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今週は幸せ夫・杉浦太陽さんに、モノマネ達人原口あきまささんとトークトーク

0912041_4  今週の日曜日12月6日は、GI「ジャパンカップダート」が阪神競馬場で開催されますが、私は中山競馬場でトークショーのイベント。岡部玲子さんが司会進行で、ゲストは幸せ夫の俳優でタレントの杉浦太陽さん。奥様は元モーニング娘の人気者、辻ちゃんこと辻希美さん。一昨年の6月21日、私の誕生日に結婚。出来ちゃった婚だったそうで、お互いのファンのみならずファンを、あっと言わせました。
 父君は元南海ホークスの杉浦三六投手。トークショーでは父譲りの快速球でズバッと的中して、競馬ファンを驚かせることができるでしょうか。
 1部の時間は11時頃から11時25分くらいまで。2部は16時30分から16時45分くらいまでです。場所はパドック前。
 また、雨天の場合はメディアホールに移動して行われます。どうぞ、お時間がありましたら、お立ち寄り下さい。

0912042 また、ジャパンカップダートの前日、土曜日、12月5日は私がパーソナリティーを務めているTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」に、原口あきまささんがゲスト出演。ピン芸人で、モノマネでは一部で四天王とも呼ばれているとか。番組では得意のモノマネ芸でジャパンカップの予想をしてもらいましょうか。
 時間は19時30分からの生放送です。皆さんもメールで参加されて盛り上げちゃいましょう。
 また、来週の12月9日(水)は船橋競馬場で、funa1メンバーによるイベントです。この日は注目の「クイーン賞」。当日はデイリースポーツ紙に私の予想が掲載される予定です。是非とも船橋競馬場に遊びに来てください。

下り坂と思われたウオッカを優勝に導いたルメールという騎手の凄さに感服!

 ジャパンカップ1番人気馬ウオッカが優勝。毎日王冠、天皇賞の敗退から間違いなく昨年よりも能力が落ちてきていると判断。その不安を一掃したウオッカの快走。これにはルメール騎手の好判断によるところが大でした。
 2,000mの天皇賞を走った直後で、2,400mの距離延長に折り合いがつくかどうか気がかりでしたが、好位置でしっかり折り合い、いつでもスパート出来る態勢。毎日王冠当時のウオッカだったら、スーと行ってしまったのかも知れません。前半5ハロンが59秒0で、1マイル通過が1分35秒3。結果的に13秒台が1度もない緩みない流れ。ここにウオッカが折り合いがついた大きな要因があったと思います。となると、好位置で流れに乗ったウオッカにとっては願ってもない展開。ルメール騎手はこういう流れを予期していたわけではないと思いますが、まさにベストポジションでフルに能力を出し切ることができました。もう少し前でもダメ、もう少し後ろからでもダメ。2センチという鼻差がすべてを物語っています。あっぱれ、ルメール騎手です。
 レース直後、ウオッカが鼻出血を発症。1ヶ月出走不可で有馬記念は不可能。引退を含めて動向が注目されます。
 今回のジャパンカップで惜しかったのは2番人気のオウケンブルースリ。4角で最後方から、大外をまわり飛び抜けた末脚で追い込んで、一瞬差し切ったかな、という勢いを見せたのですが、運命の鼻差、届いていませんでした。4角でコスモバルクに外へ弾かれる不利が大きく応えました。ラスト34秒1という破壊力。大きく成長していることは確かなようです。
 また、3着の3歳牝馬レッドディザイア。1コーナーで外のジャストアズウェルが被せてきて接触。内ラチにもぶつかりそうになる厳しい展開。そこで位置取りが悪くなってしまいました。終始内ラチ沿いを走らされて、直線は前に馬がいて、そこから抜け出すのに四苦八苦。それでもゴール前で鋭く伸びてきましたが、時すでに遅し。1馬身半差の3着でしたが、本当に惜しかったです。
 ちなみに、私の本命は◎レッドディザイアで、○オウケンブルースリ、▲コンデュイット、☆ウオッカでした。
 凱旋門賞4着、ブリーダーズカップ・ターフ2年連続優勝の注目の英国コンデュイットは4着。直線で内から伸びてきたものの本来の伸びはありませんでした。騎乗したムーア騎手は「いつもの反応がなかったですね。どうも前走からの期間が短くて疲れが残っていたようです」とコメント。それはそうです。英国から仏国に渡り凱旋門賞で目一杯の力走。また英国に引き返して米国に遠征。ブリーダーズCでまた力走し優勝。そして、また英国に戻り、今度は日本に長距離遠征。10月から11月の短期間にこれだけ重なれば、疲労残りは当然。毎年のことですが、戦前のインタビューでは外交辞令か、各海外陣営は体調は「グッド、フレッシュ」と、繰り返しますが、これほどアテにならないことはありません。
 今年も、いろいろ教えられたジャパンカップですが、コスモバルクがいまだに何の関門もなく日本最高峰のレースに出てくることは、はなはなだ残念です。1年以上もJRAでは二桁着順の大敗続き。あと1頭回避したら3歳馬イコピコが参戦。芝2,400mの神戸新聞杯でレコード勝ち。菊花賞では2番人気。古馬との対戦が楽しみな馬でしたが、菊花賞2着のフォゲッタブル共々ジャパンCには出走チケットをもらえず。コスモバルクよりもはるかに出てもらいたかった馬です。未来の競馬界を考えた場合にも、現行のシステム、ルールは不備があると思います。早期改善を願うものです。