衝撃!シャケトラはそんなに強い馬だったのか!? 

   古馬、中距離路線の代表的な一戦、「アメリカJCC」。ここで衝撃的なドラマが展開されました。

なんと優勝はシャケトラ(7番人気)。一昨年の有馬記念以来、実に13ヵ月ぶりの実戦。休養前の天皇賞(秋)が15着。ジャパンC11着。有馬記念6着。日経賞でようやく初重賞勝ち。そのあと壁に突き当たったように散々の内容。

そして、今回のアメリカJCCは「まだ中身がともなってない。次につながるレースが出来ればいい」と、厩舎サイドは当然ながら、やはり控えめのコメント。

ところが、好位4、5番手で折り合うと、各馬が仕掛けた4コーナーで外から一気に浮上。そして直線の坂で仕掛けると一気に先頭に立って、外からもの凄い勢いで迫って来た圧倒的1番人気のフィエールマンの追撃を、アタマ差振り切りゴールイン。

今回は予定していた戸崎騎手が、インフルエンザで騎乗できず、急遽、おハチがまわって来た石橋脩騎手。

「初めて乗る馬だったのですが、先生から馬はデキてるからと言われました。正直ビックリしています」と、石橋騎手がコメント。

記者席の傍にいた某アナは、新聞なんかで中身が出来ていない、使ってからだろう。なんてコメントしておきながら、実際は騎手にデキてると言うなんて酷い話しだ」と、言うとハズレ馬券をゴミ箱に投げ捨てました。 主導権を取ったステイインシアトル。2番手が2番人気のジェネラーレウーノ。ミライヘノツバサ、シャケトラ、内にダンビュライトと続きます。フィエールマンはその後ろで末脚を温存。何が目的で出て来たのかマイネルミライは後方。その後ろにはメートルダールとサクラアンプルール。体調が悪いのか離され気味にショウナンバッハ。出るレースを間違えたのかポツンとアクションスター。

前半の1000m通過が62秒2の超スロー。半分の1200m通過が1分15秒0。この遅い流れで、さすがに3コーナーでは各馬一団。ダンゴの展開。スローで4コーナーではステイインシアトルの外からジェネラーレウーノ。そしてシャケトラが並びかけます。

1番人気のフィエールマンは中団のイン。その前のダンビュライトはミライヘノツバサが邪魔になり外に出せません。

直線中程で外から先頭に立ったシャケトラ。内にはジェネラーレウーノ。そして外に出せたフィエールマンがグングンと迫って来ました。その外がメートルダール。 逃げ込まんとするシャケトラ。迫るフィエールマン、そしてメートルダール。シャケトラが辛くもアタマ差だけフィエールマンを押し切りました。

メートルダールが3着。ジェネラーレウーノが4着。サクラアンプルールが5着でした。

時計は2分13秒7と平凡。石橋騎手が巧み騎乗したようにも思えますが、フィエールマンの油断に助けられたようにも感じます。 いずれにしても、劇的な勝者シャケトラにとっては次走の結果にかかります。  

◎〇で決めた自信の京成杯は想像以上の大収穫!!

東京のデビュー戦(芝1800m)で、ラスト10秒9-11秒1の流れに対応。相手のヒシイグアスが来ると、馬体が沈み込むようなフォームで勝ち上がったラストドラフト。

重賞であろうと2戦目に出てきたら迷わず頭から買おう!と決めていました。それが今回の京成杯でした。

再びルメール騎手が騎乗。ルメール人気で株価が急上昇。4番人気でしたが馬体を目の前に見て、ますます自信が沸き、逸る心を抑えるのに大変だったくらいです。TBSの記者室でも私はラストドラフト優勝論を展開。

1番人気がシークレットラン。暮れの中山2000mの葉牡丹賞でレコード勝ち。このとき2着だったランフォザローゼスが2番人気。Mデムーロ騎手が騎乗したダノンラスターが3番人気。ラストドラフトは4番人気でした。

  ポンと出たラストドラフトが先頭に立ちかけます。その内から福永・カテドラルが前に出て先頭。2番手にラストドラフト。そのあと少し離れてランフォザローゼス。シークレットランはランフォザローゼスを前に見る形。その背後にヒンドゥタイムズ。中団外にダノンラスター。後方にはナイママと、最後方にポツンとリーガルメイン。

1000m通過が61秒1のスロー。勝負どころの4コーナーにかけて内からカテドラル。その外に並ぶラストドラフト。それに馬体を併せかけるランフォザローゼスとダノンラスター。 直線でカテドラルを捉えて先頭に立つラストドラフト。そして、ランフォザローゼスがこれに並びかけてきます。その背後に内からヒンドゥタイムズ。外にカフジジュピター。そしてシークレットラン、ダノンラスターもラストスパート態勢。 直線中程でランフォザローゼスが先頭に立ちかけましたが、内からラストドラフトが驚異の二枚腰。力強くグンと伸びると外のランフォザローゼスを突き放してゴールイン。内からしぶとく伸びたヒンドゥタイムズが、ランフォザローゼスにクビ差まで詰め寄ったところがゴールでした。 優勝したラストドラフトは新馬→京成杯を連勝。とくにクセのない馬で今回は強気の積極策で圧勝。軟らかいフォームで、実に勝負強いタイプ。皐月賞は誰が騎乗するのか決定していませんが、母が桜花賞馬マルセリーナ。まだまだ成長が期待できそうなタイプ。間違いなくクラシックを意識させる逸材です。 3着だったヒンドゥタイムズの中谷騎手は「この馬は7番人気でしたが、かなり走る馬ですよ。それだけに、3着じゃなくて、ああ、2着は欲しかったです」と肩を落としていました。