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おお、あの方もあの人も百花繚乱レディースデー(^^♪

0805271 5月という月は女性がとくに美しく、ときには艶やかに、あるいは清楚に輝いて見えるものでございます。
 5月18日の牝馬のマイル女王決定戦「ヴィクトリアマイル」そしてクラシック「オークス」。東京競馬場は着飾った女性で、ひと際ゴージャスな雰囲気に包まれていました。
 昨年、大きく胸のスリットが開いたセクシー衣装で登場。今年も1番人気の衆目の的だった目黒貴子嬢は、あらら、ジミ~なオーソドックス衣装。
 「あれ~? 約束が違うじゃん! 今年もセクシー路線で行くって言っていたのに‥」と私。
 「うん、頑張って着ようと思ったんですけど、どういうわけかこれになって‥」と申し分けなさそうな彼女。う~む、何が彼女の勇気と大胆さを小さくしてしまったのかしらん。と思いつ0805272つ写真を撮ることを忘れていたら、目黒嬢は着替えて、ハワイ帰りのムームー状態に‥あ、ああ‥!
 とりあえず、この日の美女のみなさんをご覧下さい。この中に、「ヴィクトリアマイル」の3連単を仕留めた方がいまーす。はて、どなたでしょうか?
 ちなみに、この日は目黒貴子、梅田陽子、細江純子、小島友実、そして私とイベントで一緒だった片瀬那奈、司会進行の竹山まゆみの皆さんでした。
 いやあ、それにしても皆さんの美しさは、まさに百花繚乱の趣でございました。

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もう見られないのか、神業的ウオッカの33秒0!

 ヴィクトリアマイル。GI牝馬限定の一戦。同期で強力なダイワスカーレットが故障で不在。もう1頭の豪脚ベッラレイアが長期休養明け。ウオッカにとっては武豊騎手が言うように「負けちゃいけない。勝たなきゃいけない」レースだったはず。しかも、東京は日本ダービーで圧倒。ジャパンCでは大外から猛追し際どい4着。最高のパフォーマンスを演じる上で、絶好の舞台だったはずでした。
 赤丸的、上昇中の4歳同期エイジアンウインズの2着。もう少しのところまで大外から詰め寄ったのですが、ゴール前は脚色が同じになってしまい内のブルーメンブラットを鼻差捉えるのがやっとでした。
 馬体重が478k。あのダービーが482k。ジャパンCが488k。この馬体重の意味するものは何か。ドバイ遠征から1ヶ月半。重なる検疫。短期放牧から戻って調教。どこかに無理はなかったのでしょうか。
 私が考えるところ、これが牡馬相手では出走してこなかった感じがしています。牝馬限定のGIだからこそ出走してきたと見ています。ようするにダイワスカーレットもいないし、あと一息の状態でも牝馬相手なら勝てるだろう、といった読みが陣営にはあったような気がします。
 レースのラスト3ハロンが33秒7。前半の半マイルが47秒9で、5ハロン通過タイムが60秒ジャスト。良馬場の最高のコンディション。GIでは明らかに超スロー。それゆえ最後の瞬発力勝負でした。東京の瞬発力比べは、能力、地力の差が出ると前から言われていますが、上位5番人気までの馬は、休養明けのベッラレイアだけが8着で、他はすべて5着以内。
 で、ウオッカのラストがメンバー中最高の33秒2。とはいえ、ラスト直線だけの競馬でこの時計は、OP特別クラスでも出るようなタイム。事実、昨年、あのダービーでウオッカは、2,400mを走り抜いてラスト33秒0の素晴らしい破壊力。その当時との時計比較からも、ダービー時の体調に戻りきっていないことがわかります。
 何の意味も持たない宝塚記念出走の大敗から、坂路をころがる石のように不運と凡走。今回はドバイ遠征から短期間の臨戦でGI出走。仮にドバイ遠征がなかったら、今回は優勝していた可能性を感じます。
 次は宝塚記念でしょうか。あの驚愕の日本ダービーから1年。優勝馬ウオッカはその強者としての最高のパフォーマンスを、再び見せてくれるでしょうか。
 一方で、今回優勝したエイジアンウインズの藤田騎手は、100点満点の騎乗。馬場コンディションがいいので、できるだけ経済コースを選択。しかも、初めてのマイル戦を考慮して、できるだけ追い出しをいつもより遅く仕掛けるというような、心憎いばかりの騎乗作戦。まさにズバリでした。