注目のマイルチャンピオンシップは、落馬による怪我からようやくレースに復帰したばかりの職人・岩田騎手が、見事な騎乗プレーで伏兵エーシンフォワード(13番人気)に優勝をプレゼントしました。それも1分31秒8のレコードのおまけつきで、ファンをあっと言わせたのです。
今年のマイルCSは4連勝のダノンヨーヨーが人気を集めていたものの、昨年マイルCS3着の仏国サプレザも差なく続き、比較的分散した様相を呈していました。こういうときは、それぞれの馬がチャンスと見ているので、やや流れが落ち着く傾向にあるのですが、前半3ハロンが33秒7で、半マイルが45秒3。そして、1000m通過が56秒7で1200m通過が1分7秒8という記録的なハイペース。その流れを刻んだ犯人がジョーカプチーノ。思いっきりのいい逃げでした。当然ながら、これを追いかけた馬は壊滅状態で総崩れ。
しかも、京都のインコースはボコボコ状態で時計を要する馬場。各ジョッキーは直線外に出して・・と、考えていたはずです。ところが、岩田騎手は別でした。中団のインでぴったりと経済コース。さらに流れが速いので各馬バラバラの縦長状態。このことは経済コースを走る馬にはラッキーでした。普通であればゴチャゴチャしてモマれるのですが、縦長でモマれることもなくスムーズ。直線で一気に仕掛けると、中程で先頭に立ち、後続との差は思った以上に広がっていたのです。後続は当然ながら直線で大外に出し、まずゴールスキー、その直後の外にダノンヨーヨー、大外からサプレザ。
懸命に頑張るエーシンフォワード、外から3頭が激しく追い上げて見る見るうちに肉迫。内と外の4頭が並んだところがゴールでしたが、内のエーシンフォワードが首差踏ん張って優勝。以下、首の上げ下げでダノンヨーヨーが2着。ハナ差でゴールスキー、同じくハナ差でサプレザ。大激戦でした。もし、岩田騎手が4角で外に出していたら、この結果につながったかどうかは微妙。彼、独特の勝負カンがこの優勝を勝ち得たのだと思います。もっとも、13人気と人気薄だったことも、インを狙った冒険策が取れたことは否定できません。それにしても1分31秒8のレコード勝ち。まずはお見事でした。
私の予想は◎がゴールスキー。かなり自信があったのですが惜しかったです。過去3戦が本命にして、今回も単勝買いに走りました。一戦毎に宿題を学習、高速決着に対応できるスピード。まだまだ3歳の伸び盛り。兄のゴールドアリュール以上の潜在能力の持ち主かも知れません。ローテーションさえ間違いなければ、来年のGI制覇は十分可能な逸材でしょう。
一方、安田記念を制したショウワモダンは17着と大敗。春当時は押せ押せで使ったことから、その疲労も癒えないままに、この秋は毎日王冠、冨士S、天皇賞、そしてマイルCS。あまりにも厳しいローテーション。浮上は相当しばらく無理だと思います。
同様に、ショウワモダンの直ぐ前の着順の16着だったオウケンサクラが天皇賞4着にもかかわらず16着。これも、今季はローズS、秋華賞、天皇賞、マイルCSと3歳牝馬には、あまりにも辛いローテーション。出てきてもしばらく手を出しづらい馬かも知れません。
マイルCSは復帰した職人・岩田Jの天才的な勝負カンによるところが絶大!!
