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Archive for 競馬

我ら楽しきかなCLUB・KEIBAだよ!

 「暑中お見舞い申し上げます。本格的な夏のローカル競馬に突入しましたが、もうお出かけになりましたか」と、尋ねても返ってくる答えが「今年はいかない予定。いつも家族とか、友達と車で一緒に出掛けるんだけど、ガソリン代が高くてね~。また上がるんでしょ」という切実なものです。
 じゃあ、新幹線にしたら・・と考えたものの車1台で大人が4人乗りした場合、断然、車が安いのです。う~む、ガソリンの高騰がローカル競馬まで影響しているのか、我ら庶民はガソリンの10円、20円高が応えるようです。
 まあ、それでもみんなで競馬に行けば、それはそれは楽しいものなんです。普段は大人しい人が、大声で叫んだり、いつも優しい声で話す人が、ドスのきいた声で絶叫したり、まあ、普段では見られない性格、人生模様を発見したりします。
 競馬専門誌、日刊競馬の顔、柏木集保さんはいつも物静かな人なのですが、持っている馬券の対象馬がゴール前で、一気にやってくると、まさに君子豹変。地震が起きたかのようなドスのきいた大声で、テーブルを叩き、騎手の連呼。あの大きな身体。いやあ、ビビリます。0807241
 ところで、春競馬から振り返って、今年も楽しい人たちと競馬を観戦しました。元祖つけめ ん(中華盛りそば)で有名な「東池袋大勝軒」のマスターこと山岸一雄((株)大勝軒グループ会長)さんが、不自由な身体ながら初めて東京競馬場に来場。あまりの広さに感激。馬券を外してもニコニコ。サインを求められてもニコニコ。本当に人柄通りの方です。翌週の女性自身のグラビアにニコニコ顔が登場。内外タイムスにも懇切丁寧に取材に応じていました。このニコニコ顔に老若男女問わず、人がマスター・山岸さんの周りに集まってきます。
 大の競馬ファンを自称する女優の六車奈々さんも楽しい方です。自身も関西圏で「サタうま」という番組(毎週土曜)のナビゲーター。2005年、TBSテレビ昼ドラ「病院に行こう」の主役。コメディータッチの楽しい番組でしたが、彼女はその番組の主役。赤いドレスがドキドキするくらいセクシーでした。この日は競馬場正門前の「黄金の馬」(アハルテケ)の銅像の前でツーショット。金がつきますように! ちなみに撮影者は宮川一朗太さん。ありがとう。
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また、グリーンチャンネルの「0807244うまくら」で共演したタレントの都築あこ嬢。久しぶりに競馬場で再会。最近は競艇のイベントが多いとか。この日は仲良しのタレントの木村あかりさ んを誘って来たとか。いやあ、可愛い女の子です。
競馬場は久しぶりの方と出会う場所でもあるのです。叫んでよし。ああ、競馬場、楽しきかな競馬場。みんなでワイワイCLUB・KEIBAなのです。

500万の閃光特別に出ていたら、ボロボロ負けていたアイビスサマーダッシュ組!!

 新潟競馬場、直線だけの1,000m競走。日本で唯一の直線だけの重賞。加えて1,000mで唯一の重賞競走。「アイビスサマーダッシュ」は日本中の競馬ファンが注目するレースでもあります。
 優勝は2番人気のカノヤザクラ。新潟1,000mは外枠有利の後押しもあってか、いつもよりも前々で楽に追走。叩き合いの末、ゴール前で外から一気に抜け出しました。
 さて、注目の時計が54秒2。馬場コンディションは非の打ちどころがないくらいの、まさに極上のコンディション。いったいどのくらいの時計が出るのか、いったいサラブレッドは、どのくらいのスピードで走れるものなのか、衆目の目が一店に集まりましたが、結局、54秒2の平凡なタイム。ちなみに、晴れて良馬場だった3年前のテイエムチュラサンの54秒0には及ばず、その前の年のカルストンライトオの53秒9や、同じカルストンの53秒7には、まるで歯が立ちませんでした。
 更に、驚いたことに前日の最下級条件500万クラス、閃光特別の勝ちタイムが54秒5。アイビスサマーダッシュのカノヤザクラと、0秒3差しか違いがないのです。ということは、仮に閃光特別にアイビスのメンバーが出走していたら、ボロボロ負けていた馬がいるということになります。
 それゆえ、例年に比べて今年のレベルの低下が心配されます。もっとも、優勝したカノヤザクラが前走のCBC賞で5着。テレビ愛知OPが10着で、1月の淀短距離Sが5着。バリバリの一線級のスプリンターではありません。それが2番人気に推されるくらいだったのですから、内容的には推して知るべしでした。
 驚いたのは、これは意外に人気の盲点になるかな、と考えて期待したエイムアットビップ。なんと1番人気の支持。前日発売の土曜日よりも、日曜はグングン支持を集め、僅差とはいえ1番人気に浮上。休養明けの阪神から10着→7着→13着。ここ3戦は散々な成績。それで1番人気には衝撃でした。私自信の経験上、重賞で前3戦の成績が7着以下ばかりで、いきなり1番人気になった馬は心当たりがありません。51Kのハンデの3歳牝馬が活躍しているデータに、傾倒されたファンの方が多かった、ということでしょうか。エイムアットビップはゴール前でまったく伸びなく16着の大敗。これにも予想した当方としてもショックでした。
 来年のアイビスサマーダッシュは、せめてオープン馬らしい53秒台のスピードを期待したいものです。