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Archive for 競馬

こんな凄い黒髪の美女がサラブレッドに乗って競馬場に現われたら・・

 彼女の姿を見て、私の脳裏に思わず閃いたのです。「う~ん、こんな凄い黒髪の美女がサラブレッドに乗って競馬場に現われたら、さぞかしビックリするだろうなあ・・」と。
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 TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」の今宵のゲストは、モデル、タレントとして大活躍中で、この8月につかこうへい氏原作の舞台でヒロインを務めた仲間リサさん
 颯爽と登場した仲間リサさん。大きな黒い瞳と、黒く長い髪を手で掻き分けながら、まずはご挨拶。目鼻立ちがはっきりしていて、日本人離れした風貌。
Img_0923_3  「ええ、両親とも日米のハーフなんです」というリサさん。
 「ハーフですか、憧れましたよねー。昔から欧米とのハーフの方は、かっこいい方が多かったでしょう。スタイルが抜群で、ほりの深い顔、憧れたもんですよ」と私。うなずく江藤愛アナウンサー。
 「アベコーさん、ここで軽く仲間リサさんのプロフィールをご紹介しますね。仲間リサさんは、沖縄出身の人気ファッションモデル。2005年にファッション雑誌『PINKY』の専属モデルとしてデビュー。翌2006年には、CXめざましテレビにレギュラー出演。

Img_0924_14 ファッションモデルとして活躍する一方で、テレビCMではイメージガールとして軽快なダンスを披露。 今年は初めて舞台デビューを果たすなど、アベコーさんが大好きな素敵女子、またエキゾチック美人として人気上昇中です。ということですが、どうですかアベコーさん」と江藤アナ。  「いやあ、美しい方ですね。眩しいばかりです。本当に色々と活躍されているんですね。え!?今年はついに舞台デビューもされたとか」と私。
 Img_0932_5 「そうなんです。亡くなられた、つかこうへい先生の舞台で『広島に原爆を落とす日』という有名な舞台なんです」とリサさん。
 「アベコーさん、なんでも200人のオーディションを勝ち抜いて、ヒロインの役をゲットしたとか」と江藤アナ。
 「そりゃ凄い、200人の中からですか。それもヒロインでしょう。デビューの舞台がヒロイン。それも、つかこうへいさんの舞台。本当に凄いね」と私。
 その舞台の新聞記事には「彼女のビジュアルから沖縄特有の激しさと、悲しさが滲み出ている」と、リサさんを抜擢した理由について語っている、つか氏に代わって任された演出家の岡村俊一氏。
 「本当に私を選んで頂いて光栄でしたね。ですから稽古は厳しかったですけど、きついとは感じませんでしたね」とリサさん。

  Img_0925_8 「ところで、アベコーさん、リサさんは実は太陽が苦手なんですって」と江藤アナ。
 「えー!だって沖縄出身じゃないですか、沖縄といえば、ほら青い海と太陽、星の砂というイメージでしょう。本当ですか?」と私。
 「確かにそうですね、でも太陽がダメなんです。肌にも向かなかったようで、小さいときから太陽が苦手でしたね。だから夏でも太陽がギラギラしていたときは、外出しないで家の中でゴロゴロしていましたよ。海には曇っているときになどに出掛けていました」と太陽アレルギーを告白するリサさん。
 そういえば、吉田豊ジョッキーも夏の太陽の紫外線アレルギーで、顔中が真っ赤に腫れて、苦労していました。沖縄ウコンを上げたら、後日「良くなりました!」と、喜んでいたことを思い出します。
 「休日ですか、そうですねショッピングとか、お友達を家に呼んで料理を食べてもらうことですかね。はい、パスタは好きですよ」とリサさん。
 「リサさんは、新宿サブナードのイメージモデルをされているので、柱などにリサさんが大きく貼ってありますよね。それからファースト写真集の『HUG ME!』も好評発売中だそうです」と江藤アナ。
 「リサさん、是非、休日は競馬場に来てください。大歓迎ですから。素敵なイイコトがあるかも知れませんよ」と私。
 「はい、是非伺わせていただきます。ありがとうございました」と、本当に美しいスタイル抜群の仲間リサさんでした。
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 今週の11月20日(土)のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」のゲストは、風水占いで有名なDr・コパさん。私の尊敬する友人でもあります。数々の馬を持つ馬主さんでもあります。今年は米国でも愛馬がデビュー。今年と来年のラッキーカラー等、聞いちゃいましょう。皆さんの番組宛のメールも募集しています。18時30分のナマ放送。是非ともお聴きのがしのないようにお願い致します。

やはり強かった女王陛下の国から来たスノーフェアリーは次元を超えた女傑だった!!

