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盛り上がりすぎて危うく最終に乗り遅れるところだったBSNワンダフル競馬の打ち上げ!!

 “I LOVE 新潟”春の陣は、あっという間に終了となりました。私自身が新潟の大ファンということもあって、新潟開催は心待ちにしていた開催。
 しかも、BSNテレビ実況中継「ワンダフル競馬」が、毎週毎週、愉快で楽しみにしている番組なのです。MCの近藤文靖アナウンサーと水島知子アナウンサー。実況の星野一弘アナウンサーに、パドックの高橋知幸アナウンサー、今年、初参加の米澤和代アナウンサー。そして共演者のいくのひろしさん(歯科医)、小木曽大祐トラックマンのチームワークがすこぶる良くて、出演している私が楽しんで番組に参加させて頂いています。
 駅弁をこよなく愛する私にとって、ラッキーにも2週に渡り新潟競馬場内の特設売り場にある駅弁紹介を、番組中に駅弁を実際に食べながら、感想を伝えるコーナーでは幸せ感の極致でもありました。本当にスタッフの皆さんに感謝感謝です。(*^_^*)

1005271  この日、5月22日の番組終了後、恒例の番組打ち上げで、新潟駅万代口から程近い弁天にある焼き鳥居酒屋「串“ら(くじら)」駅前店。焼き鳥はもちろん、カニ、イカ、天ぷら焼き魚等、私の好物に大満足。席が左隣りに恋する旅人の水島アナ、私の右隣は元国際線スッチーの米澤アナと、まさに両手1005272_2に花のお大臣か、お殿様気分。
 米澤アナが「すみませーん、居眠りしていておくれましたー」と、なんとも愛嬌のあるひょうきんな遅刻の弁解。アナウンサーにとってどんな場合も遅刻は厳禁なのですが、この方の場合、なんとも許せる雰囲気になってしまうから不思議な魅力の方です。前に富山県魚津の出身と書いたことがあるのですが、ご本人がこれを読んでいてくれて「あのー、ア1005273_2ベコーさん、私、富山県は合っているのですが、富山市なんですよ」と。魚津市と富山市、同じ富山県ながら、当人としては喉に魚の小骨が引っかかったような気分だったのでしょう。「それはそれはゴメンなさい」と、私当 然ながら平謝り。
 この米澤アナ、聞けばシンガポールエアラインの客室乗務員時代、シンガポールの高級マンション?に住み、日本に戻ったときはホテルハイアットとか超高級ホテルに宿泊。とてもリッチな生活をエンジョイしていたとか。
 「お給料も一般の同じく1005274_2らいの女性より多く頂いていたのですが、やはりアナウンサーの夢が捨てられなくて・・」と振り返り、続けて「TBSのCSニュースバード」のオーディション も受けて、最後まで残ったんですけどね」と、米澤アナ。それでも幸せいっぱいの笑顔。夢が叶いよほど現在の環境に満足しているのでしょう。
 舌鼓をうち、様々な話題に盛り上がっていると、ああ、ああ無常にも時間が、新幹線の最終の時間がないのです。あと5分余り。挨拶を程ほどに、旅行バックを手に慌てて飛び出すと、一緒に「バックと荷物を持ち1005275ますから」と、飛び出してくれたのが番組のBSN・石山プロデューサー。これに続いて水島アナに米澤アナの二人。
 さすがに地元の方、石沢プロデューサーの先導の下、近 道を小走り状態で新幹線改札に到達。
 「間に合いましたー!有難うございました。助かりました」というと、私は手にしていたカメラでパチリ。新幹線発車の構内アナウンス。1分前1005276を切って慌てて新幹線に飛び乗ったのでした。
 「ああ、本当にいい人たちだったなあ~。早くまた新潟に来たいなあ・・」と、窓の外の新潟の街に、思いを馳せるの でした。

