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昨年はレインボーダリア◎で今年はラキシスで美味しい方程式!(^^♪

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 ときどき小雨という京都地方の予報でしたが、早朝から雨が京都競馬場のスタンドを濡らしていました。時間がたつにつれて時には強く、レースを終えて引き上げてくるジョッキーの勝負服を汚していきます。

 思えば一年前、レインボーダリアが圧倒的1番人気のヴィルシーナを破って優勝。単勝2300円、馬単6630円で美味しい思いをしたことが蘇ってきました。その日も、当日が早朝から雨で重馬場。今年もドラマチックなエリザベス女王杯の予感がしていたのです。

 1番人気は昨年2着のヴィルシーナ。休養明けの京都大賞典をひと叩きして、最大目標にしてきたエリザベス女王杯ということもあり単勝3.3倍。ところが、京都大賞典がプラス16Kの馬体造りだったのに、女王杯はさらに2K増えて466K。ヴィクトリアマイルで優勝したときよりも16Kも増えていたのです。これは成長というよりも調整ミスかも知れない。宿命のライバル、ジェンティルドンナ。その相棒である岩田騎手を、今度はヴィルシーナが背中に乗せなくてはならない、ヴィルシーナ自身の抵抗があったとしたら……。

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 私は2連勝中のラキシスに抑えきれないくらいの胸のときめきを強く感じ取っていました。4月のフローラS以来の実戦となった甲武特別では、胸前の筋肉、トモの力強い運びで、ひとまわり大きく成長。春とは一変していたのです。ここでいきなり圧勝。続けて鳴滝特別では中団の外目を追走。4角では外に膨らむ不利があっても、追い出すと一気に先頭集団に並びかけ、あっという間に先頭。そこから相手に併せて余裕の横綱相撲。

 角居調教師は「春先はカイ食いが細く、びっしりと仕上げることが出来なかったが、秋は食欲が旺盛で、思うように仕上げることが出来る。春とは別馬。それだけに楽しみです」と強調。

 当日、直前のオッズは6番人気で15.8倍。加えて18番の大外枠。降りしきる雨でコースのインサイドは泥が跳ねあがり、直線では外に出すことが大きなポイントになってきている状況下であり、18番枠はむしろ有利かも知れないと考えていました。

 そして、エリザベス女王杯がスタート。迷うことなくエディンが主導権を取りにとびだします。これをセレブリティモデル。外からセキヒョウ。注目のメイショウマンボは好スタートを決めて楽々と好位置を確保。これをマークして直後の外にヴィルシーナ。外からラキシスがジワジワと進出。最後方には3番人気のデニムアンドルビー。

 2コーナーに向かって、先頭がエディン。2番手にセキヒョウ。外からラキシスが3番手。中団をポツンとメイショウマンボ。そこから2馬身くらい離れてヴィルシーナ。後方にはレインボーダリアで、その後ろがオールザットジャズにマルセリーナ。直後にアロマティコ。ポツンと離れてデニムアンドルビー。

 3コーナーで先行馬の順位は変わらず。中団のメイショウマンボがインから外に出します。内にはヴィルシーナ。ここがひとつのポイントでした。外に出したいと考えていた武幸四郎騎手は願っていた通りの運び。

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 4コーナーでは先頭のエディンの外にラキシスが進出。直後の外にトーセンアルニカで真後ろにはメイショウマンボが迫っています。そのインサイドにヴィルシーナ。アロマティコも外をまわって進出。デニムアンドルビーはまだ後方馬群。

 直線で一気に仕掛けるメイショウマンボ。懸命に応戦するラキシス。最内からハナズゴール。大外からアロマティコが急接近。デニムアンドルビーも迫ってきましたが前を行く馬の勢いにはありません。

 力強く抜け出したメイショウマンボが快勝。粘ったラキシスがアロマティコを振り切って2着を確保。デニムアンドルビーが5着で、ヴィルシーナは10着に敗退。

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 ラキシスの単勝は残念でしたが、▲◎で馬連2780円。3連複が1万4440円。複勝が530円也。ありがとう、ラキシス!よく走ってくれた。君はもっともっと強くなる。期待しているよ!

