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ビッシュは2走ボケ!?惜しかった◎カイザーバル!!
牝馬3冠目の「秋華賞」は、3番人気のヴィブロスがゴール前外から鋭く伸びて初重賞制覇がGIとなりました。
この日、1番人気に推されたのが紫苑Sで圧勝したビッシュ。オークス3着の力量からもゴールに一番近い存在と見られていました。
先手を取ったのは1番枠のエンジェルフェイスが控えたために、その外から飛び出したクロコスミアがローズSと同じように楽に主導権。また外からネオヴェルザンディ。その後ろにはエンジェルフェイス、外はダイワドレッサー。その背後には内にパールコード、外から並んでカイザーバル。それを前に見てヴィブロス。中団のインにジュエラー、並んでミエノサクシード。レッドアヴァンセの直後に内からビッシュ。後方4番手を追走。
前半が35秒8-48秒0。このとき中団の外にいたカイザーバルが、2コーナー手前から引っ掛かり気味に前に出て来ました。折り合いを付けようと懸命に手綱を絞るカイザーバルの四位騎手。口を割りながら4、5番手に浮上。1000m通過が59秒9。前の馬に動きがなくスローペースで進みます。
そして4コーナーにさしかかり、ラスト3ハロンの勝負。瞬発力の競馬になりました。先頭がクロコスミア。2番手にいた馬たちに勢いがありません。そのとき差を詰めて来たのがカイザーバル。中程でクロコスミアを捉えたカイザーバル。その外からパールコードが急接近。そして一番外から伸び脚が目立つヴィブロス。さらにインをこじ開けるようにジュエラー。
カイザーバル、パールコード、ヴィブロスが3頭並びました。勢いからヴィブロスが抜け出してゴールイン。中にはパールコード。その内にカイザーバル。ジュエラーもカイザーバルに並んでいます。
優勝はヴィブロス。パールコードがカイザーバルを抑えて2着。◎がカイザーバルだった私は”シイー、シイー”の連呼。結果3着にガッカリ。とはいえ3連複が2万970円。
もし、枠順がもう少し内枠だったら引っ掛かることもなかっただろうし、最後の瞬発力勝負にも対応できたはず。勝ち馬と1馬身差。いやあ、惜しいなあ・・。ちなみに、カイザーバル頭の3連単だったら15→7→3で17万8360円。取らぬ狸・・です。
そして1番人気のビッシュが10着。阪神、京都に初めての輸送などが影響したことも考えられます。レース中は折り合いも付いていい感じでしたが、直線で追い出されてから、まったく反応なし。休養明けの紫苑Sを圧勝。私は2走ボケの反動と見ています。
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秋のGI戦線に重要な一戦「京都大賞典」で、1.8倍と圧倒的人気に支持されたキタサンブラック。昨年、菊花賞制した京都競馬場。負けられない一戦でもありました。
主導権を取ったのがヤマカツライデン。これは武豊騎手も折り込み済みのようで、スンナリと2番手を確保。昨年の覇者ラブリーデイは、キタサンがマークで3番手。内にはピッタリとアドマイヤデウス。またそこにはラストインパクトもいます。サウンズオブアースは消極的で後方を追走。前半の1000m通過が62秒0。超スローの展開で流れて行きます。
4コーナーをまわって直線先頭に立ったキタサンブラック。遅れてはなるまいとラブリーデイが続きます。そして、内にいたアドマイヤデウスも猛然とスパート。サウンズオブアースは後方から外をまわって伸びて来ました。とはいえラスト3ハロンが33秒台の決着。先頭に立ったキタサンブラックもラスト33秒6の二枚腰で懸命の頑張り。内からアドマイヤデウスが肉迫。外のラブリーデイも迫ります。後方外はサウンズオブアース。
結果、キタサンブラックがクビ差先着。惜しくもアドマイヤデウスが2着。僅差でラブリーデイ、サウンズオブアース。優勝したキタサンブラックから4着サウンズオブアースまで0秒2差。薄氷の優勝でした。
考えてみれば、キタサンブラックは菊花賞がクビ差で優勝。春の天皇賞がハナ差で優勝。大阪杯がクビ差2着。宝塚記念クビ・ハナ差3着。いつも大接戦。まず大崩れの少ないタイプですが、ファンにしてみるといつもハラハラ、ドキドキする馬であることは間違いありません。
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