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皐月賞最終便スプリングS〇◎だったけどハナ差は恨めしい!
皐月賞トライアルの「スプリングS」。3着まで入れば皐月賞の出走権。私はこのレースにかなり自信がありました。ズバリ!◎に推したエポカドーロ。
それというのも、デビュー3戦目だった前走の小倉あすなろ賞の内容が際立っていたからです。レース中は競り込まれながら、それでも直線で再加速し余裕綽々で3馬身半差。追いかけた先行馬は総崩れ。あのキタサンブラックに似たタイプと感じたのです。
加えて中山芝1800mは先行タイプの馬には有利な内回り。鞍上に戸崎騎手を迎えて皐月賞・出走権利奪取のためには全力投球!そう予想しました。
この日、圧倒的な人気に支持されたのが朝日杯FSで鋭く追い込んで来たステルヴィオ。皐月賞出走は賞金的にOK。ということは、本番前のひと叩きと見て、◎エポカドーロに私の考えは全面傾倒。落ち着いた二人引きのパドックからも負けないと“勝負”と打って出たのです。
ところが、コスモイグナーツが勝てないと見たのか、玉砕的なペースで逃げまくります。これに5、6馬身くらい離れてエポカドーロ。ステルヴィオは中団の位置。その直後に2番人気のルーカス、ゴーフォザサミット。
前半の5ハロン通過が59秒6。時計を要する馬場で緩みないペース。離れた2番手のエポカドーロは60秒チョイ。
大逃げを打ったコスモイグナーツの脚が鈍くなってきたのか、4コーナーでエポカドーロが急接近。コーナーで内から4分どころを通り、そしてラスト200mで先頭に立つと坂を上がってから猛然とラストスパート。それを目標にしたかのように外からステルヴィオが強烈な末脚で迫って来ました。エポカドーロがそのまま押し切るか、に見えたのですが、ゴール寸前で外から馬体を併せたステルヴィオ。2頭がピッタリ並んでゴールイン。結果はハナ差だけ外のステルヴィオに軍配。
3着争いは大混戦。1、2着から3馬身半も離れてマイネルファンロンがラッキーな3着。2番人気でMデムーロ騎乗のルーカスは8着。ゴーフォザサミットは7着に敗退。とくに期待の評判馬ルーカスの凡退はファンのみならず関係者をガッカリさせました。
私の◎エポカドーロ〇ステルヴィオの決着であったならば、単勝、馬単、3連単をゲット。それゆえハナ差がなんとも恨めしい限りです。
強靭な末脚を持つステルヴィオ。二枚腰のエポカドーロ。来る皐月賞が楽しみになりました。
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堂々天皇賞・春に出走できるレインボーラインに歓喜の声!
来たる京都の「天皇賞・春」に向けて動き出した古馬戦線。その前哨戦「阪神大賞典」。あのゴールドシップが3連覇。昨年はサトノダイヤモンドが圧勝。注目の一戦です。
先日の京都記念を快勝したクリンチャーが1番人気。そして3000m以上に抜群の実績を残すマラソンマンことアルバートが2番人気。
とはいえ、クリンチャーは菊花賞以来の実戦でいきなり京都記念を制覇。その疲れ、反動がどうしても気がかりでした。
一方、アルバートはステイヤーズS以来の実戦。もとより叩き良化タイプ。昨秋のオールカマーも休養明けで7着に敗退。今回も本番前のステップという見方をしました。
そこで狙ったのが◎レインボーライン。前走の有馬記念は8着でしたが、逃げ切り勝ちを決めたキタサンブラックは別にして2着馬と僅かの差。スローで展開し厳しい位置取りでしたが、直線大外からの脚は目を引きました。
阪神は3戦2勝。距離3000mは菊花賞で◎に推してサトノダイヤモンドの2着。実績は十分でした。
ところが、賞金が2550万、このままでは天皇賞は賞金不足。となると、この阪神大賞典は全力投球だったのです。岩田騎手もそのことは良く分かっていて、強気の競馬となりました。
逃げたのがヤマカツライデン。追いかけるムイトオブリガード、トミケンスラーヴァ。比較的緩みない流れです。このことは私も織り込み済み。
そして、これらを捉まえに出たクリンチャーがもたつく間に、強気に4コーナーで後方から仕掛けた岩田・レインボーライン。直線外から早々と先頭に立ちます。その内からサトノクロニクル。そのインに伸びを欠くクリンチャー。そして大外からアルバートがラストスパート。
直線先頭に立ったレインボーラインが内側に切れ込むようにして待望の重賞勝ち。3歳のアーリントンC以来の重賞勝ちでした。これで堂々の天皇賞参戦です。
2着に4歳馬サトノクロニクル。クリンチャーとアルバートが伸びを欠いて3、4着となりました。
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