fbpx

Archive for 競馬

グリーンの風を受けて競馬をモチーフに♪作曲したら最高!と凄い美人ヴァイオリニスト♪♪

1002171 「大きな馬券を当てたら、私はヴァイオリンをもう一台買いたいわ」と、何故か私を見て微笑む一人の美女。この日の「アベコーのモリもりトーク」のゲストは、人気ジャズ・ヴァイオリニストの牧山純子さん。
 
 この方、紅白歌合戦に出演した経歴を持つ凄い方です。
 「紅白に出場されたのですか?なんでまた選ばれたのですかね・・?」と私。
 「いや、私も突然だったので驚きましたね。その頃、私はアメリカのボストンのバークリー大学に入学していて、ジャズ・ヴァイオリンを専攻していたんです」と牧山さん。
 「それが当時、平井堅さんの『大きな古時計』が日本でヒットしていて、それを紅白で歌うことになり、その演奏の依頼で誰か、ということになったんです。現地では紅白がどれだけの影響力があるのかアメリカ人にはわからなくて、日本とボストンをつなぐ衛星放送だったのですが、私のところに話がまわってきたんですよ」と牧山さん。
 「でも、出演して影響はあったでしょう」と私。
 「ですね、前もって家族には連絡しておいたのですが、顔がわかるくらい映し出されることはないかも・・と考えていたら、後日、友人から連絡があって、純子、紅白で見たわよ。出ていたでしょ!?と言われて、ああ、映っていたんだわ、と私自身も知ったわけなんです」と牧山さん。

 「そもそも、牧山さんがヴァイオリンを志したのは、どうしてだったのですか?」と私。
 「実は母親がピアノの先生だったから毎日毎日スパルタ・ピアノレッスンでしたね。そんな状況でピアノが嫌になってしまったんです」
続けて「それで母の友人がヴァイオリニストだったので、その先生からヴァイオリンを習い始めたわけなんです。私が4歳のときでしたね」牧山さん。
「武蔵野音大卒業をしてからもヴァイオリンの道を求めてフランスに渡ったのですね。それからボストンのバークリー音楽大学へ。それもジャズを専攻。普通はクラシックとかじゃないですか。それはどうしてですか」と私。
「ジャズにすっかり魅せられてしまったんですよ。決められた楽譜を弾くよりも、ジャズが胸を打ったんですね。というのはジャズには遊びがあるじゃないですか。自分なりの遊びが。それが私の理想としたヴァイオリニストの姿にピッタリだったんですね」と牧山さん。

1002172_4 牧山純子さんは2003年に帰国。ヴァイオリニストとして全国ツアー、コンサートに出演。2008年にはアルバム「ミストラル」を発売し話題になりました。
「ジャズといえば僕も好きで、かなりレコードやCDは持っているのですが、大好きなエラ・フィッツジェラルドのサマータイムは、魂を奪われましたね。あんな凄い歌はこれまで聴いたことがなかったですね。暑いサイレントな昼下がり。風もなく、猫が一匹ミャーという鳴き声が聞こえただけ。そんなときにエラのサマータイムを聴いたら泣いちゃうかもですね。ジャズにはそんな良さがありますね」と私。
「そうそう、歌う人、ジャズを演奏する人によって、それぞれ違ったジャズになる。そんなところにもジャズの素晴らしさがありますね」と牧山さん。

 牧山純子さんの趣味は「食べ歩き」だとか。
「私はどこに行っても必ずその土地の物を食べに行くんです。好き嫌いはないですね。食べますよー」と牧山さん。

 「競馬って儲かりますか。今度やってみようかな?」と牧山さん
 「当たれば儲かりますよね。アベコーさん」と相方のマリンちゃん。
 「確かに100万、1,000万も出ちゃうから・・。牧山さんは儲かったら何に遣うんですか?」と私。
 「それはもう絶対ヴァイオリンですよ。上をいったらきりがない金額だけど、やはり良い物を欲しいですね~」と牧山さん。

「牧山さんにお願いがあります。是非、グリーンの風が吹く競馬場に来て、その時感じた感覚で、ファンファーレや曲を作ってみませんか」と私。
「わあ、いいですね。是非、やってみたいですね」と、にっこり微笑む牧山さん純子さんでした。

断トツの人気アリゼオの3着敗退はルメール騎手のミスリードか!?

 単勝1・8倍のアリゼオが不覚の3着敗退。クラシック戦線に重要な位置を占める「共同通信杯」トキノミノル記念。優勝は2番手で駒を進めた3番人気ハンソデバンド。外から追い込んだ2番人気のダノンシャンティが3着。着差が鼻・首差の同タイム決着。大接戦でした。
 それにしても、新馬戦で先日の若駒Sを快勝したヒルノダムールを破り、2戦目のホープフルSは圧勝。強烈な存在感でクラシックに乗り出す初戦の共同通信杯でしたが、3番手の正攻法策で思ったほど弾けず3着。彼は何故、敗れたのか?
 前半、口を割って頭を上げ、ルメール騎手との手綱がピーンと張っている状態。まさしく折り合いを欠いている走りでした。それもそのはず芝1,800mで前半5ハロンが61秒6。6ハロン通過が1分14秒0。高速馬場では明らかに超スローペース。
 ちなみに、アリゼオの2戦目のホープフルSは2,000mで前半の5ハロンが60秒5、6ハロン通過で1分13秒8。要するに2,000mのホープフルSよりも流れが遅かった共同通信杯だったのです。ゆえにアゼリオが折り合いを欠いたこともキャリア3戦目の3歳馬ゆえ仕方がないこと。しかも、ラスト2ハロンが11秒2-11秒3の決着。
 あまりの遅いペースに口を割って行きたがったときに行かせていれば、結果は必然的に違っていたはずです。強引に押さえ込んで折り合いを付けさせようとしたルメール騎手のミスリードだったとも考えられます。
 その辺のところは、さすがにルメール騎手も理解していたようで「リラックスして走れていなかったようですね。だったら前に出して先手を取っても良かったかも知れない」と後悔の弁。
 人気の若駒が敗れるケースでは、超スローでラスト33秒台、11秒台前半で、ヨーイドンの決着のときに多いように思います。
 いずれにしても、アリゼオはこのことを教訓に次なるレースに出てくると思いますが、現在、賞金が1,200万、皐月賞出走を確定するにはトライアルで権利獲得か、オープンで優勝することが条件となりました。今後もその動向には注目したい1頭です。
 結果的に際どい鼻差2着だったダノンシャンティも現在1,200万。この馬も皐月賞に向けて、アリゼオと同様に出走権獲得に全力投球。ラスト33秒5というアリゼオを凌ぐ切れ味。春が楽しみになりました。
 今週は京都でクラシックの登竜門といわれる「きさらぎ賞」。福寿草特別を勝ち目下2連勝の評判馬レーヴドリアンが出走の予定。兄が昨年のクラシックで注目されたアプレザンレーヴ。凄い切れ味がセールスポイント。これと朝日杯FS3着のダイワバーバリアンの対決。今週も目を離せません。