませんが寸前で買いまくっているのです。
しかるに、10分前に3・8倍くらいあったオッズが、結果的に2・8倍の逆転1番人気。驚きました。東京開催の重賞競走で、わずか10分間の間に、100円もオッズが下げるパワー。相当な資金力が働いたことでしょう。
結果は見事にスズカフェニックスが快勝。エアシェイディが馬群を掻き分けて、粘るイースターを捉えて2着。
単勝、複勝の低配当に比べて、馬単が800円。3連複で1720円。3連単が6690円。これは予想以上に好配当です。
それにしても、10分間でどこの誰が、どうやって単勝を買いまくったのか、気になるところではあります。
写真は TBSの宮沢アナウンサーです。資料整理中にパチリ。