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オッシー!あと一息の◎レッドヴェイロン写真判定で3着!!

  「NHKマイルC」3着!いやあ~、惜しかったです。直線バテたロックディスタウンを避ける不利があったものの直線で外から力強い伸び脚で猛追。ゴール前で抜け出すギベオン、それに食い下がるミスターメロディ。その2頭の外から伸びるレッドヴェイロン。剛腕、岩田騎手のステッキが入ります。そのとき一番外から鋭く迫って来たケイアイノーテック。藤岡佑介騎手の手綱に応えて一気に伸びてゴールではグイと抜け出ていました。2着が内で粘った2番人気のギベオン。そしてレッドヴェイロンが3着。クビ・アタマ差の決着。

 この日、GI「NHKマイルC」は、好天の東京競馬場で行われました。時折、強風が吹き直線でフラフラする馬が見られる状況。

レース直前のパドックではロックディスタウンが立ち上がり、背中から後ろに倒れるアクシデント。

強力な逃げ馬が不在。カシアスが主導権を主張な様相でしたが、内からテトラドラクマ、ダノンスマッシュ、ファストアプローチが前に出て行きます。そのとき外からミスターメロディが向こう正面から掛り気味に前に出て来ました。

1番人気のタワーオブロンドン中団の内。2番人気のギベオンが好位。その辺りにはカシアス、その外にロックディスタウン。真後ろに最内から出遅れたカツジ。外に並ぶパスクアメリカーナ。その後ろには外をまわるレッドヴェイロン。後方には出遅れたプリモシーン。その背後に後手にまわったケイアイノーテック。

前半の3ハロンが34秒4、半マイルは46秒3。緩みないペースで流れて行きます。そして直線で先頭に立った3番人気のテトラドラクマ。その外に並びかけようとするミスターメロディ。背後にいたギベオンがすぐ前のミスターメロディに内から並びかけようとします。

直線中程ではギベオンかミスターメロディか、その後方ではタワーオブロンドンが窮屈な位置取りで苦しい競馬。そんな中、直線坂を上がり外からレッドヴェイロン、そして大外からケイアイノーテックの2頭が強襲。

脚色は外の2頭でしたが、ゴール寸前でグイと抜け出したケイアイノーテック。藤岡佑介騎手はGI初制覇。写真判定になった2着争いは内で粘ったギベオン。直線でスムーズに捌けていたならレッドヴェイロンが際どい勝負になった可能性があります。

 1番人気のタワーオブロンドンは12着と惨敗。3番人気のテトラドラクマは9着。ロックディスタウンは大差のシンガリ負けでした。

それにしても、1分32秒8、優勝したケイアイノーテックのラストが33秒7。ハイレベルの決着となりました。

初めてのマイル戦、そして芝2戦目となったミスターメロディが僅差の4着。前半、掛り気味になりながら、ゴール前で再び盛り返したあたり、ポテンシャルの高さは相当なものがありそうです。マイル戦までの短距離路線で、かなりの活躍が期待できそうです。

また、直線厳しい位置取りだったタワーオブロンドン。すこしジリジリとした走りが高速馬場で高速決着の対応能力に、現時点では欠けるような印象が残りました。

私の◎レッドヴェイロンが9番人気で3着。3連複は2万1840円!何とかゲットできました。

レインボー待望のGI制覇!岩田渾身のステッキ!!

 春の古馬陣の大一番、「天皇賞」を制したのが、どうしてもGIタイトルが欲しかった2番人気のレインボーラインでした。 早めに先頭に立って押し切りを計ろうと策した1番人気のシュヴァルグラン。ボウマン騎手が懸命の二枚腰を見せる中で、直線うまく間を割って出て来たレインボーラインが、ゴール寸前でシュヴァルグランの内から、岩田騎手の渾身のステッキに応えてクビ差差し切り勝ち。遂にGI制覇を成し遂げた一瞬でした。 そして、ゴールを過ぎてもスタンドに戻ってこないレインボーライン。心配したファンが見守る中で岩田騎手が下馬。レインボーラインが競馬場の馬運車に乗せられて帰って行きました。

最終レースが終了後、どのくらいの時間が流れたのでしょう。診断の結果は「右前肢の跛行」でした。捻挫と知ってほっと胸を撫で下ろす私。

「無事是名馬なり」の格言を、レインボーラインに重ねていたファンの方も少なくはなかったはずです。

「天皇賞」はスタートと同時に内から昨年同様にヤマカツライデンが飛び出します。これに外からトミケンスラーヴァの秋山騎手がステッキを入れて先頭を奪いそうな勢い。人気のシュヴァルグランは内の3番人気のガンコとともに強気の正攻法策。4番人気クリンチャーと内のミッキーロケットが6番手で並ぶ形。ポツンと中団にチェスナットコート。後方にはトーセンバジル、その背後にサトノクロニクル。アルバートがその外。そしてレインボーラインが後ろに付きます。 1000m通過が60秒1、そして2000m通過で2分2秒8。まさに緩みのないないペースで流れて行きます。

後方から中団のインに進出したレインボーライン。1周目の1コーナーでした。この位置で最後の直線勝負に備えます。クリンチャーは3コーナーでシュヴァルグランの背後に付きました。中団の内側にはミッキーロケット。その外にレインボーラインが浮上して来ました。その前にはチェスナットコート。そしてサトノクロニクルが外から浮上したのにつられて一番外へアルバート。

4コーナー手前でペースがアップ。ここが勝どころだと見たシュヴァルグランのボウマン騎手。素早く動いて一気に先頭に立ちます。内にはガンコ。好位にクリンチャーと外にトーセンバジル。大外にはアルバート。

先頭に立ったシュヴァルグランは、そのまま押し切りを狙いましたが、直線インの馬込みを選択した岩田・レインボーライン。グングン迫って来てゴール前でグイと突き抜けました。2着は粘ったシュヴァルグランでクビ差でした。

半馬身差でクリンチャー。インからミッキーロケット。外からチェスナットコートが詰め寄っていました。

菊花賞で◎に推してサトノダイヤモンドの2着に頑張ったレインボーライン。今回は〇でしたが大好きな馬です。◎アルバートは8着。14番枠で終始外々をまわる距離のロス。そして4コーナーでも一番外。1度もインに潜り込めませんでした。3200mだけにこの距離のロスは手痛い不利でした。