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緊急!4月23・24に新潟が開催!BSNテレビ「ワンダフル競馬」で新潟へ($・・)

0408_1 春季の福島開催が東日本大震災の影響で開催が不可能になったことで、4月30日から始まる第1回新潟開催を、1週前から増やして4月23、24日に新潟競馬がスタートします。
 4月23日(土)は、この日、福島競馬場で予定されていたGⅢ「福島牝馬ステークス」芝1800mが行われます。いずれにしても、現在は中京競馬場が改築中で、中山競馬場、福島競馬場が開催不能な状態。北海道は時季的にまだ無理で、残る東京、阪神、京都の中央3場でトライアルを含むGI、クラシック。小倉そして新潟競馬場でそれをうまくフォローしていく他ないのです。
 さて、春の新潟開催といえば、私がレギュラー解説しているBSNテレビ「ワンダフル競馬」が始まります。今年も出演いたしますが、今回は4月23日にも放送予定があり、早めの越後路となりそうです。気温が例年より低いために、新潟はちょうど桜が満開の時かも知れません。遅い越後路の春と、新潟の春競馬を少しだけでも満喫できれば、大震災で沈んだ心が少しは晴れそうです。
 ただし、BSNテレビの「ワンダフル競馬」は、これまで14時30分スタートでしたが、今年は15時スタートの1時間番組に短縮とか。番組を愛する出演者のひとりとしても寂しい限りではありますが・・。
 桜と温泉と新潟競馬、気持ちを切り替える意味でも是非とも越後路の旅に出掛けましょう!(^o^)/

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4歳馬同士で決まり!という天皇賞・宝塚記念春の陣!!

C1_3   今年は阪神で行われた「日経賞」。そして恒例の「大阪杯」。距離が芝2400mと芝2000m。同じような条件下でもあり通常は同じ週に行われることは、まずありえないのですが、今年は中山開催が中止となり、変則スケジュールとなりました。
 この2レースには重複登録した馬が多かったのですが、どちらも1番人気に推されたトゥザグローリー、そしてヒルノダムールが優勝。
 まず、天皇賞の前哨戦として注目された日経賞。ローズキングダムとトゥザグローリー、そしてペルーサの3強対決。お互いがお互いをマークしながらの展開。好位置のインにトゥザグローリー。それを直後でマークするローズキングダム。この2頭を前に見てペルーサ。前半の5ハロン通過が62秒7で、半分の6ハロンで1分15秒2の超スロー。
 直線で楽々抜け出したトゥザグローリーのエンジンが全開。一気に後続との差を広げてまさに横綱相撲。ラスト34秒2で圧勝劇。注目の高額馬が4歳を迎えて確実に本格化の道を歩んでいる印象です。おそらく来る天皇賞は1番人気になる可能性が大。
 2番手争いは、勝ち馬をマークしていたローズキングダムが一旦2番手に上がったものの外から伸びたペルーサの末脚が勝り2着に浮上。昨年の発馬難が見られなかったのは収穫でした。それから半馬身差遅れてローズキングダム。59Kという斤量も最後の決め手でペルーサに劣った印象があります。 上位3頭は4歳馬。4着が春の天皇賞馬マイネルキッツでしたが、上位4歳馬とは着差以上に開きがあったようにも思います。ただ、天皇賞が3200mなので上位進出も可能かも知れません。 この日の最終レースは変更された中山牝馬Sでしたが、ここでも4歳馬のレディアルバローザが優勝。父がキングカメハメハ。トゥザグローリー、ローズキングダムと同じ。4歳馬のキンカメ産駒。凄い勢いです。

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 4歳馬の勢いは翌日の大阪杯でも席捲。1番人気のヒルノダムールが中団からしぶとく馬込みを割って優勝。ところがゴール前で鋭く肉迫したダークシャドウ、ヒルノダムールの内側のダービー馬エイシンフラッシュ。この3頭が馬体を並べてゴールイン。大外からダノンシャンティもゴール前で強襲。逃げて粘ったキャプテントゥーレも際どいところで奮闘。
 結果はヒルノダムールがハナ差勝ち。1000万を勝ったばかりのダークシャドウが大好走の2着と健闘。期待馬が4歳春で軌道に乗ってきました。59Kのエイシンフラッシュもハナ・首差の3着。有馬記念以来でこの斤量。天皇賞、宝塚記念に向けて視界良好といったところでしょう。
 また、昨年のNHKマイルCを驚異のレコード勝ちしたダノンシャンティ。今後の距離を占う上で重要な一戦でしたが、59Kを背負ってメンバー最速の33秒6の豪脚。レコードに0秒1差の決着でしたから、これは大きな収穫と見ていいかも知れません。
 いずれにしても、大阪杯も4歳馬が4着までを独占。強力4歳世代。GI春の陣は彼らの勢いを止められそうにもありません。