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復興を目指す新装なった福島競馬場で1年半ぶりの重賞競走(^^♪

Img_2582_3  東日本大震災で大きな被害を受けた福島競馬場。昨年度はすべて開催中止となり、福島競馬ファンをがっかりさせました。
 被害は場内の施設破損はもちろんですが、それ以上にJRA関係者の頭を痛めさせたのが福島の原発による放射能汚染。県庁所在地の福島市は盆地状にあるため、放射能による汚染が蓄積しやすく、馬場内の芝・ダートにも当然ながら相当量の放射能が積もったはずです。
 この馬場内の放射能除染、除去にJRAは一丸となって芝、ダートの全面回収作業に着手。45億円の経費を費やして、その努力が実り、ようやく今月からの福島競馬開催に漕ぎつけることが出来たそうです。
Img_2584_4  開催初日は待ちかねた競馬ファンで137・5%増(対一昨年比)の1万3198名の入場者が来場。翌、日曜日も123・5%(対一昨年比)1万8803名が来場して、福島競馬再開に大きな歓声を上げていました。
 今週は一昨年の秋以来の重賞競走が行われます。その重賞「福島牝馬ステークス」にはフルゲートの16頭が出走。熱い女の闘いが期待できそうです。
 できれば、その日の放射能の値を示す「安心計」のようなものを、ファンに一目でわかるようにあれば、不安を持つ競馬ファンがもっと行きやすくなるような気がします。
 いぐべっちゃ、いぐっちゃ「フクスマ競馬場さ!」

自慢じゃないですが昨秋のBSNテレビでクラシック◎候補だったGシップの劇的圧勝劇!

 それは皐月賞史上、おそらく初めてのことだったのではないでしょうか?そんな信じられないことが起きたのです。
No1_2   4月15日、この日の中山競馬場は、ほとんど恒例となった中山、土曜日、雨というパターンが、この日も現実のものになってしまいました。それも絶え間なく降りしきる雨は夜になっても止まず、翌日曜日はたっぷり水分を含んだ芝重馬場、ダート不良馬場。
 私も5日目、6日目の3週目がことのほか馬場状態が良かったことから、土曜日に少しくらい降雨があったとしても、日曜日が早朝から晴れれば、良馬場近くまでは回復するに違いないと、高をくくっておりました。
 ところが、それは考えていた以上に馬場はギブアップ状態だったのです。顔まで泥で真っ黒になって引き上げてくるそれぞれのジョッキー。口々に内目のところが酷い。のめって、のめって馬が前に進んで行かない。スタートから押してもだめだった、と馬場コンディションの悪さをアピール。こんな状況になるとは、私も想定外のことでした。
 8レース袖ヶ浦特別の優勝馬ウインバンディエラが15番枠の大外。鹿野山特別が8枠9番ヤマニンシャスール。とくると、皐月賞も内枠はダメ。外枠有利で1番人気の18番グランデッツアか?いずれにしても、二ケタ枠が有利かも・・と、ある種、後悔の様なものを感じていました。
 というのも、この皐月賞で2頭のうち◎○をどちらか打つか、熟考に熟考を重ねていたのです。私が前予想をしている週刊大衆誌には、昨年から決めていた通りゴールドシップを本命。それは、レギュラー解説しているBSNテレビの中継の中で「来年のクラシックホースはこれだ!」というテーマから、牝馬がサウンドオブハート(桜花賞4着)で、牡馬がこのゴールドシップでした。ゴールドシップはラジオNIKKEI杯2歳S2着、共同通信杯優勝とグングン逞しく成長。内田博騎手でもあり本命は当然でした。
 ただ、1点、共同通信杯以来のレースだということが気がかりだったのです。過去10年、優勝及び2着馬は、すべて前走が弥生賞かスプリングS、ないし若葉Sのトライアル戦。唯一、このことが気がかりで、結局、アダムスピードに本命を転換したのです。
 アダムスピードはラジオNIKKEI杯2歳Sで本命。新馬を勝ったばかりで堂々3番手から力強く抜け出し、ゴールドシップ、グランデッツァ、トリップを完封。この一戦はクラシックを左右するハイレベルな一戦だと判断。前走の弥生賞は休養明け、加えて初めての中山遠征、さらに勝負どころで他馬と接触する不利、それで0秒5差は上々だろう。ラジオNIKKEI杯の内容からも叩き2戦目で当然巻き返しがあるに違いないと結論。
 ◎アダムスピーク○ゴールドシップ▲ディープブリランテと予想しましたが、金曜夜から振りだした雨。土曜日も降り続き、本来は好枠のアダムスピークの2番枠が、なんといっても喉元に刺さったトゲのように感じたものです。
No2 No3
 とりあえず、アダムスピークの12・9倍の単勝と、ゴールドシップの単勝7・1倍を二股で購入。そしてこの2頭を軸に3連単、3連複で攻めることにしたのでした。
 
No4  馬場が重馬場からやや重馬場に少し回復したとはいえ、皐月賞はいかにも時計を要する馬場コンディションで、道悪を苦手にしているタイプには厳しい状況に変わりはありません。
 スタートと同時に飛び出したのが4番枠のメイショウカドマツ。外枠のゼロスは何が何でもという勢いで気合を入れながら主導権を奪いに先頭に並びかけ、ここは譲れないとばかりに内からメイショウカドマツが先頭を奪還。激しく2頭が引っ張る展開。離れた3番手にディープブリランテ。ほぼ同じ位置の内にアダムスピーク。前があいているせいかアダムスピークは掛かり気味。その後ろにコスモオオゾラがいてトリップ、ロジメジャー。後方にグランデッツァがいて、その後ろにワールドエース。最後方にゴールドシップ。
No5  半マイルが47秒7、1000m通過は59秒1。道悪馬場にしては異常に速いペースで流れます。3角手前でゼロスが勝負にでました。仕掛けて先頭に立つと、後続を置き去りにして差を広げて行きます。メイショウカドマツがいて、その後にアダムスピーク。ディープブリランテの岩田騎手が後続の人気馬の位置を確認して、いつでもスパートできる態勢。4角をまわって後続が急接近。
No6  そのときでした。直線先頭に立ちかけたディープブリランテを目がけて、最後方に位置していたゴールドシップが4角最内から、ガラッと開いたところを通って馬場中央に出て一気に急接近。先頭に立ったディープブリランテを一気に捉えると先頭。大外に出したワールドエースがグングン肉迫。またその後からグランデッツァ。
No7  先頭に立ったゴールドシップはそのまま脚色が衰えることなく、堂々2馬身半差の独走劇。ワールドエースが2着に押し上げ、コスモオオゾラと叩き合ったディープブリランテが内から地力で3着