fbpx

史上まれにみる豪華決戦!2年ぶりの勝ち星に衝撃!!

        内枠に2頭が並んだダービー馬。そして、その隣が皐月賞馬も仲良く並んで2頭。超豪華版となった春の中距離王決定戦「大阪杯」。

1番人気がグランプリ有馬記念を制したブラストワンピース。昨年秋の立役者キセキが2番人気。ペルシアンナイト、ワグネリアン、エアウインザーと人気が続き、まさに大阪杯史上、超豪華版となりました。

当日は良馬場発表でしたが、前日の雨の影響が残っていた印象で、馬場の内側を走る馬が泥を蹴り上げて行きます。 結果的にこのことが出走馬に与えた影響は大きかったように思います。スタートと同時に飛び出したのがエポカドーロ。迷わず先頭に立ちました。主導権が予測されたキセキが仕方なく2番手に控える形。その外からスティッフェリオ。その真後ろにインにアルアイン。仕掛けて出たステルヴィオが馬体を併せて行きます。

中団の内にワグネリアンがいました。外から並んだエアウインザー。ペルシアンナイトはその後ろ。ブラストワンピースは後方のインをキープ。ステイフーリッシュもいます。追い込みのサングレーザーとマカヒキが最後方グループでじっくり作戦。

そして、エポカドーロが1000mを通過したときが61秒3。キセキが2番手で折り合いに専念したためにスロー。スティッフェリオが続き、そのインにはアルアインがいます。流れが11秒台にアップしたのが3コーナーにさしかかった辺りから。後続馬も詰めて来ました。 いよいよ4コーナーから直線にさしかかると、逃げるエポカドーロの外にキセキが並びかけて来ます。その直後の最内にはアルアイン。外はステルヴィオで、直線外側に出したかったのですが、ダンビュライトが外からフタをした形で、仕方なく諦めます。

直線は内を突いたアルアインの末脚が目立ちました。馬場の中央を走るキセキ。ワグネリアンはピッタリとインから肉迫して来ました。 ゴール前で先頭に立ったアルアイン。外から盛り返すキセキ。内からワグネリアン。迫って来たエアウインザーと、一番外からマカヒキが猛追。

しぶとさの生きる馬場コンディションもあってアルアイン(9番人気)が優勝。2年前の皐月賞以来の勝ち星。そしてクビ差で二枚腰を見せたキセキが2着。同じくクビ差でワグネリアン。さすがです。僅かに及ばず外のマカヒキ。それにクビ差で続いたエアウインザーも良く走りました。

1番人気のブラストワンピースは、後方から4コーナーで一番外をまわるロス。最内を突いて伸びたワグネリアンとは、距離的なロスがだいぶあったような気がします。昨年秋の菊花賞のような形になってしまいました。 良馬場とはいえ勝ちタイムが2分1秒0。ラスト3ハロンが35秒5。ちなみに昨年優勝したスワーヴリチャードが1分58秒2。ラスト3ハロンが34秒1。いかに馬場コンディションが影響していたのかが、よくわかる結果となりました。スローペースと道悪馬場に近いタフな馬場状態。これにペルシアンナイトや、ゴール前で止めていたようなステルヴィオ。サングレーザーは向かなかった印象です。 また、主導権を取って逃げていたエポカドーロはレース中に鼻出血を発症。これが直接応えたのかも知れません。

腰を抜かすくらいの春の嵐で衝撃の結末!!

       時に競馬は誰もが予期し得なかったドラマを生み出すことがあります。春を告げる平成最後のGI「高松宮記念」。それは、まさい衝撃的な結末となりました。

圧倒的な1番人気に推されたダノンスマッシュが4着に敗退。続く2番人気のモズスーパーフレアが15着に惨敗。

優勝は3番人気で初めての芝1200m挑戦のミスターメロディ。終始インの好位4、5番手で機を窺い、ゴール前で力強く抜け出しました。

  18頭のフルゲート。直前のオーシャンSで、前半32秒3で飛ばし圧勝したモズスーパーフレア。今回は15番枠。なんとダッシュが鈍く、このことが結果的に大きな足かせとなってしまいました。

逆に内から抜群のダッシュ力を見せたセイウンコウセイ。一瞬2馬身くらい前に出たように見えました。そこへラブカンプーとナックビーナスの5枠2頭が接近。ミスターメロディが内からこの後につきます。

  そして、外から武豊騎手がシゴキながらモズスーパーフレアが、前を行くラブカンプー、セイウンコウセイに追いついて先頭。3コーナーを目前にしてのことでした。

中団にアレスバローズ、ナックビーナス、ティーハーフ。そしてロジクライは中団の後方。ショウナンアンセムがその直後のイン。デアレガーロ、レッツゴードンキが後方。

前半の3ハロンが33秒2で昨年と同じようなペースで進みます。比較的、先行馬に有利な流れとも取れます。

直線に入り先頭のモズスーパーフレアに外からセイウンコウセイが並びかけると、もうギブアップ。そこへラブカンプーとダノンスマッシュが、先頭に躍り出たセイウンコウセイウを追います。 その時でした。好位インで前の動きを見ながら展開したミスターメロディが、直線で内から中央に進路を取り、グイグイと迫って来ました。そしてゴール前で内からセイウンコウセイに並びかけると、力強く抜け出したミスターメロディ。また、開いた内ラチをピッタリと通ったショウナンアンセム鋭く急追。

好位グループで展開したダノンスマッシュ、そのまた内からティーハーフも良く追い上げましたが4着、5着。

1分7秒3でミスターメロディが優勝。2着はしぶとく粘りに粘った12番人気で一昨年の高松宮記念の優勝馬セイウンコウセイ。写真判定の3着に17番人気のショウナンアンセムが入り大波乱。 1番人気のダノンスマッシュは直線に入り2、3番手グループの外に位置していましたが、コーナーの外目を走ったぶん一息及ばず4着。このコース取りの差が明暗を分けた形にもなりました。

レッツゴードンキは6着。ロジクライが8着。ナックビーナスが14着でモズスーパーフレアは撃沈の15着に敗退。 おそらく今回の枠順が内外逆であったならば、結果はまた違っていたかも知れません。上位3頭はラッキーな面があったと思われます。今年の秋のスプリント決戦「スプリンターズS」が目を離せません。 それにしても、3→12→17番人気で3連単が449万7470円也。競馬に絶対はない、事実は小説より奇なりであります。