やっほー!(^^♪ アルゼンチン共和国杯を的中しました。フツーに嬉しいというよりも、サイコーに嬉しい結果でした。
というのも、これが◎○▲で的中。長い間予想をしていますが、やはり、というのか、当然というのか◎○▲で、きちんと1、2、3着の順番でゴールインすると、跳び上がって「ヨシッヤー!」と、叫びたいところなんです。まあ、周りで実況放送中なものですから、まあ、迷惑にならない程度の、適度な声を出して、小さく小さくガッツポーズ。予想を発表できて良かった、という瞬間でもあります。
今回のアルゼンチン共和国杯は、レース前に描いた、まさに再現フィルムを見ているようでした。セタガヤフラッグとテイエムプリュキアが、2頭が大きくちぎって逃げるとは頭に浮かびませんでしたが、離れた3番手以下がスロー。そこに、優勝したスクリーンヒローがいました。その後ろに、ペースを考えた1番人気のアルナスライン。さすが内田博騎手。京都大賞典のようなヘマはしない、と言わんばかりのレースの流れを読んだ乗り方。また、その後ろに、終始アルナスラインを射程圏に入れて、レースを進めているジャガーメイル。が、つまり、この形であれば、アルナスラインが動かないかぎり、ジャガーメイルは動けないのです。
そのスキを突いて、好位置から手応え十分に最後の脚を残し、スクリーンヒローが抜け出すだろう、という見方をしていたら、まさしくその通りでした。前走のオクトーバーSは、ジャガーメイルのマークにあって、差し込まれましたが、なんとその差は鼻差。積極的に打って出て、ラスト33秒8の二枚腰。これは今回のアルゼンチン共和国杯に結びつくと判断。しかも、53Kのハンデで、オクトーバーSより3Kも軽いのです。これは強力な援軍。まず、バテるようなことはない。ゴール前の坂を上がってから先頭でも、そのまま温存していた脚で、押し切るだろう、というのが私の見解。
まさにその通りの流れで、直線の坂を上がって先頭に立ったスクリーンヒローが、ラスト33秒7の二枚腰で、外から追い上げてきたアルナスラインとジャガーメイルの叩き合いを尻目に、堂々の完勝劇。2着は競り勝ったジャガーメイルで、3着はアルナスラインが確保。
勢い、ハンデ差、展開、距離。色々考えさせられた東京の2,500m。アルゼンチン共和国は昨年も的中していたせいか、相性というよりも大好きなレースのひとつです。また来年が楽しみです。
アルゼンチン◎○▲で3連単的中!何年たってもこの感動だけは最高に嬉しいものです(*^_^*)
「鼻差」という名勝負! これがザ・競馬! でも、あの騎手の早とちり握手映像はまずいぞー!!
天皇賞(秋)は、まさに歴史的決着となりました。最後の力を振り絞って、二枚腰を見せるダイワスカーレット。その外からダービー馬ディープスカイ。そして、そのまた外にウオッカ。インコースを巧みに追い上げてきたカンパニー。ゴールでは盛り返したダイワスカーレットとウオッカが、内、外とはいえピッタリと馬体を並べてフィニッシュ。さあ、どっちが勝ったのか。スカーレットかウオッカか。ターフビジョンに映し出される映像から、まさにピタリと合体した鼻先。場内からはため息と、2分弱の感動に酔ったざわめき。
そのとき、検量室前の映像がターフビジョンに映し出されました。ウオッカよりも早く戻ったダイワスカーレットが、1着馬が入るゲートにイン。関係者と満面笑みで握手を交わす安藤騎手が大きく映し出されたのです。
そのとき、それを見た報道席からは「ああ、ダイワスカーレットか!」という声。私もその映像を見て、ウオッカは届かなかったのか、という思いにかられました。繰り返し流されるレース映像を見ても、どちらかわからない微妙な写真判定。
「さすが安藤騎手ともなると、かなり微妙な判定でもわかるんだな~・・」と感心したものの、実は平成7年の春の天皇賞で、ライスシャワーが優勝したときに、鋭く追い込んだステージチャンプ蛯名騎手は、右手の拳を高く上げてガッツポーズしてアピールしたのですが、結局、鼻差2着。
或いは、平成11年の有馬記念でグラスワンダーが優勝。そのとき競り勝ったと思ったスペシャルウィークの騎手がガッツポーズ。結果は惜しくも鼻差2着。そのときのジョッキーが誰であろう武豊騎手。勝った気もする、とのはやる気持ちをじっと抑えていたウオッカの武豊騎手。それは、あのときの有馬記念のことがあったからかも知れません。
いずれにしても、桜花賞、秋華賞、有馬記念とダイワスカーレットに負け続けていたウオッカ。宿敵、打倒スカーレットの夢が叶いました。それでも、春の大阪杯以来の実戦で古馬最高峰のGI天皇賞で、レコード決着の鼻差2着。負けて強し、ダイワスカーレットの地力の高さを、再認識させられた天皇賞でもありました。
このあとスカーレットは予定通りならば有馬記念。レコードの反動が出なければいいな・・と思います。