つけ麺やラーメンで日本一有名な大勝軒(東池袋本店)のマスターこと山岸一雄さん。先月、4月28日には74回目のバースデー&林あさ美さんが唄う山岸さんの人生歌「男花吹雪」(作曲つんく)のプレス向け新曲発表会。
この日は忙しい中、駆けつけた総理候補とも言われている小池百合子さんが、お祝いの乾杯でご挨拶。会場となった大勝軒本店、その前には臨時のテーブル。行き交う人々も足を止めて、多くの招待客の方で満員御礼状態。改めてマスターの山岸さんの人気を知らされた思いです。
林あさ美さんは新曲「男花吹雪」を熱唱。真紅の着物もよく似合って、ニコニコ顔のマスターも実に嬉しそう。最後はマスターからのお礼のご挨拶。
そして「いやいや、ダメダメ」と言っていたマスターが、林あさ美さんに催促されるように「男花吹雪」をデュエット。これが美声を響き渡らせて、招待客の方もビックリ。かなり歌いこんだのでは・・との陰の声。
ともあれ、予定の2時間もあっという間に過ぎて、一同、名残惜しそうにニギニギしくお開きとなったのでした。
司会進行は私と、走れ歌謡曲(文化放送)のキャスター中尾美穂さん。マスターの笑顔にまたまた癒された私がいました。
さて、マスターの山岸さんと私は、大勝軒のすぐ傍に、当時、私が長い間勤務していた競馬専門誌の「ホースニュース馬」社があった関係で、我が家のように出入りをしていたものですから、マスターとは家族同様のようなお付き合い。
私の夢は1度マスターを競馬場にお連れして二人で観戦することでした。マスターは大の競馬ファン。土曜日曜は店が営業中だった為に、一度も競馬場には行けず。それに持病の静脈瘤との闘い。昨春で東池袋本店が閉店して、マスターも自由な時間ができるから、さあ、競馬場でもと、考えたのですが、心臓病や突然に倒れて命の危機に陥る緊急事態。ご自身は生命力の強い方で、奇跡的な回復を見せて、日々のリハビリも順調に消化。食事制限を除けば、もう一般の方と変わらない日常生活。
で、来る5月25日、オークス当日に初めて競馬場、夢の東京競馬場の地に足を踏み入れることになったのです。お供は友人でもあるラーメン界の鬼才、これまたファンの多い佐野実さん。いつも怖い顔をしているのですが、話しをすると実に温和な方。ギャップに驚かされます。
東京競馬場、5月の蒼い風、スタンドの大歓声、緑の絨毯をゴール目がけて疾走する馬たち。初めて目にする光景に、マスターはニコニコ顔で何を思うのでしょうか。
あの大勝軒名物マスターが、夢だった東京競馬場に遂に立つ5・25!
挙手! ヴィクトリアマイルの選出方法に意義あり!!
おかしい、どう考えてもおかしい。競馬メディアが黙殺しているので、あえて言わせて頂きます。
というのも、ヴィクトリアマイルに出走登録してあるキストゥヘヴンが、ヴィクトリアマイルに出走できないのです。出走順位がなんと22番目。タニノハイクレア、ベルモントプロテア、タイキマドレーヌ、テンイムホウよりも低い順番なのです。
何故、こんなことになったのか、キストゥヘヴンは過去1年以内で1、2着がないのです。規定によりこういうケースの馬は、準OPを勝ったばかりの馬で、現在OPに在籍している馬に順位上での先着を許してしまいます。
しかしながら、これはどう考えてもおかしい。キストゥヘヴンの最近の3走は、京都牝馬S3着、中山牝馬S3着、阪神牝馬S4着。いずれも重賞で好走しているのです。
対して、テンイムホウは最近の3走が、淀短距離S14着、ダービー卿CT16着、福島牝馬S9着と、大敗の繰り返し。しかも、テンイムホウはGIはおろかGIIさえ出たことがないのです。GIIIにわずか3回出走したのみ。総収得賞金が6歳で2,200万。
キストゥヘヴンはクラシックである桜花賞を勝ち、フラワーCも優勝。昨年のヴィクトリアマイル4着馬なのです。GIは7回出走。昨年夏は米国遠征。キャッシュコールマイルに出走し4着に善戦。前記したタイキマドレーヌよりもテンイムホウよりも格段に成績のランクは上なのです。明らかに格下の馬に出走順位で劣る、なんてことがあってはいけないのです。
ちなみに、キストゥヘヴンは5歳、総収得賞金は3425万円。テンイムホウと比較しても明らかにランク上位。
で、提案ですが、出走順位はクラシック優勝が最上位、次にGI優勝馬。これらは、仮に1年間未勝利であっても、重賞で5着以内に入っていれば、総賞金をそのまま評価して順位を決定する、とすれば今回のよう順位にはならないはずです。
これは、どんな競馬ファンに聞いても同様の答えが返ってくるはずです。マイル戦がベストのキストゥヘヴンにとって、ヴィクトリアマイルに出走できないことは、大きな痛手であることは火を見るよりも明らか。実際、彼女の東京マイル戦での快走を期待している競馬ファンは多いはずです。また、馬券的にも前記した馬よりも、はるかに売り上げが多いことでしょう。
今回のような間違った選出方法を早く止めて、新たな基準を設けるべきだと考えます。