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サセー!サセー!ダイサク~の連呼に・・!!
“”そうだー!そこだー!それー!ダイサク~!まだ間に合う~!!“”私はありったけの声を張り上げていました。
夏の札幌注目の一戦「キーンランドカップ」。私は8番人気のディメンシオンに◎。ベストはマイル戦だろうけど、初めての6F戦だったCBC賞(芝1200)で、稍重馬場の中を、2番手につける先行力で33秒7のスピードを披露。この内容から大丈夫だと推察。
となれば、阪神牝馬Sでトロワゼトワルの直後で展開し、サウンドキアラの僅差3着に好走。1番人気のダノンファンタジーに先着。マイル戦でも1200mでも大丈夫と確信。
また、直前の中京記念は直線で前がつかえる手痛い不利。それでも僅差の勝負。内心ワクワクのキーランドカップでした。
加えて、このレースは逃げ、先行タイプがズラリ。雨で道悪なら各馬はますます早仕掛けになって先行した馬には厳しい展開になると推察。
また、圧倒的な1番人気のダイアトニック。道悪馬場で最内1番枠。58kも背負って大丈夫か、と不安が過りました。
激しい先行争いから主導権を取ったクールティアラ。これにアスタールビー、カッパツハッチ、メイショウショウブが、必死で前を追いかけます。圧倒的1番人気の中団のインで苦しそうな走り。
そして、外からヤマカツマーメイド、フィアーノロマーノが、道悪を意識して早目のスパート。そして直線中程から馬場の中央を通り、満を持した2番人気ライトオンキューが一気に先頭に立ちます。そのまま押し切りを狙います。
その時でした。大外からグイグイの伸びて来たのが私の◎ディメンシオンと、一番外に出したエイティーンガール。直線入り口のところで外から一気に前にエイティーンガールに入られたディメンシオン。それでもひるまずディメンシオンが伸びて来ます。そしてゴール前で「差せー!差せー!ダイサクー!(松田大作騎手)」を連呼。
結局、優勝はエイティーンガール。粘る形になったライトオンキューが2着。外から半馬身差届かず惜しい3着だったディメンシオン。2着なら馬連1万4140円もつくのになぁ~とボヤキ。
それでも、私の△☆◎で3連複1万3750円! 坂井瑠星騎手の勝利者インタビューが、札幌の晩夏の空に、とても爽やかでした。
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さすがGI馬の格か札幌記念を独占!!
終わってみれば結局GI馬の格がモノをいった札幌記念となりました。秋のGI戦線に影響する夏の札幌の名物レースGⅡ「札幌記念」。
圧倒的1番人気に推されたのが今春のGI「大阪杯」で、クロノジェネシス以下をねじ伏せたデムーロ・ラッキーライラック。そして今春のGI「ヴィクトリアマイル」で女傑アーモンドアイの3着に力走したノームコア。
この牝馬2頭が3番人気のボンテザール以下を離す形で人気を形成。まさに熱い女の対決!
主導権は当然のようにトーラスジェミニ。これをピッタリと直後で展開したのがラッキーライラック。ゆったりしたペースを読んで正攻法。
カウディーリョ、トーセンスーリアが好位をキープ。その後ろのインにノームコア。ラッキーライラックを射程圏に入れています。ノームコアの外側に20k増の馬体で登場したブラックホール。その背後にピッタリとペルシアンナイト。ボンテザールも同じように中団をキープ。函館記念を制したアドマイヤジャスタは後方を追走。
前半の5ハロンが60秒3。予想されたようにスローで展開して行きます。このままの形で4コーナーに向かいます。2番手のラッキーライラックが今にも先頭に躍り出そうな勢い。内からスーッと4番手に上がって来たのがノームコア。すかさずラッキーライラックのデムーロ騎手はゴーサイン。先頭に立ちます。それを待っていたかのようにノームコアの横山典騎手が仕掛けます。その背後にペルシアンナイト。
逃げるラッキーライラック、追うノームコア。あっという間に前のラッキーライラックを捉えて先頭に立つ真っ白な馬体。横山典騎手は余裕綽々にゴールイン。左手の人差し指を無観客のスタンドに向かい突き立てるパフォーマンスでアピール。
内で粘るラッキーライラックを捉えたペルシアンナイトが2番手に上がりゴールイン。結局、上位3頭はGIタイトル・ホルダー。当然と言えば当然の結果となりました。
勝ちタイムの1分59秒4は昨年の優勝馬ブラストワンピース(ラスト34秒9)の2分0秒1よりも優秀。ラスト3ハロンの34秒5からも秋のGI戦線、とくに天皇賞の視界が見えて来ました。妹のクロノジェネシスとの姉妹対決はさぞかし見物です。
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