クラシック史上初の1着同着!!ゴールで見た瞬間は内のサンテミリオンだったけど・・($・・)/~~~

1005261  誰が言ったのだろうか、GI、クラシックには同着はない、というジンクスめいた掟。ところが、このジンクスを打ち破る結果がもたらされたのです。
 それは2頭の激しい攻防。内からサンテミリオン、その外に併せたこの日の1番人気アパパネ。ゴール前で外のアパパネが一瞬先頭に立ちかけたのですが、横山典騎手のサンテミリオンも何するものぞ、とばかりに歯を食いしばって必死の盛り返し。お互いに飛び交う渾身のステッキ。私の双眼鏡も2頭にピッタリと焦点。ゴールに入った瞬間は、かなり微妙ながら内のサンテミリオンが、僅かに優勢かな?との長年、培ってきた私の目測の判断。
 その2頭はゴール板を過ぎてから横山典、蛯名騎手ともガッツポーズはなし。ともに微妙な表情。このとき白旗を出していたのが、アパパネの蛯名騎手。
 「いやあ、おめでとうって、蛯名騎手が言ってきたものだから、あれ勝ったんだあ、と思っちゃいましたよ」と、横山典騎手。
 「負けた、ああ負けたと思っていたので、写真の結果、負けていなくて、本当に良かったですよ」と蛯名騎手。
 
 5月23日(日)、東京競馬場。71回目を迎えた優駿牝馬「オークス」。早朝から降り続いた雨が、芝の馬場にたっぷりと染み込み、発表はやや重馬場ながら明らかに重馬場かそれ以上に悪化した馬場。1005262_3しかも、逃げたニーマルオトメが暴走気味の大逃げ。これを追いかけるアグネスワルツ。絶好の2番枠を引き、楽に主導権を取れると思ったアグネスワルツにとっては、ニーマルオトヒメが予想外に速いペースで引っ張ったことが、大きな足かせになってしまったのです。
 前半の1,000m通過が60秒6。良馬場で行われた昨年のオークスが61秒0。何んと昨年よりも速い流れなのです。
 「最初は逃げた馬を追いかけてしまって、バランスを崩したのが痛かったね。気持ちが真っ直ぐな馬だから。この前のようにスンナリとハナにでも行けたら、結果はまた違っていたと思うけど・・」と、3着のアグネスワルツの柴田善騎手。この辺がクラシックの厳しさなのかも知れません。
 この日、2番人気に推されたショウリュウムーン。重馬場のチューリップ賞でアパパネを破り、桜花賞では直線で不利がありながら急追し差のない4着。再び道悪馬場で、内田博騎手にバトン。ところが、この日は抜群のスタートを決めると3番手を追走。この展開は思い浮かびませんでした。内田博騎手は「無理したところがなくて馬なりで行けたのですが、緩い馬場に脚を取られて、ノメリながら走っていました。残念です」と、唇を噛みしめていました。
 私はこの日のオークスは、4番人気のアプリコットフィズを本命に推しました。東京での21005263_2 戦がいずれも横綱相撲で、東京でこそ持ち味が100%生きると確信。枠順が3番枠。有力馬が外枠でこれはラッキーと思えたのですが、予想以上の大雨は想定外。馬格に恵まれていないアプリコットには、雨と道悪馬場のインコースが、かなりの痛手になったはずです。
 四位騎手も「枠順を見たときに、おっと思ったけど、結果的にこの枠がアダになってしまいました。何度かこのインコースでバランスを崩しながら走っていたからね。一瞬直線で伸びかけたけど、最後はきつくなっちゃって・・」と残念そう。6着でした。
 昨年の優勝タイムが2分26秒1で、今年は2分29秒9。3秒8も遅いタイム。昨年より前半速いペースで行ったのにあまりにも平凡な時計。
 それでも時計以上にファンを熱くさせたアパパネとサンテミリオンの壮絶な叩き合い。たった一つの優駿牝馬・オークスという栄冠を賭けた戦い。それは取りも直さず今年、大攻勢の2頭の人気種牡馬、キングカメハメハと、ゼンノロブロイの戦いでもありました。