それにしても、東京競馬は圧倒的に、ダントツで先行馬有利の舞台です。例えば、先週、4月26日、最終12レースの結果から振り返って見ましょう。
エーシンエフダンズが主導権を取って、おそらくビーアデビルかコスモラナップが2、3番手。お互いが牽制し合って、芝1,400mでも比較的、息の入る緩やかな流れになると推察。
となると、開幕週だし、これはこれは先行馬が断然、ダントツ有利だろう、と見て内外タイムス紙や、私の携帯サイトの予想は先行できるコスモラナップに◎。これが、8番人気。随分と敬遠されたものです。7ヶ月半ぶりの実戦となった前走の中山、芝1,200mの房総特別で馬体重が22k増。明らかに急仕上げと思われたのですが、果敢に先行しゴール前で失速したものの、勝ち馬との差は0秒7差。大いに収穫がある一戦でした。
そのコスモラナップが休養明け2戦目、馬体がマイナス10kと、キリッと絞り込んできました。
さあ、レースです。予測通りエーシンエフダンズが主導権を取ったものの、負けじとビーアデビルが執拗に絡んで行きます。我がコスモラナップが3番手でエーシンアローがその直後。前半3Fが33秒9、4Fでは45秒4のハイペース。
この流れでは先行馬有利の開幕週でも厳しいと見ていたところ、各馬がしぶとく抵抗して、3番手からコスモラナップが優勝。抜け出し快勝した江田照騎手の果敢ないい攻めでした。
1着◎コスモラナップ 2着△エーシンアロー 3着▲ゲイル 4着○シンボリハレーの順で、私の予想的にもまずまずの内容。 馬単2万9,760円。3連複が8万3,290円。3連単が55万7,930円也。まさにビッグ・ボーナス馬券。
ゆえに、今週の予想も、東京は先行馬有利の舞台で、当然、逃げ、先行馬に照準。いわゆる逃げるが勝ち。これも展開の成せる業なのかも知れません。
で、今週も注目は逃げ、先行馬。少しくらい流れが速くたって、逃げ、先行馬を、お忘れなくなのです。