番組がスタートしたときから趣旨は良質でいい番組を作ろう! ということでしたが、始まれば始まったで、テレビなら視聴率であり、ラジオは聴視率。
とくに番組名が「アベコーのモリもりトーク」と、私の冠が入っているので、視聴者、リスナーの皆さんに、どう受け止められているのかということを、気にならないわけがありません。
そんな凄いゲストが出ていて、それだけの低い数字しか取れないのか、なんて言われていたらどうしょう。スポンサーに申し訳がない。という今まで味わったことがないプレッシャーが、押し寄せてきました。
私も人間ですから体調の良し悪しで、声質も変わるし、トーンの力強さも変化するに違いないのです。だからいつもパーフェクトな放送は出来ていないと思います。でも、体調が優れなくとも、それはそのときの最高点の放送が出来れば・・と考えています。
それもこれも、今回の第1位に輝いたのは、スタッフの方々、相方のマリンちゃん、何より多くのリスナーの方の熱い応援があったからだと思います。
私の計算によれば、関東エリアだけで150万人くらいのリスナーの方が聴かれているのかも知れないと考えると、一段と気が引き締まる思いです。
これからも、多くのリスナーの皆さんに、楽しい番組だねーと、支持されるように、パーソナリティーの一人として携わっていければ幸せです。
TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」。土曜夜19時30分から生放送でお送り致しております。これから春に向ってゲストも多彩。そして、競馬のコーナーも盛りだくさんです。元騎手の細江純子さんも、2月20日、GI「フェブラリーS」の前日にゲスト出演してくれます。
Archive for 競馬
やったー!「アベコーのモリもりトーク」なんと第1位に!思わずガッツポーズV(^o^)/
歳はとってもやるときゃやる! 年の功のオジサンパワーに、ただただ感嘆!(^o^)/
エアシェイディ・トウショウナイト・ブラックアルタイルで、7・7・6歳。そして、ネヴァブション・エアシェイディ・トウショウシロッコが6・8・6歳。更に、ネヴァブション・シャドウゲイト・トウショウシロッコで7・8・7歳。
これは過去3回の「アメリカJCC」の結果です。それにしても、イキのいいアブラの乗り切った4、5歳馬に出番がなし。数ある古馬の重賞競走でも大変特異なレースです。
とくに1番人気の5歳馬はほぼ壊滅状態。3年前のインティライミが4着。2年前のドリームパスポートが5着。昨年のドリームジャーニーが8着と、何故走らないのか不思議でしたが、今年の1番人気の5歳馬キャプテントゥーレの11着大敗に至り、謎がますます深まりました。
で、優勝したのが前記したネヴァブション。昨年に続く連覇。見事です。これが昨年のアメリカJCC以来の勝ち星。というよりもアメリカJCC後の初連対、いや、アメリカJCC後の初めての掲示板入り。ということは、よほどこの時季の中山芝2,200mという舞台が適しているのでしょう。まさにベストの舞台だったのです。
首差の2着に懸命に逃げ粘ったシャドウゲイトは8歳馬。これも、連対は昨春の中京の金鯱賞2着以来のこと。元々主導権を取って逃げたほうがいいことはわかっていたのですが、なかなか思うように先手が取れず、実際、逃げたのが一昨年の3月、船橋のダイオライト記念以来の逃げ。金鯱賞以降は凧の糸が切れたように、掲示板に名前が載ることはありませんでした。もっとも、金鯱賞以前もJRAで連対したのが3年前の3月の大阪杯でのメイショウサムソンの2着。なかなか続けて好走が期待しづらい馬ですが、寒い時季は走るタイプなので、再びオジサンパワーを発揮して欲しいものです。
重賞勝ちに手が届きそうで届かないトウショウシロッコが、またまた指定席ともいえる3着。吉田豊騎手もなんとか初重賞をと、中団のインに構えて機を窺ったのですが、実を結びませんでした。こうなると上位入賞指定席は宿命なのかも知れない、とも思うようになりました。3連複にはピッタリの馬です。ちなみに人気も3番人気でした。
昨春の天皇賞馬、前走の有馬記念が5着に善戦。このマイネルキッツが4番人気とは意外でしたが、さすがに59Kを背負うと、厳しかったようです。過去10年、59Kを背負って3着以内という馬は皆無。
期待の4歳馬で2番人気だったデルフォイが6着に敗退。どうも2走ボケ!?のような印象にとれました。次走に期待したいと思います。同様に1番人気で期待されたキャプテントゥーレが11着。皐月賞馬ですが、パワーを要求される馬場と、マイル戦からいきなりの2,200m、良績のない厳冬期。そこに敗因があったと思われます。
いずれにしても、今年もアメリカJCCは勢いより実績、若さより年の功を、強く感じられた一戦でした。