fbpx

Archive for 競馬

◎〇☆で重賞連勝だ!感動のVサインは片山まさゆきさんに届いたか?!

068

 この日、京都では「ジャパンCダート」に大きな影響を及ぼす「みやこS」が行われました。

 数分前の「アルゼンチン共和国杯」。アスカクリチャンの感動走に酔いしれている間もなく、私の目はテレビの画面に吸い寄せられていたのです。

 前日の土曜日のこと。何気なしに前方を見ると懐かしい人がそこにいました。麻雀漫画で有名な片山まさゆきさんでした。

 思わず「片山さん!」と声をかけていました。

 「片山さん、お久しぶりです!アベコーです」

 「おお、アベコーさん。懐かしいですねー」

 「10年、いや、20年ぶりくらいですよね」

 「そうか、そんなになりますか」と片山さん。

 雑誌「近代麻雀」の特集で対戦して以来のことでした。

 「片山さん、今日はどうされたのですか?」

 「今日はグリーンチャンネルの収録できたのですが、なんか分からなくて・・。アベコーさん教えて下さい」と、頭を掻く片山さん。

 そこで、私は急ぎ時間が迫っているアルテミスSを「◎バウンスシャッセ〇マーブルカテドラル」で推奨。ところが、結果は10着と1着。なにか申し訳ない気持ちでいると、帰り際に片山さんと遭遇。

 「片山さん、残念な結果ですみません。あっそうだ、明日いいのがあるので、是非持って行って下さい」と、急ぎ私は手にしていた競馬専門紙にあるアルゼンチン共和国杯でアスカクリチャンに◎を書き込み、みやこSのブライトラインに◎を書いて、片山さんに手渡しました。

 「自信がありますので・・」というと、

 「どうもありがとうございます。じゃ、また・・」と、引き上げて行きました。

 そして、日曜日の「みやこS」を迎えることになったのです。1番人気はローマンレジェンド。2番人気は今年GIフェブラリーS、東海S連勝。南部杯4着をひと叩きしたグレープブランデーだろう、と考えていたら、なんと函館のエルムS3着以来の実戦となるブライトライン。これが2番人気に浮上。これは意外でした。福永騎手人気か?

 意外といえば〇に推したレパードSを圧勝のインカンテーションが7番人気だったのです。

データ的に逃げ、先行馬が有利のみやこS。京都ダート1800mの特性。しかも、今回は有力馬が後方待機。これは先行できるブライトライン、自在の脚があるインカンテーションにとって有利と推察。

063 064

 これが大正解でした。インからレッドクラウディアが突っ張り気味に先行。このため逃げ一手のアイファーソングが外から何が何でも逃げる構えを崩さず、2頭が3番手以下を離し気味に飛ばします。

 この流れに楽々3番手のブライトラインが抜群の手応えで追走。これを中団の前方の位置でローマンレジェンドとインカンテーション。

065066  067

 4角手前であまりの手応えの良さに福永ブライトラインが動きます。アッサリと先頭に立つと、直線に入り突き放しにかかります。4角でサーっと浮上したローマンレジェンドとインカンテーション。ブライトラインを追います。一気に押し切りを図るブライトライン。外から2頭が急接近。そこから二の足を駆使して踏ん張るブライトライン。ここでローマンレジェンドが脱落。激しく追い上げるインカンテーションが馬体を併せたところがゴールでした。

 結果はハナ差でブライトラインが優勝。私の◎〇で1、2着。3着がローマンレジェンド。馬連3200円で馬単5000円。3連複も5000円。3連単が2万8290円と嬉しい配当が並びます。

 再びガッツポーズ!ありがとうブライトライン、そしてインカンテーション!会心の◎〇☆予想でした。ああ、今日はなんといういい日だろう。

 片山まさゆきさんに、この感動は届いたでしょうか?!

アルゼンチンもうサイコー!◎〇▲で的中なんてタンゴを踊りたい気分で~す!(^^)!

052

 予想をしている私にとって、それは涙が出るくらい嬉しいレースとなりました。そうです、アルゼンチン共和国杯です。

 熟考に熟考を重ねた◎アスカクリチャンが見事にアルゼンチン共和国杯を快勝!2着には当面の相手と見たアドマイヤラクティ。3着に当初は本命候補だったルルーシュが入り◎〇▲の大本線で決着。予想をしている者にとって感動の結末となりました。

 予想には決め手になるレースがありますが、今回は直前のアイルランドTでした。59Kの斤量を背負って、超スローの展開。一瞬の鋭さに欠けるアスカクリチャンには最悪の状況。しかも、レースでは6、7番手で追走していたのですが、直線ではさすがに59Kを背負っていたぶん、咄嗟の反応が鈍く、ラスト400mの地点で最後方。そこから今まで見たこともないようなアスカクリチャンがいたのです。優勝したレインスティックと首差2着のサトノギャラントに、ゴール寸前で猛然と肉薄していたのです。わずか0秒2差届かず4着でしたが、最後の勢いはどの馬よりも一番。

062

 距離の2500mは初めてでしたが、もの凄いスタミナを要求された不良馬場の札幌記念で2着だったことから、血を超えるエネルギーのようなものを感じ取っていました。

 予想通りコスモラピュタとモズが飛ばします。この2頭は引きつけた先行では、まず東京が舞台となると待機馬の餌食。できるだけ後続馬を離そうとするので超スローは考えづらい。これを追いかけるシゲルササグリ、ニューダイアスティにも厳しい展開と踏んでいたら、まさにその通りの展開でした。

 053055 056

 直線に入り先行した各馬の脚色がもう一つの局面になったところで、好位置のルルーシュが内から一気に抜け出しラストスパート。中団から好位置に接近してきたアスカクリチャンが一旦、外に出そうとしたのですが、無理で仕方なく最内を突いて猛然とルルーシュを追います。大外から鋭く追い込んで来たアドマイヤラクティ。

058

 ゴール前でルルーシュを捉えると一気に抜け出したアスカクリチャン。100勝にあと1勝と迫る戸崎圭太騎手の追い出しに応えるかのようにアスカクリチャンがグーンと伸びて優勝。外から追い込んだアドアイヤラクティが懸命に頑張るルルーシュを捉えて2着。

 思わず私も「圭太、圭太の連呼」でガッツポーズ。単勝1270円。馬単1万2060円。馬連5050円。3連複8250円。3連単7万1300円。嬉しい配当が並び、自然に笑みがこぼれます。

 まあ、この結果でいいのですが、4着に突っ込んで来たコスモロビンが△印。10番人気だったので仮に3着に入ると3連単が24万台の高額配当。まあ、今回の結果で良しなのですが・・。

059 058   060

061

 レース後、戸崎騎手と談笑。「位置取りはあのポジションで良かったの?」

 「いや、もう少し前が欲しかったですね。前に入られちゃいましたから・・」

 続けて「凄いスタミナがありますよ。2500mも問題なかったですね」

 「ジャパンCに決まっている馬はいるの?」

 「いや、まだ決まっていません」

 「じゃ、もしアスカクリチャンが行くとなると・・」

 「そうですね、もし、乗せてもらえるならぜひ乗りたいです」と、胸を膨らましていました。

 購買価格が210万円のアスカクリチャン。いよいよ天下獲りを目指します。