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Archive for 競馬

私を選んでおけば良かったのよ~と、元防衛長官の小池百合子さんが・・(^o^)/

 その方は時間通りに現れました。TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」。その日のスペシャルゲストは、元防衛長官の小池百合子衆議院議員。
 独特のオーラを振り撒きながらスタジオに登場。いつもに比べて緊張気味のスタッフ。Sプロデューサー、広告代理店のO氏。TBSの営業の方々。スポンサーの東池袋大勝軒のI氏。何かいつもとは違う空気。そして私。
081225_2「どうぞ、ブクロの百合子と呼んで下さい」と、おーっと、いきなり、粋な姉御肌でぶつけてきました。
「小池さん、麻生総理の支持率がまた急落しましたが、これまでの現状をどうお考えですか」と私。
「そうですねー、率直にいって大変な時期に総理になられたと思いますよ」と小池さん。
「それでも、言ったことがぶれたり、言ったことで収拾がつかなくなったり・・」と私。
「本当に大変な経済状況下で頑張っておられると思うけど、う~ん、そうねー、あのとき(9月の総裁選)に、私を選んでおけば良かったのよ~フフ」と、小池さん。
 小池さんは元環境大臣。3期も務められただけあって、エコにこだわるエコロジスト。温暖化防止にはとくに熱心です。乗用車はエコ・カー。クールビズ、ウオームビズを提唱し、二酸化炭素排出量の規制に、全面協力。
「とにかく、エコはみなさんが身の回りで出来ることから始めましょう。それが大事なんです」と小池さん。
 一方、プライベートでは、高校時代にソフトボール部に在籍。4番でピッチャーのいわゆる“できる”部員だったとか。生家が兵庫だけあって甲子園には足蹴く通っていたそうです。甲子園といえば、阪神タイガース。ゆえに大のタイガースのファン。トラキチなのだそうです。
「今年の結果ですか、悔しいからもう忘れることにしました。もう忘れましょう」と小池さん。
 そういえば、小池さんのスタッフは全員女性。まさに、女性が歴史を変える、と言わんばかりの情熱が伝わってきました。
 東池袋大勝軒本店には、よく顔を出し、特製もりそばをスルスルと流し込んでいかれるそうです。
 今年、5月25日、東京競馬場。オークス・レディースディに、小池百合子さんをお誘いして、時間があけば、ということでしたが、残念ながら多忙で参加できず。
「今年は是非、オークス・レディースディにお出かけ下さいね。競馬ファン、とくに女性ファンは喜んでくれますよ」と水を向けると、「ありがとうございます。時間があけば是非お伺いします」と、約束。もっともっと話を聞きたかったのですが、無常にもあまりにも時間がなく残念!
 ともかく、時間いっぱい限度まで話してくれた小池百合子さん。「アベコーのモリもりトーク」に、また遊びに来たい、と言ってくれたことに、パーソナリティの私としては光栄の至りでした。

新潟から2008年のチャンプに輝いたセイウンワンダーは間違いなくクラシック級の器か!?

 今年の2歳チャンプを決定する「朝日杯FS」は、2番人気のセイウンワンダーが直線で一気に仕掛けると、あっという間に先頭。さすがに一瞬の脚は2歳ピカイチ。進路を内側に突っ込み、ゴールを目指してそのまま踏ん張りきりました。直後からブレイクランアウト(1番人気)、その外からもの凄い勢いでフィフスペトルが肉薄しましたが、からくもセイウンワンダーが頭差振り切り、2008年、2歳チャンプの座を射止めたのです。
 それにしても、この1勝は強烈に大きい1勝でした。というのも、セイウンワンダーにとっては、ここが新潟2歳S以来、3ヶ月半ぶりの実戦。中間、順調さを欠き、朝日杯FSに、やっとなんとか間に合った、という状態。従って馬体重が新潟2歳Sよりもプラス10K。成長分を見込んでもやや急仕上げという印象は拭えませんでした。加えて、唯一2着に敗れた右回り。急坂の中山も初めての経験。内容は着差以上のものです。
 恐らく、今回の顔ぶれでは一枚抜けた能力の持ち主なのでしょう。ただし、時計がやや平凡。勝ちタイムの1分35秒1は、昨年のゴスホークケンの1分33秒5と比較しても遅すぎます。レースの上がりタイム36秒3も、昨年の35秒2に対して1秒も遅い平凡さ。今年を含めて過去10年で1番遅い勝ち時計でした。馬場状態が見た目以上に時計を要する馬場だったのか、首を傾げるところです。
ちなみに、前日の500万ひいらぎ賞の勝ちタイムはメジロチャンプで1分35秒3ですから、その馬とわずか0秒2差。この不可解さが残ります。
 朝日杯FS2着のフィフスペトル。直線まで追い出しを我慢。ゴール前に賭けて一気に追い込んで来ました。前走の京王杯2歳Sで1番人気。休養明け、初めての左回り、という課題を抱えて惜しくも2着。今回は初めてのマイル戦、急坂の中山、それで頭差2着は大いに楽しみになりました。
一方、武豊騎手の復帰戦に彼が選んだブレイクランアウトは、意外にも1番人気。あと一息伸び切れませんでしたが、前走の東スポ杯2歳Sのときよりも、馬体重が10K増。デビュー以来最高の計時量。で、頭・半馬身差は大いに楽しみになりました。
 主導権を取らないとモロさがあるかな、と考えていたホッコータキオン4着。好位置で折り合ってしぶとく食い下がりました。
 ところで、期待していたミッキーパンプキンが6着。1番枠で無理に鼻争いに加わることなく、インコースの内枠で手ごたえ十分。ところが、あまりにも脚をペリエ騎手が貯めすぎ。外からワーと、来られて走りにリズム感なし。手前のギアチェンジもバラバラ。この辺は、スーと先手を取って楽に競馬をしてきた過去2戦とは違いました。恐らく疲れはないはずです。萩S優勝の勝ちっぷりがことの外良く、改めて、主導権を取ったミッキーパンプキンを追いかけたいと思います。