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今週2月5日は女医でもある西川史子さんのセレブ予想!「アベコーのモリもりトーク」をジャックかも!!

 先週のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」は、今年6月6日で東池袋に開店して50周年を迎える東池袋大勝軒本店を代表して山岸一雄マスター(大勝軒会長)に登場してもらいました。題して「東池袋大勝軒今昔物語」。
 東池袋の寂しい場所に「大勝軒」をオープンさせた当時は、あんなところに店を構えてもすぐ潰れるよ、と言う周りの反対を押し切っての航海だったという山岸マスター。
 現在のサンシャインビルもなければ高層ビルもない。巣鴨プリズン跡があって、現在の西友ストアーもなく、高速道路もない。夜ともなれば薄暗い電柱の明かりを頼りに、やってくるお客を待って、営業していたとか。山手線の最終で帰宅するサラリーマンが、大勝軒という提燈を頼りに立ち寄ってくれるので、それを待ちながら深夜午前2時頃まで営業をしていたそうです。
 それから麺つくり、チャーシューなどの仕込み。スープ作りで朝が早いので、睡眠時間は平均3時間くらいだったとか・・。
 「当時の住所が不思議な縁で、東池袋4-28-3だったんですよ。これは私の誕生日4月28日と同じなんです。驚きましたね。だからこれはご縁を感じて、ここでもうまくやって行けるという自信のようなものがありましたね」と、当時を振り返る山岸マスター。
 東池袋大勝軒は、山岸マスターの二度に渡る足の大手術、二人三脚でやってこられた最愛の奥様の死。長い休業。その休業の張り紙に、埋め尽くされた温かい励ましのメッセージ。大勝軒を支えた多くの近隣のファン。それに応えようと山岸マスターの奮闘は続くのです。
 マンスリーで登場する山岸マスターの語る「東池袋大勝軒今昔物語」。いずれここでご紹介いたします。昭和の香りがする実に感動的な東池袋大勝軒の山岸マスターと、それを支えたファンの物語です。

Img_1282s  さて、今週のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」は、セレブタレントでお馴染みの女医でもある西川史子さん。どんなセレブぶりをトークで披露するのか楽しみです。また競馬は「東京新聞杯」を予想。西川さんのセレブ予想も乞うご期待ですね。
 土曜18時30分からの生放送です。

不運な女の子ショウリュウムーンを追いかけ続けてゲットした快感は格別で、おっ何!アーバニティも!!($・・)

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 東京競馬場で夕陽をご覧になったことがありますか?先週、1月30日の夕陽はドラマチックに綺麗でした。遠くに富士山・・。それはそれは感動ものでしたね。

 さて、こんなはずではない、絶対こんな馬ではない、と追いかけ続けること苦節半年。ようやく思いが通じた馬がいます。
 その不運な馬はショウリュウムーンです。周りの人たちの様々な思いを胸に京都牝馬S参戦。それは、1マイルという距離に、彼女の存在意義を賭けて、全力投球を仕掛けて来たのでした。
 昨年の3月6日、阪神競馬場。桜花賞トライアルのチューリップ賞。阪神ジュベナイルFを無敗の3連勝で飾り、断然人気の女王アパパネを相手に、なんと見事な末脚で差し切り勝ち。こんな大きなパフォーマンスを演じながら、運命の神様は彼女に微笑むことはありませんでした。
 桜花賞では直線内で前が壁になり、一旦、控える形で外に出して鋭く迫ったのですが、優勝したアパパネから1馬身差の4着。惜しいながら能力の高さをみせつけたのでした。続くオークスは、内田博騎手とのコンビでしたが、距離が2400mと歓声で折り合いを欠き、ほとんど戦意消失のようなレース。
 そして、夏は北海道に渡り、札幌で秋を見据えたクイーンSに挑戦。四位騎手とのコンビで、直線入り口では抜群の手応えで内から好位置に進出。ところが、いざ追い出しをかけると前が壁で、横にも他馬がいて動くに動けない状態で不完全燃焼の5着。当時の優勝馬は同期のアプリコットフィズ。
 更に、ひどいことになったのが秋華賞。中団で抜群の手応えで進出態勢でしたが、直線でまたしても大きな不利。寄れた馬の影響で多くの馬が不利をこうむる中で、一番の被害者はこのショウリュウムーン。ほとんどレースが出来ないまま16着に大敗。
 それなら、ということで牡馬の一戦級相手の鳴尾記念。一転して2番手に付けたものの相手が強力で5着。ローズキングダムを日経新春杯で破ることになるルーラーシップに、ヒルノダームール。3着がNHKマイル3着の実績を持つリルタヴァル。4着が今年の京都金杯優勝のシルポート。錚々たる顔ぶれでした。
 そして、そのシルポートが逃げ切り勝ちを演出した京都金杯。後方で展開したもののこのときは先行馬が上位を占めるレースで、しかも、インサイド有利の馬場状況。4角で大外に弾かれるようになったショウリュウムーンにとっては不運のダブルパンチ。結果9着も仕方ないところでした。
 まさに桜花賞からの不運続きでしたが、体調は無理をしていないので、確実に上昇気配を辿っていたのでした。そして、京都牝馬Sを迎えたわけです。今回はここ2戦と違って牝馬が相手で、なおかつ53Kの斤量。右にもたれるという反省もあって、特殊なハミに替えた事情もプラスになったと思われますが、それにしても直線で鮮やかに突き抜けて、チューリプ賞以来の優勝。ラスト2ハロンが11秒2-11秒3という超ハイレベルの展開となりましたが、ラストを33秒3の破壊力。これには強烈すぎるほど強烈でした。
直線で外を一気に伸びて来た昨年の京都牝馬Sの優勝馬1番人気ヒカルアマランサスは好位置でしぶとく粘りこんだサングレアズールを捉えるのがやっとでしたが、馬体が12K増。いくらか重め残りだったのかも知れません。
ようやく不運続きの競馬から脱した女の子ショウリュウムーン。このまま成長して春のヴィクトリアマイルにつなげて欲しいものです。
 単勝1020円、3連複2万1460円。3連単12万5740円は、彼女からのまさに有り難い追いかけ賃、褒美となりました。

 追いかけていたといえば、京都牝馬Sの前日、京都では高松宮記念を睨んでシルクロードSが行われていました。実は、このレースにはしつこく追っかけ狙いをしていたアーバニティが挑戦。重賞なのに2走前のオープン特別オーロCのハンデと同じ57Kは、明らかにミスハンデだろうと思いつつも、まあ馬格があるからケセラセラの気分で、追いかけていたアーバニティを◎に指名。これがなんと14番人気。驚きました。
 一昨年のスプリンターズSで半年ぶりの実戦にかかわらず優勝したローレルゲレイロと僅か0秒3差。昨春のGⅡ京王杯SCでは逃げまくって際どい0秒1差3着。同じくGⅡの昨秋のスワンSでも休養明けながら0秒4差4着。ポテンシャルの高さではシルクロードSのメンバー中でも右翼の存在でした。
相手はGI級のスピード馬ジョーカプチーノとみていたのですが、このジョーカプチーノがスタートでなんたることか出遅れるミス。ところが、4角を外から抜群の手応えで進出態勢。これを追うように我がアーバニティも進出。ラストは33秒4での超高速決着。ジョーカプチーノとアーバニティが一緒に一気に追い込んで1、2着。3着には4番人気モルトグランデがしぶとく伸びていました。
 複勝が960円で馬連7890円。3連複が2万9100円。3連単が12万1520円。半馬身差2着だったけど、なんとなく嬉しいアーバニティの快走でした。