「NHKマイルカップ」。3歳のトップマイラーを決める大一番。日曜日は予報通り雨。コースの向こう正面が雨で霞む東京競馬場。
スタートでポツンと遅れた馬がいました。
シャンパンカラーです。ウンブライル、オオバンブルマイと共に最後方に置かれます。

主導権を最内枠から取ったフロムダスク。これにオール
パルフェ、セッション、ユリーシャが続く展開。前半の半マイルが46秒3。雨が降る稍重馬場。緩みない展開で流れます。好位置をGI馬ドルチェモア。その直後の内々をエエヤン。外にはダノンタッチダウン。同じ位置にカルロヴェローチェもいます。スタートが甘かったモリアーナは後方。
主導権を取ったフロムダスク、追いかけたオール
パルフェ、ユリーシャ、セッションは直線に入ると次々と失速。直後にいたドルチェモアも脚が上がり気味。レーン・カルロヴェローチェも詰め寄りますが、直線のめったことが応えたか鋭さはなし。

中程で先頭に躍り出た川田・ダノンタッチダウン。インを突いたエエヤンは前に馬がいて追い出しが遅れます。ダノンタッチダウンの外からスルスルと忍び寄って来たシャンパンカラーが先頭に立つ勢い。

そして、その外から迫るオオバンブルマイ。この2頭の争いは
内田博、
武豊騎手の50歳台コンビ。そこに大外から横山武・ウンブライルが凄い脚で強襲。

ありったけの力を振り絞るように
内田博騎手のステッキがシャンパンカラーを鼓舞します。大外から迫るウンブライルをアタマ差振り切りゴールイン。

それは2007年前の
ピンクカメオ(17番人気)以来のNHKマイルカップの劇的快挙。
レース後「最近はGIレースに乗れる機会も少なくなって来たけど、今年は
フェブラリーSにも乗れて、それがいいステップになった気がします」と内田
騎手。8年後の還暦まで目指して欲しい一人です。