◎〇☆で重賞連勝だ!感動のVサインは片山まさゆきさんに届いたか?!

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 この日、京都では「ジャパンCダート」に大きな影響を及ぼす「みやこS」が行われました。

 数分前の「アルゼンチン共和国杯」。アスカクリチャンの感動走に酔いしれている間もなく、私の目はテレビの画面に吸い寄せられていたのです。

 前日の土曜日のこと。何気なしに前方を見ると懐かしい人がそこにいました。麻雀漫画で有名な片山まさゆきさんでした。

 思わず「片山さん!」と声をかけていました。

 「片山さん、お久しぶりです!アベコーです」

 「おお、アベコーさん。懐かしいですねー」

 「10年、いや、20年ぶりくらいですよね」

 「そうか、そんなになりますか」と片山さん。

 雑誌「近代麻雀」の特集で対戦して以来のことでした。

 「片山さん、今日はどうされたのですか?」

 「今日はグリーンチャンネルの収録できたのですが、なんか分からなくて・・。アベコーさん教えて下さい」と、頭を掻く片山さん。

 そこで、私は急ぎ時間が迫っているアルテミスSを「◎バウンスシャッセ〇マーブルカテドラル」で推奨。ところが、結果は10着と1着。なにか申し訳ない気持ちでいると、帰り際に片山さんと遭遇。

 「片山さん、残念な結果ですみません。あっそうだ、明日いいのがあるので、是非持って行って下さい」と、急ぎ私は手にしていた競馬専門紙にあるアルゼンチン共和国杯でアスカクリチャンに◎を書き込み、みやこSのブライトラインに◎を書いて、片山さんに手渡しました。

 「自信がありますので・・」というと、

 「どうもありがとうございます。じゃ、また・・」と、引き上げて行きました。

 そして、日曜日の「みやこS」を迎えることになったのです。1番人気はローマンレジェンド。2番人気は今年GIフェブラリーS、東海S連勝。南部杯4着をひと叩きしたグレープブランデーだろう、と考えていたら、なんと函館のエルムS3着以来の実戦となるブライトライン。これが2番人気に浮上。これは意外でした。福永騎手人気か?

 意外といえば〇に推したレパードSを圧勝のインカンテーションが7番人気だったのです。

データ的に逃げ、先行馬が有利のみやこS。京都ダート1800mの特性。しかも、今回は有力馬が後方待機。これは先行できるブライトライン、自在の脚があるインカンテーションにとって有利と推察。

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 これが大正解でした。インからレッドクラウディアが突っ張り気味に先行。このため逃げ一手のアイファーソングが外から何が何でも逃げる構えを崩さず、2頭が3番手以下を離し気味に飛ばします。

 この流れに楽々3番手のブライトラインが抜群の手応えで追走。これを中団の前方の位置でローマンレジェンドとインカンテーション。

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 4角手前であまりの手応えの良さに福永ブライトラインが動きます。アッサリと先頭に立つと、直線に入り突き放しにかかります。4角でサーっと浮上したローマンレジェンドとインカンテーション。ブライトラインを追います。一気に押し切りを図るブライトライン。外から2頭が急接近。そこから二の足を駆使して踏ん張るブライトライン。ここでローマンレジェンドが脱落。激しく追い上げるインカンテーションが馬体を併せたところがゴールでした。

 結果はハナ差でブライトラインが優勝。私の◎〇で1、2着。3着がローマンレジェンド。馬連3200円で馬単5000円。3連複も5000円。3連単が2万8290円と嬉しい配当が並びます。

 再びガッツポーズ!ありがとうブライトライン、そしてインカンテーション!会心の◎〇☆予想でした。ああ、今日はなんといういい日だろう。

 片山まさゆきさんに、この感動は届いたでしょうか?!