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Archive for 競馬

“なんでだろう♪なんでだろう♪”のテツandトモさんのジャージは、ナント10万円だゾー!!

1002111  一世を風靡した芸人といえば数々おりますが、このお二人は日本中このセリフが飛びかっていたとか。そうです伝説の“なんでだろう♪なんでだろう♪”の名ギャグ。ご存知、テツandトモさんが「アベコーのモリもりトーク」に、遊びに来てくれました。
 テツandトモさんというと、あの紅いジャージに青いジャージ姿で登場することが定番。そして青いジャージの方がギターを肩から下げて、一方の紅いジャージの方が身振り手振り振り付けで“なんでだろう”歌う役割です。
 そんな二人が、なんとスタジオに定番の勝負服で出演。これには私もビックリ。というか感激!普通はラジオゆえ私服で出演されることが、ほとんどだったのでテツandトモさんには、仕事に賭けるひた向きさ、情熱を知らされた思いがしました。
 テツさんはジャージの紅いほうの方で、本名がナカモトテツヤさん。トモさんは青いジャージの方で、本名がイシザワトモユキさん。
 基本的にボケ担当のテツさん。“なんでだろう”で稼いだ資金で、3階建ての一軒家を購入。もっとも、長~いローンだとか。家族とご両親の二世帯住まいだそうです。真面目な堅実派。
 一方のトモさん、突っ込みを担当し、ギターの腕前はまさに名人級。どんな詩でも曲にしてしまう異色の芸人。このトモさんは、趣味が大の競馬好き。なんでも私に会えることが、楽しみで仕方がなかったとか。
 2003年に“なんでだろう♪なんでだろう♪”が大ブレークすると、その年の流行語大賞に選出。紅白にも出演。日本全国どこでも“なんでだろう”が席捲。子供たちから大人、老人に至るまで“なんでだろう”現象が見られました。

 「いつもお二人ともジャージで衣装代がかからなくてラクですね」と私。
 「これが最初は安くてすんだんですが、これで舞台をやろうとしたときから、身体に合わせたり、なにかシンボル的なマークを付けたりしたら高額になってしまったんです」とトモさん。
 「特注ですから10万エンもしたんですよ」とテツさん。
 「10万エンですか?! それじゃ、普段に着れませんね。ステージ衣装ですね。凄いジャージだなあ。ジャージといってバカに出来ませんよね」と私。
 「アベコーさん、ワタシ、このお二人と、結構一緒なんです」とマリンちゃん。
 「そうそう、イベントでいつも一緒だよね。ヘー、マリンちゃんって言われてるんだ」と、トモさん。
 「そうなんです、この番組が始まるときにアベコーさんがつけてくれたんです」と、マリンちゃん。
 「ボクたちは、普通に村井さん、真里さんでしたよ」とトモさん。
 「テツandトモさんといえば、地上デジタル放送のPR活動で、全国を忙しく飛び回っているとか。地デジ芸人ですか?」と私。
 「そうなんですよ。そこで真里ちゃん、マリンちゃんと一緒なんです」と、テツさん。
 「日本全国地デジで元気!ということで、地デジ音頭も踊ったりしちゃってますよね」とマリンちゃん。
 「そういえば、テツ・トモさんは、最近では歌手活動も開始されたとか」と私。
 「歌手活動というのか、まあ、CDも出してみようか、というノリでね。『旅~僕たちの風景』というタイトルなんです」とトモさん。
 
