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「アベコーのモリもりトーク」TBSラジオは10月9日(土)18時30分スタート!!

 今年は記録的な残暑が続いていますが、暦は確実に進んでいます。味覚の秋、競馬はGIの秋を迎えつつあります。そして、秋といえば、このラジオ番組がやってきました。応援していただいているリスナーの皆さん、お待たせしました!

Img_0516_250  TBSラジオ「アベコーのモリもりトーク!」が10月9日(土)にスタートします。時間が以前とは変更になって、1時間早くなり18時30分にオープニングの生放送。
 また、相方がこれまでのマリンちゃんから、TBSの江藤愛アナウンサーにバトン。まだ若手ですが、愛くるしい眼差しと笑顔で人気急上昇。スタッフの好感度も大。
 大の競馬ファンで競馬場の記者室にも幾度となく顔を出しています。今年のダービーのときには、私と一緒に検量室前に行き、競走馬と間近で対面して感激しておりました。
 また、彼女はラーメンが大好物。番組をプレゼンツしている東池袋大勝軒にピッタリ。私との掛け合い生コマもうまくいきそうです。
 もちろん、日曜日のメーンの競馬コーナーも彼女は努力家なので充実した内容で、その週のゲストの方を交えて、楽しいトークのコーナーになりそうです。
 ちなみに、10月9日の放送は「毎日王冠」特集。楽しみにしていて下さい。

グリーンバーディーの強襲にはビックリしたけど、自信があった男川田のダッシャーゴーゴー◎!!

 サマースプリントの最終戦、スプリンターズSの前哨戦「セントウルS」。直前で主役のキンシャサノキセキが急遽、出走取り消し。予想的には3月の高松宮記念以来の実戦で、かつ59Kの斤量。しかも、この後に最大目標のスプリンターズSが控えていることから今回のセントウルSは叩き台で、いいとこ△印だろうと読んでいたので、動揺はなかったのですが、馬券的には取り消したぶん影響があるので、少し損した気分。
 同様に香港の強豪グリーンバーディーも5月のクラスフライヤースプリント優勝以来の実戦。当然、最大目標はスプリンターズS。末脚温存タイプで最内枠。そして59Kの斤量。私の常識からも優勝は無理と判断。△印と見ていました。
 私の本命はダッシャーゴーゴー。かなり自信がありました。というのも、2走前のCBC賞でも期待していたのですが、52Kのハンデ戦だったとはいえ、高松宮記念が0秒3差で渡り合ったヘッドライナーの2着。大外から直線大外から強襲。わずか0秒1差。当時の3着がキーランドCを制して目下2連勝中のワンカラット。4着が北九州記念を勝ったメリッサ。かなりハイレベルの一戦でした。
 このCBC賞の2着が評価されて北九州記念は2番人気に推されたのですが、3角で弾かれて、4角でも大外に大きく弾き飛ばされる不利。明らかに能力を出しきれず、消化不良の一戦。改めて仕切り直しのレースだったわけです。それにCBC賞で久々にコンビを組んだ川田騎手が再び騎乗。これは川田騎手が哀願しての騎乗だろう、安田隆調教師も川田を「男」にしてやろう、と与えたチャンスと判断。
 それを意気に感じたはずの川田騎手。「今日は意識的にある程度の位置を考えていました。反応が良かったので早目に抜け出す形になりましたが、よく凌いでくれましたよね」と、まずはホッとした表情。
 中団の前の位置取りで、手応えも十分。いつでもスパートできる態勢。直線でヘッドラーナーを捉まえて一気に先頭。勢いから勝ちは間違いなし、完勝だと思ったところ、ゴール寸前で矢のような脚で伸びてきたのが香港のグリーンバーディー。出負けして中団のインコースで苦労していたことは分かったのですが、直線外に出してからの末脚が際立っていました。エッー!59Kで休み明けなのに・・。これが世界のトップクラスのスプリント能力というやつか・・と、これはこれで感動。
 現在の阪神コースになってから今年で4年目。過去3年のセントウルSの優勝タイムはサンアディユの1分7秒1を筆頭に1分7秒台の決着。今年は1分8秒0の遅いタイム。さあ、この時計が中山最終日のスプリンターズSでどういうことになるのか、また熟考を重ねたいと思います。