 牝馬の頂上決戦、注目の「エリザベス女王杯」は、牝馬3冠を手にしたばかりの3歳馬アパパネが1番人気に推されて、京都大賞典を制したメイショウベルーガ接近した2番人気。大きく離された形で秋華賞2着のアニメイトバイオ。さながら2頭のマッチレースの様相でした。
 ところが。ある1本のビデオテープを観ていて震撼させられました。それは6月4日に行われた「英国オークス」でした。その馬は15頭の最後方近くを進み、4コーナーを回って直線に入ると、なんと馬群の真っただ中に突っ込んでいきます。当然、前が壁になるのは覚悟の上なのでしょう。それを掻き分けると、また前が壁。それを乗り越えて馬と馬のわずかな間を突き進みます。最後は最内から凄い脚で一気に先頭に踊り出ると、後続をあっという間に突き放して圧勝。なんという無謀な競馬で、なんという強烈な強さ。日本のどんな牝馬が出ても、こんな極端な競馬は出来ないだろう、あのウオッカだって無理。過去、凱旋門賞のモンジューの勝ちっぷりにも驚かせられましたが、この常識外のケタ外れの強さに、ただただ脱帽。過去に遡っても海外のレースでは一番インパクトのある一戦を、見せつけられた思いがしました。その馬こそが、スノーフェアリーだったのです。
 こんな凄いレースを見せられたら、ひょっとしてアパパネを上回る1番人気?とも思ったくらいでしたが、実際は8・5倍の4番人気。やはり、過去にヨーロッパの馬に大きく裏切られてきた日本の競馬ファンにとっては、額面通り受け取れない心情もあったことは容易に予測がつきます。
 私は英国オークス通りこんなに強い馬であれば、アパパネであれ、メイショウベルーガであれチギられても仕方がないぞ、と考えていましたが、英国とは反対側の国に来て、体調は大丈夫か、調整はうまくいったか、といった状態ひとつだけが気がかりでした。
 ところが、利口なでよほどタフな精神力の持ち主なのか、木曜の午後に計測した体重が466Kで、来日直後よりも馬体重が増加していたのです。環境に馴染むことが早かったのでしょう。当日の馬体重も468Kと、きゅう舎スタッフも計算通り、順調であることをアピール。この順調さが本番で凄いことを成し遂げることにつながったのです。
 レースは予測通りにテイエムプリキュアが主導権を取って、後続との差をみるみる離して、昨年を彷彿させるレース。これを2番手で追いかけるセラフィックロンプと、3番手のブライティアパルス。その3頭から離れてリトルアマポーラと掛かり気味のアパパネ。中団の内にスノーフェアリーがいて、サンテミリオン、アニメイトバイオの3歳勢。その直後に実に気持ち良さそうに走る真っ白な馬体のメイショウベルーガ。4コーナーを回ると、各有力馬はボコボコしたインサイドを嫌って、馬場の外に進路を取ります。
 そのときでした。インサイドに進路を取ったスノーフェアリーが、もの凄い脚で先頭を並びかけると、テレビカメラもホローできないくらいのスピード、破壊力で一気に先頭に踊り出て、あとは外から追い込んだメイショウベルーガの末脚も薄れるくらいの勢いで突き抜けていたのです。なんたる強さ。4馬身差の独走でした。ラスト3ハロンはメンバー最速の34秒0。ボコボコしたインサイドを走ってこの瞬発力。まさに次元が違う走りということは、こんな馬のことを言うのでしょうか。
このスノーフェアリーはジャパンCにも登録。中1週でファンの前に再び顔を見せるのか、体調との相談とのことですが、3歳牝馬で英国の至宝に無理して欲しくない気もします。ボーナスも含めて1億8000万を手にしたスノーフェアリー。安価な馬が生んだシンデレラストーリーでもあります。
 私が応援していたもう1頭のサンテミリオンは、秋華賞に続き出遅れ。それに口内を怪我した影響か、4コーナーからの伸びが見られませんでした。3着アパパネと0秒5差の9着。早く快走を見たいものです。