1002112 「ところで、トモさんはNHKテレビの山形放送に出演していますよね。もちろん、テツさんもなんですが。あの『今夜はなまらナイト』を、以前、NHKの総合で深夜オンエアーされてまして、あまりの面白さに衝撃を覚えました」と私。
 「エー、観てくれていたんですかー。それは嬉しいですね~。ボクが山形出身なんでレギュラーで出させて頂いているんですが、いやあ、嬉しいなあ」と、トモさん。
 「あれほどの番組は他にないですよね。NHKのアナウンサーとアシスタントの女性のMCの二人が、真面目な顔で山形の独特イントネーションのズーズー弁で、番組を進めていくわけでしょ。標準語に慣れている私たちにとっては、あっ、訛っている、凄い訛りだあ!と、ビックリことばかり。放送という規定の形のカテゴリーの中で、ある種、カルチャーショックを受けました」と私。
 「ありがとうございます。共演者、スタッフも喜びます。NHK総合の今夜はしゃべらナイトを、パクったタイトルなんですが、味があるでしょ」テツさん。
 「ありますね~。山形から東京に働きに来ている方、越されて来た方は懐かしさで喜ばれているでしょうね。そして言葉はふるさとの味がするもんですね。それもあったかい。いいですね~。それと、山形弁が山形の中でも地域によって3つもあることを番組で、初めて知りました」と私。
 「そこまでアベコーさんに、感激されて頂くと恐縮です。また、全国放送できるようにスタッフに伝えておきます」と、ニコニコのトモさん。
 番組が長寿になるよう二人を激励し、私は伝えておきたかったことが、ご本人に伝えられて大満足。いやあ、ツテandトモさん、とてもあったかいお二人の眼差しに、またファンになりました。
 後日、私の携帯にトモさんからメールが届き、ラジオ出演の感謝と、私に会えたことのお礼をメールして来られました。競馬もよろしくお願いします、とも・・。
気配りも凄い方でした。

今年のマイル戦線を揺るがす衝撃的な決着だった東京新聞杯!!

 “1分32秒1”注目の「東京新聞杯」は、過去最高のレベルで決着しました。このレースは昨秋のキャピタルSの優勝馬トライアンフマーチと、年明けのニューイヤーSの勝ち馬レッドスパーダが、2頭並んで人気を分ける形。結局、10円だけトライアンフマーチが1番人気。
 レースは好スタートを切ったマイネルファルケが予測通り主導権。その直後に内枠を利したレッドスパーダがいて、その直後がレッドスパーダをマークのエーシンフォワード。そして同じ位置にトライアンフマーチ。皐月賞で最後方から2着に追い込んで、以来、追い込みに徹していたトライアンフマーチが、ルメール騎手に乗り替わり一転したレースぶり。
 マイネルファルケが前半を34秒8、半マイルが46秒6。そして5ハロンが58秒2。開幕週でこの流れはごく平均的なペース。ところが、このレースの凄かったのは、残り3ハロンのレベルの高さ。11秒0-11秒2-11秒7。33秒9ですからこの流れでは後続馬はどうあがいても無理。
 私の本命マイネルファルケも最高の形で逃げたのですが、直後にいた馬たちに33秒台前半の脚を使われては4着も仕方なし。1分32秒6は自己ベストで、ラスト34秒4も立派なのですから。
 それにしても、1分32秒1で圧勝したレッドスパーダ。2週前のニューイヤーSが1分33秒0でエーシンフォワードに首差勝ち。疲労も微塵も感じさせず、まだまだ走り足りない印象。無事ならば当然、安田記念に駒を進めて行くものと思われますが、卓越した競馬センスと、目下の充実度からみて、カンパニーが引退した現在は間違いなくGIのゴールに一番近い馬のような気がしています。
 同様に、2、3着したトライアンフマーチとエーシンフォワードも、安田記念に向けて手応えを掴んだ馬です。進境度に加えて高速のマイル戦に対応できるスピード。それでいて33秒4という高速対応の末脚。安田記念が今回の上位3頭で決着しても、ごく当然、当たり前のような気がしています。ただ、このトライアンフはセーフとしても、エーシンは賞金的に微妙。もうひとつ賞金の上乗せが欲しいところです。
 一方、3番人気で東京のマイル戦に良績のあったアブソリュートは、スタートの出遅れがすべて。ハイレベルの高速決着ではスタートの甘さは致命的になります。今回のマイル1分32秒7は自己ベストですが、スタートのミスが最後まで応えました。
 また、最後方から直線大外を一気に追い込んで5着したリザーブカードのラスト33秒2。この破壊力はツボにはまったときには大物食いの予感が漂う不気味さがあります。