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11月3日(祝)!注目のJBCクラシック・JBCスプリントが、川崎競馬場で美女二人とトーク・ライヴ

 11月3日に船橋競馬場で予定されている注目の「JBCクラシック」に「JBCスプリント」が、同じ日の川崎競馬場でも予想トークショーが行われます。
 この日は、「JBCクラシック」に「JBCスプリント」の2競走に、時間があれば平和賞も加えた3レースを予想。ゲストがテレビ東京「ウイークエンド競馬」でお馴染みだったタレントの立花優美さん。司会進行がグリーンチャンネルでも人気の高い水野由加里さん。そして私アベコーの3人です。二人とも凄い美人なので今からドキドキしております。

 場所  川崎競馬場パドック内(雨天の場合は室内)です。
 時間  船橋9レース  JBCスプリント  14時15分~14時40分
       船橋10レース JBCクラシック  14時55分~15時25分
       (船橋11レース 平和賞)

 今年の「JBCクラシック」はJRAから好調馬がずらり。南部杯でエスポワールシチーを撃破し圧勝したオーロマイスターに、スパーキングレディCを独走したラヴェリータ。ブリーダーズGCを圧倒的な強さで楽勝したシルクメビウス。実力者スマートファルコンも上昇急。対して船橋、いや地方競馬の星、王者フリオーソ。この対決は競馬ファン必見です。
 JBCスプリントも快進撃中のサマーウインドが登場。スプリンターズS2位降着で4着になった3歳馬ダッシャーゴーゴーも参戦の予定。応援にも力が入りそうです。

昨年よりも3秒近く遅いタイムに衝撃の結果!!

 昨年の菊花賞は8番人気のスリーロールスが、7番人気のフォゲッタブルの強襲をハナ差退けて念願のクラシック制覇。大波乱となりました。当時の優勝タイムが3分3秒5で例年よりも速い時計。
 さて、今年は直前にダービー馬エイシンフラッシュが筋肉痛で急遽出走を回避。そこでローズキングダムに人気が集中。単勝支持率は2・1倍。この人気を背に2度目の騎乗となる武豊騎手が、どう乗りこなすかが注目されました。
 私の予想はレーヴドリアン。対抗はヒルノダムールで、ローズキングダムが▲。本命のレーヴドリアンは京都外回りでは2戦し、きさらぎ賞で首差2着。更に京都新聞杯で3着。2戦とも出遅れてラスト34秒1、33秒9のメンバー最速の破壊力を披露。外回りで4角では内外横いっぱいに広がる形になると、内枠を引き経済コースを走ってきた馬が、開いた内から一気に抜け出す可能性がある。2番枠のレーヴドリアンにはそれが出来るはずだ、と考えました。
 松田博師は「スタートで追い出して行く。これで前に壁をつくれれば折り合いが付く」とコメント。スタミナは血統的背景からも問題なし。ダービー時が456Kで神戸新聞杯が470K。馬体回復と共に成長も大。ワクワクする1頭でした。
レースはコスモラピュタが2コーナー手前から後続と差を広げて大逃げの形。2番手がカミダノミ。その後にビッグウィークで直後にビートブラック。さらに今回は5番手インに珍しく好スタートを決めた◎レーヴドリアン。これまでとは一転したレースにドキドキ状態。中団にヒルノダムールで、それを前に見る形で外目を走るローズキングダム。どうしたのかトウカイメロディは、やや追走の動きがにぶい印象。最後方グループに追い込み策のクォークスター。
 前半5ハロンが61秒0で、2000m通過が2分5秒5。さすがにマラソンレースで遅い流れ。とくに後続馬は明らかな超スロー。例年の菊花賞のように3コーナー過ぎから各馬は始動開始。それでも大きな差をつけて逃げるコスモラピュタ。
 4コーナーで2番手にいたビッグウィークが急追して、これにビートブラックが続きます。このとき我がレーヴドリアンはインサイドに気を遣ったのか、スーと行けず順位を下げましたが、手応えはバッチリ。福永騎手は振り返って「絶好の位置取りでした。もっと早目に動くはずでしたが、4角で動くに動けなかったのが誤算でしたね。インを回っていたので仕方ないところもありますけど、仕掛けてもすぐにトップスピードに移らないんですよ」と、レース後に悔しがる福永騎手。
 直線で先頭に立ったビッグウィーク。しぶとく粘るビートブラック。そこを目がけて外からローズキングダム。インからようやくエンジンがかかりだしたレーヴドリアン。一方ヒルノダムールは勝負どころで前が壁になり動くに動けず、直線も前が壁で、ようやく脚が使えたのがゴール寸前。
 そういった後続馬の事情もあって、ビッグウィークが川田騎手を背に押し切り菊花賞馬の栄冠を手にしたのです。ローズキングダムがビートブラックを首差捉えて2着。内からレーヴドリアンが伸びて4着。トウカイメロディが6着、ヒルノダムールが7着でしたが、勝ち馬からわずか0秒4差の接近戦。
 馬単が7440円。3連単が33万8840円。神戸新聞杯でローズキングダムから3馬身差も離されたビッグウィークの劇的な優勝。6戦目で未勝利勝ち。ダービー時は未勝利クラスを走っていたわけで、6月から京都、阪神、小倉、阪神、京都と休みなく走って菊花賞を制覇。大変稀有な1頭でした。菊花賞のデータも書き換えなければならなくなりました。
 3歳トップクラスだけの戦いは菊花賞で終了。これからは古馬戦線に組み込まれますがまだまだ波乱のドラマを巻き起こしてくれそうな3歳馬たちです。