皐月賞は衝撃的な結末となりました。優勝は7番人気のヴィクトリー。鼻差で2着がサンツェッペリン。これは15番人気。逃げたヴィクトリー、この後に付けた2番手のサンツェッペリン。形は逃げ、先行で決着。
まあ、競馬にはありがちなことですが、クラシックの皐月賞で引っ掛かり気味に逃げた馬が優勝した記憶はありません。
前半が59秒4の平均ペース。追いかけたサンツェッペリンが少し引いて離れた2番手で、そこからまた離れて3、4番手がメイショウレガーロとアサクサキングス。
ところが、勝負どころの3角では前4頭から後ろが離れる、いわゆる縦長の棒状の展開。通常こういうケースはハイペースの場合が多いものです。これでは、4角前で勝負あり。人気のフサイチホウオーが、そしてアドマイヤオーラが33秒台の凄い脚を駆使しても無理でした。
そもそも、中山内回りのクラシックレースで、ハイペースでもないのに、縦長棒状の展開はありえないのです。人気のアドマイヤオーラ、フサイチホウオーが、これまでスローペースに慣れてしまったことが、今年の結末に結びついている要因になっている気がします。各馬一団の団子の形であれば、おのずと結果は違っていたはずです。
1番枠を引いたフサイチホウオーは好位置を取りやすい枠だったのですから、もっと正攻法に徹するべきです。それで敗れてもファンは諦めきれたでしょう。そうするとアドマイヤオーラも早めに動いていたはずです。
あの「くの一」井上オークス女史が…
あの神出鬼没、不思議な魅力を放つ、美人「くの一」井上オークス女史が皐月賞の中山に出現。皐月賞のレース後、ウイナーズサークル横で、私の顔を見ながら不敵な笑み。いや、その色っぽい、艶っぽい流し目。う~む、流し目スナイパー忍法、ああ負けそうだ。吸い寄せられるように近づくと、またまた目から妖しげな光線を、この私めがけて発射。ああ、もうだめか!絶体絶命!危しアベコー。
「見て下さーい」と馬券。なぬ、ああ当たり馬券!
「そう、当たっちゃいました。3連複!」と馬券をチラリ。
「なんだ3連複か、エー、20万以上もついたの~?ヒエー、くの一忍法恐るべし!」
「ほら、これ惜しかったでしょ」と見せてくれたのが、2着のサンツェッペリンの単勝千円券。15番人気で1万余円。鼻差の10万円也。
聞けば本命だったとか。まさに恐るべし、井上オークス女史。
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爆笑問題、田中君が的中で私TBSへ!
「アベコーさんですか、実は爆笑問題の田中さんが、皐月賞で的中したらしいんですよ。それでレースや馬券について、解説してもらいたいんです」とディレクター氏。
聞けば今からすぐにTBSに来て欲しいと。仕方なく雨の中を飛び出し、都内赤坂方面に。
爆笑問題の田中裕二君は、番組、イベントで共演したこともあり、競馬場でもよく顔を合わせると、その日の収支を聞いたりするのですが、今回は渋谷のウインズで皐月賞の馬券を購入したとか。
それで手にした馬券の額は、3連単162万3250円を200円的中。90点買い。馬連5千円ずつ5点。4万3千円投資で〆て797万8000円也!
スタッフなどにご祝儀としてそれぞれ10万ずつ渡したそうですが、不労所得として申告しなければならない義務が。配当金から投資額を引いて、半分近く税金に消えます。
まあ、男を上げた誇り高い税金と思えば、仕方ないかも。でも、嬉し悔しい気持ち、わかりますね~。
ちなみに、私が出演した番組は今日4月18日、TBSテレビ「ぴんぽん!」で毎午前11時から放送。出番は12時過ぎになるそうです。