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一年の計は「金杯」にあり!東西の金杯で祝杯!!

   誰が言ったのか一年の計は「金杯にあり!」。中山で「中山金杯」。そして中京で2年続けて「京都金杯」。この東西の金杯で何とか祝杯を挙げることが出来ました。

「中山金杯」が7番人気スカーフェイス。大外17番枠でしたが、中団の外々を走り、4角では大外をまわるロス。シャムロックヒルの逃げを、好位置で進めたレッドガラン(4番人気)が、直線の坂を上がると先頭。激しい2着争いとなった中で、一番外からスカーフェイスが鋭く反応。グイグイと一完歩毎に肉薄。2着にのし上がったところがゴールでした。内をこじ開けるように1番人気のヒートオンビートが3着。タガノディアマンテ、トーセンスーリア、ウインイクシードの順にどっと入りました。 レッドガランは7歳にしてなんと初重賞制覇。担当の安田隆行師は区切りの重賞50勝。そしてスカーフェイスは枠順的にもう少し内であったら、もう少し際どい競馬だったと思います。馬連1万2640円。3連複7500円は美味しい配当でした。

  一方で、中京の「京都金杯」は、狙っていたザダル(7番人気)が松山騎手を背に登場。スタートで同じ枠のルークズネストと共に出遅れ。後方に待機し直線は馬込みの中に突入。前の馬を縫うように伸びて来ました。

逃げたバスラットレオンの3番手にいたダイワキャグニーが直線で一気に先頭に立つと、その内から前が開いたザダルの強靭な末脚。一気に突き抜けました。

外からカイザーミノル(2番人気)が肉薄して来ましたが、2着ダイワキャグニーにアタマ差届かず3着。

1番人気のエアロロノアは中団に待機したものの直線の伸び脚が今一つ。6着と弾けませんでした。 この日、ザダルの松山騎手は絶好調。まさに今年を代表する一人になりそうな予感がします。 ペースが速いと見ていたので、先行する57・5kで11番人気のダイワキャグニーをどうしょうか迷いましたが、結局、印を抜いてしまいました。悔いが残ります。それでもザダルの単勝は7番人気で美味しかったです。

 

グランプリ制覇にも笑顔なし!謝罪発言に見えた清々しさ!!

        23歳を迎えたばかりの若き獅子は、少し哀しげな表情でこう切り出したのでした。

「ファンの皆さんもご存じの通り、昨日、僕の不甲斐ない騎乗で、騎乗停止になってしまい、エフフォーリアは良く頑張ってくれたのですが、心の底から喜べないのが残念です。本当に申し訳ありませんでした」。

そう言うと深々と頭をスタンドに向かって下げました。騎乗義務違反があったとはいえ、その言葉一つ一つには若者らしく清々しささえ感じることが出来ました。

  第66回グランプリ「有馬記念」。この日、1番人気に推された3歳のエフフォーリア。鞍上に皐月賞、天皇賞・秋で制した横山武史騎手。4日前に23歳を迎えた彼に降りかかった裁決。有馬記念の前日の新馬戦で、圧倒的1番人気に推されたヴァンガーズハートに騎乗。ゴール前で楽に抜け出したのですが、決勝線手前で追う動作を少し緩めたところに、内から強襲したルージュエヴァイユにハナ差負け。

JRAの裁決は騎乗義務違反で騎乗停止の判定。このことがあって、有馬記念の舞台では、遂に笑顔を見ることが出来ませんでした。

ジャパンCをパスして有馬記念一本に仕上げて来ているエフフォーリア。秋の天皇賞でコントレイル、グランアレグリアの歴史的横綱を一蹴。当然、古馬最後の大一番、有馬記念は多くの支持を集めていました。

エフフォーリアは中団の外に待機。その内側に凱旋門賞に参戦したライバルの女傑クロノジェネシス(2番人気)。この2頭の前に同じく凱旋門賞帰りのディープポンド。それらの人気馬をマークするように、出遅れたステラヴェローチェが背後で徹底マーク。

緩みないペースで果敢に逃げまくるパンサラッサ。離れた2番手を進んだのが菊花賞馬タイトルホルダー。直線で我慢できないとばかり先頭に躍り出たタイトルホルダー。その外からディープポンド。そして、外からエフフォーリアにフタをされた感じで、モタついているクロノジェネシスを尻目にエフフォーリアがスパート。それに続けとクロノジェネシスとステラヴェローチェが外から並んで追い込んで来ました。

抜け出したエフフォーリアが内でしぶとく粘るディープポンドをねじ伏せてトップでゴールイン。クロノジェネシスとステラヴェローチェも迫りましたが、エフフォーリアに並ぶまでは行きませんでした。

横山武騎手は名物となったオーバーアクションのガッツポーズを封印。そして笑顔もなし。ウイナーズサークル近くのスタンドでファンに向かい、馬上から深々と腰を折りました。

  父、典弘騎手を筆頭に横山家3人が騎乗した記念すべき有馬記念。それは典弘騎手に続く親子制覇のグランプリ有馬記念でもありました。