海外馬不在!東京巧者のSリチャード・マーフィーJ会心の一撃!!

39回目を迎えた国際GI「ジャパンカップ」。今年は創設以来、初めて外国馬の姿が見られない寂しいJCとなりました。

優勝はOマーフィー騎手が騎乗した東京巧者スワーヴリチャード(3番人気)。5、6番手のインを追走。ゴール前でラチ沿いから力強く抜け出して久しぶりのGI制覇。

金曜日から降り続いた雨。日曜は一時、雲間から太陽が垣間見えましたが、曇天の空にたっぷりと水分を含んだ重馬場。大きな泥の塊が飛び交います。

典型的な逃げ馬が不在でしたが、宣言通りダイワキャグニーが主導権。ダンビュライトが2番手。その後ろには内にカレンブーケドール(5番人気)。外には流れが遅いと見たのか横山典騎手のエタリオウ。2番人気のワグネリアンはカレンブーケドールの直後にいます。

また、ワグネリアンの背後にスワーヴリチャード。外から並びかけるシュヴァルグラン。1番人気のレイデオロがジナンボーと共に並んで中団を追走。そこから少し離れて4番人気のユーキャンスマイル。また離れてルックトゥワイス。離れた最後方にポツンとマカヒキが追走。

前が一団で固まるよう展開で、前半の5ハロンが60秒3。重馬場のコンディションにしては少し速いペースで突き進みます。 そして4コーナーをまわると逃げるダイワキャグニーがラストスパート。2番手に内からカレンブーケドール。そして、ムイトオブリガード、ワグネリアン、ジナンボーが並ぶように前を追います。後方にはユーキャンスマイル、マカヒキの順。

ここが勝負どころとばかりに直線坂を上がるとスワーヴリチャードが一気にスパート。インを強襲して先頭に立ちます。カレンブーケドールも必死に食い下がります。ダイワキャグニーはここで脱落。ゴール前は最内から先頭にたったスワーヴリチャード。その外に必死に盛り返すカレンブーケドールが2着。一番外からゴール前一気に伸びたワグネリアンが3着。2分25秒9、ラストが37秒2。時計はさすがに重馬場で平凡でした。

スワーヴリチャードの背中で立ち上がり、何度も何度も大きなガッツポーズを繰り返すO・マーフィー騎手。

そして、マカヒキが最内から直線大外に出して4着と好走。同じ位置にいた4番人気のユーキャンスマイルが5着。

1番人気のレイデオロは道悪が応えたのか11着と大敗。ルックトゥワイスが10着ながらレイデオロに大きく先着。レイデオロはなにか体調に問題があったのかも知れません。

海外馬が不出馬だった37回目のジャパンC。巧みな手綱さばきで優勝に導いたOマーフィー騎手。馬上のデットーリ騎手からポンと頭を軽く叩かれ祝福を受けていました。

また、2着ながら3歳牝馬のカレンブーケドール。ソツのない騎乗が光った津村騎手もナイスプレーだったと思います。

外国馬が不参加とあってか東京競馬場の入場人数は、昨年よりも2割減でした。ジャパンCも40年経過して、新たな時代を迎えているような気がします。

   

お見事!春秋連覇のマイル王誕生!代打・池添Jの会心打!!

秋のマイル王決定戦!「マイルチャンピオンシップ」。直前の天皇賞で女傑アーモンドアイの2着と力走した昨年のダービー1番人気ダノンプレミアム。対する今年のダービーで2着とポテンシャルの高さをアピールした3歳馬ダノンキングリー。奇しくも同じオーナーの2頭が人気を分ける格好となりました。

  こういったケースでは、お互いに忖度とか牽制。マークされる立場でもあり、順当に人気通りには収まらないと私は推測しました。

そう言ったことを勘案して、京都のマイル戦がドンピシャのペルシアンナイトに私は◎を打ちました。一昨年のマイルCS優勝馬。昨年は惜しくもアタマ差でステルヴィオの2着。京都のマイル戦でガラッと変わるタイプでした。池江寿師も「この時期が体調ともどもピークになるタイプ」とコメント。

ところが、私は思わず目を覆いました。ペルシアンナイトがスタートでミス。最後方に置かれる厳しい展開。「マーフィー、しっかりしろ!」声にならない声が飛び出していました。

強力な逃げ馬が不在。内からマイスタイル、グァンチャーレ。そしてフィアーノロマーノが前に出て来ました。その直後に3番人気のインディチャンプ、外にダノンプレミアムが並んで行きます。

 それらを見る形で内からダノンキングリー、クリノガウディーは掛かり気味。その後ろには内からモズアスコット、プリモシーン、外にモズアスコットが追走。アルアインがいて、馬込みの中をペルシアンナイト、外にダイアトニックが待機。

そして、直線の争いはラスト200mでも先頭のマイスタイルがしぶとく頑張ります。外にはダノンプレミアム。その間を縫ってインディチャンプが猛然と肉薄して来ました。そして、アッサリとインディチャンプが先頭に躍り出ると一気にゴールを目指します。

そして2番手に上がったダノンプレミアムの内から、グイグイと肉迫して来たのがペルシアンナイト。

「それー!マーフィー!そこだー!」と、私はありったけの声で、叫び続けていましたが、ダノンプレミアムにクビ差まで詰め寄ったところがゴールでした。

安田記念に続くマイル王座を手にしたインディチャンプ。まさに彼にとっては本格化の秋となりました。

 マイスタイルが頑張り4着。ダノンキングリーが内から詰め寄ったものの今年初めてのマイル戦とあって5着がやっと。強烈な強さを見せた毎日王冠。やはり、ダービー2着、毎日王冠優勝→と続いた東京コースで、2000mの天皇賞に向かうのが、やはり王道だったと思われます。

急遽、池添騎手に乗り替わったインディチャンプ。比較的ゆったりとしたスローに近いペースの中で、好位4番手をキープ。安田記念で得られた学習能力が、この京都でも生きた印象がします。

それにしても、出遅れたペルシアンナイト(6番人気)が2着。ダノンプレミアムとクビ差3着。惜しかったです。