こんな凄い黒髪の美女がサラブレッドに乗って競馬場に現われたら・・
彼女の姿を見て、私の脳裏に思わず閃いたのです。「う~ん、こんな凄い黒髪の美女がサラブレッドに乗って競馬場に現われたら、さぞかしビックリするだろうなあ・・」と。
TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」の今宵のゲストは、モデル、タレントとして大活躍中で、この8月につかこうへい氏原作の舞台でヒロインを務めた仲間リサさん
颯爽と登場した仲間リサさん。大きな黒い瞳と、黒く長い髪を手で掻き分けながら、まずはご挨拶。目鼻立ちがはっきりしていて、日本人離れした風貌。
「ええ、両親とも日米のハーフなんです」というリサさん。
「ハーフですか、憧れましたよねー。昔から欧米とのハーフの方は、かっこいい方が多かったでしょう。スタイルが抜群で、ほりの深い顔、憧れたもんですよ」と私。うなずく江藤愛アナウンサー。
「アベコーさん、ここで軽く仲間リサさんのプロフィールをご紹介しますね。仲間リサさんは、沖縄出身の人気ファッションモデル。2005年にファッション雑誌『PINKY』の専属モデルとしてデビュー。翌2006年には、CXめざましテレビにレギュラー出演。
ファッションモデルとして活躍する一方で、テレビCMではイメージガールとして軽快なダンスを披露。
今年は初めて舞台デビューを果たすなど、アベコーさんが大好きな素敵女子、またエキゾチック美人として人気上昇中です。ということですが、どうですかアベコーさん」と江藤アナ。
「いやあ、美しい方ですね。眩しいばかりです。本当に色々と活躍されているんですね。え!?今年はついに舞台デビューもされたとか」と私。
「そうなんです。亡くなられた、つかこうへい先生の舞台で『広島に原爆を落とす日』という有名な舞台なんです」とリサさん。
「アベコーさん、なんでも200人のオーディションを勝ち抜いて、ヒロインの役をゲットしたとか」と江藤アナ。
「そりゃ凄い、200人の中からですか。それもヒロインでしょう。デビューの舞台がヒロイン。それも、つかこうへいさんの舞台。本当に凄いね」と私。
その舞台の新聞記事には「彼女のビジュアルから沖縄特有の激しさと、悲しさが滲み出ている」と、リサさんを抜擢した理由について語っている、つか氏に代わって任された演出家の岡村俊一氏。
「本当に私を選んで頂いて光栄でしたね。ですから稽古は厳しかったですけど、きついとは感じませんでしたね」とリサさん。
「ところで、アベコーさん、リサさんは実は太陽が苦手なんですって」と江藤アナ。
「えー!だって沖縄出身じゃないですか、沖縄といえば、ほら青い海と太陽、星の砂というイメージでしょう。本当ですか?」と私。
「確かにそうですね、でも太陽がダメなんです。肌にも向かなかったようで、小さいときから太陽が苦手でしたね。だから夏でも太陽がギラギラしていたときは、外出しないで家の中でゴロゴロしていましたよ。海には曇っているときになどに出掛けていました」と太陽アレルギーを告白するリサさん。
そういえば、吉田豊ジョッキーも夏の太陽の紫外線アレルギーで、顔中が真っ赤に腫れて、苦労していました。沖縄ウコンを上げたら、後日「良くなりました!」と、喜んでいたことを思い出します。
「休日ですか、そうですねショッピングとか、お友達を家に呼んで料理を食べてもらうことですかね。はい、パスタは好きですよ」とリサさん。
「リサさんは、新宿サブナードのイメージモデルをされているので、柱などにリサさんが大きく貼ってありますよね。それからファースト写真集の『HUG ME!』も好評発売中だそうです」と江藤アナ。
「リサさん、是非、休日は競馬場に来てください。大歓迎ですから。素敵なイイコトがあるかも知れませんよ」と私。
「はい、是非伺わせていただきます。ありがとうございました」と、本当に美しいスタイル抜群の仲間リサさんでした。
今週の11月20日(土)のTBSラジオ「アベコーのモリもりトーク」のゲストは、風水占いで有名なDr・コパさん。私の尊敬する友人でもあります。数々の馬を持つ馬主さんでもあります。今年は米国でも愛馬がデビュー。今年と来年のラッキーカラー等、聞いちゃいましょう。皆さんの番組宛のメールも募集しています。18時30分のナマ放送。是非ともお聴きのがしのないようにお願い致します。