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出走して来たら絶対狙ってやろう、と考えていたのが
ガイアフォース。その持っているポテンシャルは、菊花賞で1番人気。まさにGI級と推察。事実、セントライト記念では菊花賞でレコード勝ちしたアスクビクターモアをクビ差競り落として優勝。
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そのガイアフォースが戦列に復帰したのが京都の開幕週
「マイラーズC」。安田記念の前哨戦。ガイアフォースには初めてのマイル戦。開幕週で高速結着のマイル戦に即、対応できるのか、不安視する声もありましたが、私は問題ないと自信の◎。
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主導権はシャイニーロック。外から仕掛け気味に先頭に立ちます。ビーアストニッシド、キングエルメスが続きます。
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そして1番人気のルメール・
シュネルマイスターは、いつものように後方に位置取り。2番人気のジャスティンスカイが、シュネルマイスターのすぐ前にいます。そのジャスティンスカイの前に3番人気のソウルラッシュ。人気馬は中団以下に待機。
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半マイル通過が46秒1。絶好の開幕週の京都競馬場。このペースはスローに近いペース。ちなみにラスト半マイルが45秒6。
直線に入ると逃げたシャイニーロックが二枚腰。必死に頑張っているところへ、ソウルラッシュが接近。内ラチ沿いからマテンロウオリオン。
直線中程から真っ白い馬体をなびかせてガイアフォースが肉薄。そこへ大外からシュネルマイスターが強襲。その伸び脚の破壊力は強烈。あっという間に突き抜けて見事な差し切り勝ち。ガイアフォースが直線でスムーズさを欠きましたが、ゴール前の脚は確かでクビ差2着。
ソウルラッシュがシャイニーロックと内ラチから伸びたマテンロウオリオンを抑えて3着。勝ち時計は1分31秒5。ラストが34秒1。シュネルマイスターのラストが32秒9と破格の決着。
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惜しくもクビ差2着だったガイアフォース。初めてのマイル戦で1分31秒5は、やはりGI級の片りんの現れと推察。安田記念にシュネルマイスター、ソウルラッシュと共に向かいそうですが、宝塚記念に向かっても不思議ない器。その動向から目を離せません。