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無敵アーモンドアイ越え!震撼させたレコード勝ち!!
なななんだ!この馬は・・化け物か!たまげた馬です。常識をいとも簡単に覆してGIをアッサリと簡単にゲットしました。
今年の桜花賞はある種、混戦の様相と見ていましたが、これが私たちの常識を微塵に打ち砕く強烈なドラマを私たちに見せつけたのです。
優勝し栄冠を手にした2番人気のグランアレグリア。好位3、4番手から4コーナー手前で外から先頭に並びかけると、後続を置き去りにしてそのまま独走。まさにグランアレグリアのワンマンショー。
点滅している掲示板を見て衝撃!“1分32秒7”ワオー!桜花賞レコードだ!昨年のアーモンドアイが1分33秒1。それを楽々上回るタイム。そして余裕を残しながらラスト3ハロンが33秒3。アーモンドアイの33秒2に匹敵する破壊力。
加えて、朝日杯FS以来、実に111日ぶりの実戦。過去、3歳初戦が桜花賞となったケースで優勝馬は皆無なのです。まさに史上初のことでした。
これでキャリアが4戦目。私たちは過去に出会ったことがないくらいのスーパーホースなのかも知れません。
そして無敵のアーモンドアイの大活躍を見るにつけて、その計り知れない器は筆舌し難いものがあります。
外枠から主導権を取ったプールヴィル。この馬が前半の半マイルを47秒7のスローペース。この流れでも3、4番手で楽々追走するグランアレグリア。これを背後でマークしていたのが1番人気のダノンファンタジー。またその後ろには3番人気のクロノジェネシス。クロノは少し行きたがっています。
私が注目していたエールヴォアはスタートが一息。トモを滑らせたようです。そしてインで前から下がって来たノーブルスコアの煽りをモロに受けて最後方近くまで下がる手痛い不利。
そして4コーナー手前で動いたグランアレグリア。マークする後続が付いて行けません。さらに直線では他をまったく寄せつけず、別次元のスケールで楽々2馬身半差。独壇場の強さでワンサイドレースとなりました。
また、ビックリしたのが2着に追い込んだシゲルピンクダイヤ。発馬で後手にまわり、そして直線では前が詰まり、そこから隙間を縫って猛然と追い込んで来ました。ラスト3ハロンは32秒7の切れ味。このパンチ力、破壊力はオークスでも楽しみな逸材です。
3着がクロノジェネシス、4着はダノンファンタジーと人気どころ。最後は決め手の差が出たようです。4番人気のビーチサンバもゴール前で良く伸びましたが5着まで。こういった遅い流れで、またレースのラストが33秒3、10秒8-11秒0-11秒5の超高速決着では5着が精一杯だったようです。
楽しみにしていたエールヴォアはラスト32秒9で、直線最内から伸びて来ましたが、小差の7着に敗退。東京のアルテミスSで僅差の3着。芝2000mのエリカ賞優勝。やはり東京2400m向きのタイプのようにも思います。
いずれにしても、優勝したグレンアレグリア。アーモンドアイと同様のルメール騎手と最強のコンビ。今年もまたアーモンドアイに続く度肝を抜くドラマが見られるかも知れません。
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史上まれにみる豪華決戦!2年ぶりの勝ち星に衝撃!!
内枠に2頭が並んだダービー馬。そして、その隣が皐月賞馬も仲良く並んで2頭。超豪華版となった春の中距離王決定戦「大阪杯」。
1番人気がグランプリ有馬記念を制したブラストワンピース。昨年秋の立役者キセキが2番人気。ペルシアンナイト、ワグネリアン、エアウインザーと人気が続き、まさに大阪杯史上、超豪華版となりました。
当日は良馬場発表でしたが、前日の雨の影響が残っていた印象で、馬場の内側を走る馬が泥を蹴り上げて行きます。
結果的にこのことが出走馬に与えた影響は大きかったように思います。スタートと同時に飛び出したのがエポカドーロ。迷わず先頭に立ちました。主導権が予測されたキセキが仕方なく2番手に控える形。その外からスティッフェリオ。その真後ろにインにアルアイン。仕掛けて出たステルヴィオが馬体を併せて行きます。
中団の内にワグネリアンがいました。外から並んだエアウインザー。ペルシアンナイトはその後ろ。ブラストワンピースは後方のインをキープ。ステイフーリッシュもいます。追い込みのサングレーザーとマカヒキが最後方グループでじっくり作戦。
そして、エポカドーロが1000mを通過したときが61秒3。キセキが2番手で折り合いに専念したためにスロー。スティッフェリオが続き、そのインにはアルアインがいます。流れが11秒台にアップしたのが3コーナーにさしかかった辺りから。後続馬も詰めて来ました。
いよいよ4コーナーから直線にさしかかると、逃げるエポカドーロの外にキセキが並びかけて来ます。その直後の最内にはアルアイン。外はステルヴィオで、直線外側に出したかったのですが、ダンビュライトが外からフタをした形で、仕方なく諦めます。
直線は内を突いたアルアインの末脚が目立ちました。馬場の中央を走るキセキ。ワグネリアンはピッタリとインから肉迫して来ました。
ゴール前で先頭に立ったアルアイン。外から盛り返すキセキ。内からワグネリアン。迫って来たエアウインザーと、一番外からマカヒキが猛追。
しぶとさの生きる馬場コンディションもあってアルアイン(9番人気)が優勝。2年前の皐月賞以来の勝ち星。そしてクビ差で二枚腰を見せたキセキが2着。同じくクビ差でワグネリアン。さすがです。僅かに及ばず外のマカヒキ。それにクビ差で続いたエアウインザーも良く走りました。
1番人気のブラストワンピースは、後方から4コーナーで一番外をまわるロス。最内を突いて伸びたワグネリアンとは、距離的なロスがだいぶあったような気がします。昨年秋の菊花賞のような形になってしまいました。
良馬場とはいえ勝ちタイムが2分1秒0。ラスト3ハロンが35秒5。ちなみに昨年優勝したスワーヴリチャードが1分58秒2。ラスト3ハロンが34秒1。いかに馬場コンディションが影響していたのかが、よくわかる結果となりました。スローペースと道悪馬場に近いタフな馬場状態。これにペルシアンナイトや、ゴール前で止めていたようなステルヴィオ。サングレーザーは向かなかった印象です。
また、主導権を取って逃げていたエポカドーロはレース中に鼻出血を発症。これが直接応えたのかも知れません。
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