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あの~アベコーさん、馬単ですが3⇔7はどうですか?

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 この日、8月29日(日)の新潟競馬場「新潟記念」のイベントのゲストは佐藤唯さん。山形弁 を売り物にするいわゆる「ナマドル」タレント。かつ、グラビアアイドルなのであります。さすがにナマドルでもれっきとしたアイドルなのでありまして、抜群のスタイルで、本当に顔がちっちゃく、実に愛らしいのであります。

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 その唯さん「アベコーさん、今日の新潟記念はメイショウベルーガ、スリーオリオンの3―7でどうですか?」と、イベントが始まる前の控え室で振ってきました。
 「この2頭とも人気だけど、メイショウベルーガは切れ味が抜群で、前回の宝塚記念というビッグレースでも見せ場をつくりましたよ。スリーオリオンは前回の日本海Sで圧勝した勢いのある 馬なんだね。ただし、メイショウベルーガは最後方から追い込む戦法の馬で、それに牝馬のハンデ56Kの馬は、ここ10年、新潟記念では3着すらないよ。スリーオリオンは重賞初出走で55Kは恵まれたとはいえないね」と私。

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 「3-7の馬単かあ・・。だったら3⇔7にしたほうがいいな」というと、
 「そうそう、そのほうが確率が高くなるからね」と、進行の近藤アナウンサー。
 彼女は素直に応じて、にっこりスマイル。その顔の小さいこと。小顔の代表タレントかも。宮崎あおいさんといい勝負かも・・と想像。
 そして、驚かされたのはスタイルばかりではありません。私がレクチャーした新潟記念を、1度聞いただけなのに、すっかり把握してそれを トークに使っているのです。恐るべしナマドル佐藤唯さん。
松田聖子を筆頭に、数々のトップアイドルを輩出してきたサンミュージック所属。今後の活躍が期待されるナマドルです。

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激暑の中での新潟記念。我慢比べで不可解なあの馬の大凡走は何を語るのか?!

Img_0716_180  新潟記念は予想通りテイエムプリキュアが主導権を取り、前半5ハロンが60秒6のスロー。ラスト34秒3で典型的な直線だけの競馬。優勝は3番手でうまく立ち回ったナリタクリスタル。小倉記念はあと一息の4着でしたが、当時は中1週。今回は2勝連対が10割の中3週。激しいゴール前のデッドヒートを制しました。
 勝ちタイムが1分58秒4。同じラスト34秒3の決着だった2年前のアルコセニョーラが優勝したときの優勝タイムが1分57秒5。当時の3着がトウショウシロッコ。今年は首差2着で、比較すると約1秒も遅いタイム。これは何を示しているのかといえば、恐らく馬の体調、出来、不出来の度合いによるところが大きかったのでしょう、
総体的に出走馬の中で飛び抜けた好調馬が少なかった中での今年の新潟記念だったのだと思います。七夕賞5着からじっとここまで待っていたトウショウシロッコが、ゴール前でナリタクリスタルの外から猛追しましたが、あと一息、首差届きませんでした。

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 私、イチオシ◎サンライズベガは音無調教師も新潟入りして力が入っていました。ゴール 前で一旦、先頭に立ちかけたものの最後の叩き合いで競り負け。昨年、ホッコーパドゥシャに首差差し込まれ2着だったときと、同じような結果になってしまいました。高速馬場ではこの危うさがカギになります。
 宝塚記念以来できっちり仕上げて登場したメイショウベルーガ。2番人気に推されていましたが、さすがに位置取りが4角後方グループでは、大外ラスト33秒0の豪脚を駆使しても4着まで。
 3番人気のスリーオリオンは日本海Sと同様に好位置で展開。流れも理想的でしたが、上位馬が33秒台の決着では決め手の差で5着も仕方ないところでした。
出負けした1番人気スマートギアはいつもの後方待機策から、直線で馬込みの中を縫うように詰め寄ったのですが6着。絶好調時のあのキリッとした決め手もなかったように思います。
 いずれにしても、1着ナリタクリスタルから8着マルカシェンクまでわずか0秒2差。スローペースのハンデ戦ならではの結果だったように思います。
そんな中で、16着に逃げてバテたテイエムプリキュアから遅れること9馬身差のアドマイヤオーラ。トップハンデを背負いながら不可解な大惨敗。小倉記念を直前で、急遽取り消し。その後遺症が残っていたのでしょうか?ちゃんと走れる状態にあったのでしょうか?疑問が残ります。
 2着だったトウショウシロッコよりも馬券の支持が高かったわけですから、馬券を購入したファンにしてみれば納得いかないはずです。こういうことが不信感を生み、ひいては馬券離れにつながるのかも知れません。