fbpx

えー、まさか?!衝撃的だった天皇賞!

 今年の春の天皇賞は2冠馬メイショウサムソンに凱歌。3200mもあるのだから強い馬が優勝して当然なのですが、重賞も勝ったことがないエリモエクスパイアと鼻差の辛勝。鼻とか頭とか首差などは、ほとんどが運だと私は見ていることもあって、今回の天皇賞はまさにその運だと思います。もっとも運も強さのうちとはいいますが、やはり、メイショウサムソンにわずか鼻差だけでもでも強力な運があったのでしょう。本当に強い馬というのは3200mもあったら、昨年のディープインパクト(3馬身半)のようにちぎってしまうはずです。
 そもそも、メイショウサムソンは昨年の菊花賞でちぎられた4着でしたが、当時、優勝したソングオブウインド、2着のドリームパスポート、3着アドマイヤメイン、5着のアクシオンなど、同期のトップステイヤーが引退や故障で参戦してきませんでした。しかも、有馬記念優勝のディープインパクトが引退し、2着のポップロックも3着のダイワメジャーもいないのです。
 つまり、強力なライバル馬がみんな出てこなかった、これこそ運そのものです。とはいえ、3分14秒1の時計は過去10年で、昨年のディープインパクトに次いで速いタイム。驚いたのは3000m通過タイムがなんと3分1秒8。菊花賞でレコードレコード勝ちしたソングオブウインドのレコードが3分2秒7ですから、それよりも約1秒も速い時計。逃げたユメノシルシ、これを追いかけたマイソールサウンドが共に大差でシンガリとブービー。好位置のマツリダゴッホが11着。4角先頭のデルタブルースが落鉄のアクシデントもあって12着。先行勢は総崩れでした。
 そんなこともメイショウサムソンには恵まれたのでしょう。唯一の重賞連対がGⅢダイヤモンドS2着(53K)のみだったエリモエクスパイア。鼻差2着で、不運ともいえないような大健闘の快走劇でした。

 ☆いよいよ今週は越後路・新潟競馬場

 今週は土曜日に新潟競馬場に行きます。レギュラー出演しているBSNラジオの「あずさのエンジョイ!競馬」と、同局のテレビ「ワンダフル競馬中継」の解説。昨年の夏以来の新潟。久しぶりに会う知人と親交をあっためようと思うのですが、翌、日曜日は東京競馬場でNHKマイルカップの私個人のトーク・イベントが、東京競馬場のイベント広場であります。それゆえ、土曜日のうちに東京に引き返してこなくてはなりません。
 のんびりするのは夏の新潟競馬でと考えて、気持ちだけ越後の香りくらいは味わってこようかなと思っています。
 おっと、新潟の土曜日は穴党ファンが目を離せない「新潟大賞典」が予定されています。「ワンダフル競馬」ではもちろん、私の予想を発表しますが、ご覧になれない方は、私の携帯サイト「アベコーの競馬大予想」を、ご覧下さい。

あの噂の太一が来た!マスター感激!

0705021 4月25日、池袋にあるメトロポリタンホテルで、あるパーティがありました。3月20日に45年の歴史に幕を下ろした伝説の店、大勝軒(東池袋)のマスターこと山岸一雄さんの慰労と、誕生日のお祝いを兼ねたパーティ。
 この日は、東池袋大勝軒で修行を重ねた、全国大勝軒のお弟子さん達、そして出版界、放送界、芸能界、そして製粉業界にマスターの古くからのご友人。様々な業種の方が列席。日本テレビの24時間テレビ「愛は地球を救う」のカメラも取材。
0705022 司会進行は、マスターと古くから(ヘリがきた!イタチ追いし東池袋大勝軒参照)親交のある私。そしてニッポン放送の競馬中継でお馴染みの堀江ゆかりさん。彼女も大勝軒は並んで食べた経験をもつ一人。
 で、この日はサプライズ企画で、今や演劇界の爆発的人気の早乙女太一君が、お祝いにショータイムで登場。男性アイドル誌「JUNОN」では花より男子の花男や小池徹平を抑えて堂々巻頭グラビアに登場。コミック誌「刃」では連載グラビア。「女性自身」でもブログを開設。テレビは今年、NHK新春時代劇「堀部安兵衛」の少年期で主役。フジテレビ「Dのゲキジョー」でも登場し、6月は同番組の「ハワイ公演」も。
 大衆演劇界から飛び出した、劇団朱雀二代目でもある早乙女太一君。現在15歳。私が彼と知り合って数年、日に日に伸びていく身長と共に、彼の天才的な舞踊は、ただただ驚嘆するばかり。日舞、洋舞、フラメンコ、そして抜群のテクニックのタップ。
 そんな姿を、マスターに目の前で見て欲しかったのですが、念ずれば通じるが如く「サプライズ企画・早乙女太一ショー」。
0705023_2 0705024_2
 あまりの突然なことと、あまりの綺麗さに、唖然とするマスター。太一君から花束を受け取り、ハッピー・バースディのケーキカットで、一緒に太一君とツーショット。それはそれは、ニコニコ笑顔の恵比寿様。太一君が観音様のようにも見える目をしており、何か縁のようなものを感じ、思わず手を合わせそうになってしまいました。
 この日は、このステージに合わせて衣装を新調。音楽と踊りは演出家の斉藤恒久氏が、練りに練った「黒田節」に「それは恋」の2曲。
素顔で黒の紋付に袴で登場し、凛とした表情で「黒田節」を舞う太一君に、惜しみない拍手の嵐。そして、綺麗にして儚い娑羅双樹のような純白の衣装を、身にまとった女形に変身した「それは恋」。その踊る姿に、会場は一瞬、水を打ったような無の空間。そしてため息と驚嘆。マスターを筆頭に大喝采で早乙女太一君を称えました。
0705024  ハードスケジュール続きにもかかわらず、公演先の岐阜から駆けつけた早乙女太一君。疲れた顔も見せず、太一の世界を演じきった表情はすがすがしく、またファンを増やした思いがします。
 マスターとは5月20日の東京国際フォーラムで公演される好評の舞踊劇「蒼伝説」で早乙女太一君を、一緒に観劇することにしています。この日は競馬ファン注目のオークス。終了次第、フォーラムにダッシュで駆けつける予定です。

早乙女太一公式ブログ http://www.taichi-blog.jp/
早乙女太一公式サイト http://www.taiching.jp/