読みはズバリ!4連勝と機運に乗る3歳牝馬!!
1ヵ月後に迫ってきた「スプリンターズS」の前哨戦、「キーンランドカップ」。優勝馬はスプリンターズSの優先出走権。
実は、私には待ち焦がれていた1頭がいました。3歳牝馬のレイハリアです。3月の未勝利優勝から3連勝中。非凡なダッシュ力と、そのスピード。加えて折り合いも付く精神的な強さ。さらに3歳牝馬ということから51kで出走できる有利さもあって、間違いなく勝ち負けになると自信の◎。
今年の「キーンランドカップ」は、例年と異なり強力な逃げ馬が不在。となると、ダッシュの良いレイハリアにとっては願ってもない展開に持ち込めるはず。私はそう推測しました。
スタートと同時に真っ先に飛び出したのがレイハリア。楽に先頭に立ちました。逆にスタートが甘かった1番人気のメイケイエール。武豊騎手がゴーサインを出すと、カーっとしたのか一気にエンジンが全開。レイハリアに変わり先頭に躍り出ます。その後にはカイザーメランンジェ、ダイアトニック、セイウンコウセイがひしめくように好位グループ。2番人気のミッキーブリランテは中団。後方にはいつものように末脚温存のエイティーンガールが待機。
4コーナーで逃げるメイケイエールにカイザーメランンジェが並びかけます。その背後からレイハリア。外にはマイネルアルケミー。直後にセイウンコウセイがいて外にミッキーブリランテが肉薄。一番外に出すエイティーンガール。
ゴール前で一気に先頭に立ったレイハリア。その外から迫るセイウンコウセイ。それに大外から強襲をかけるエイティーンガール。
ゴール板前は3頭が並んでゴールインでしたが、優勝は一歩先に抜け出したレイハリア。2着にエイティーンガール。3着はセイウンコウセイ。アタマ・クビ差の大接戦でした。
私の予想は◎△〇で的中!理想は◎〇△でしたが、3連複が6万5350円。もしセイウンコウセイが2着なら3連単が24万4530円。馬単が1万7130円。いやぁ、惜しい一戦でした。
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今年も北の地、札幌から始まった白馬伝説!!
北の地にキラキラ輝く馬体の雄姿が踊りました。まさにスーパーアイドルのパフォーマンスを披露。その姿に歓喜する多くのファンがいました。
秋のGI戦線に大きなターニングポイントとなる伝統の「札幌記念」。今年も4頭のGI馬が参戦。さすが伝統の一戦となりました。
1番人気は2年前のオークスを制し、前走は香港のGIクイーンエリザベスⅡ世Cを制したラヴズオンリーユー。
今年の桜花賞馬でGI2勝のソダシが2番人気。有馬記念を制した実績を持つブラストワンピースが3番人気で続きました。
外枠から抜群のスタートを決めたソダシ。内からトーラスジェミニが果敢に先手を主張。これを許容してソダシが2番手に控えます。内からステイフーリッシュ、そしてウインキートス。これに昨年の札幌記念で2着だったGI馬ペルシアンナイトが好位をキープ。ラヴズオンリーユーが中団に控える形。後方にブラストワンピースとユーキャンスマイル。
そして、それは突然でした。3コーナー手前からブラストワンピースが、外からまくる形で一気にスパート。そのまま呑み込むかのような勢いでしたが、これを見たソダシの吉田隼騎手の手が動いて、逃げるトーラスジェミニに変わって先頭に立ちます。2番手にブラストワンピース。これらの動きを背後で見ていたペルシアンナイトが3番手に浮上。
ラヴズオンリーユーは中団でサトノセシルと接触するアクシデント。そのため仕掛けが遅れます。
ソダシが直線で後続を振り切りにかかると、ペルシアンナイトがジワジワと迫ってきました。その時、外に出したラヴズオンリーユーがグイグイ伸びて肉薄。逃げるソダシに鋭く詰め寄るペルシアンナイトと、外のラヴズオンリーユー。
それでもソダシがからくも押し切って見事な優勝。外から強襲したラヴズオンリーユーが2着。その後にペルシアンナイト。見せ場を作ったブラストワンピースが5着。注目していたユーキャンスマイルが6着で続きました。
ソダシにとって札幌2歳S優勝以来の札幌の地。オークスの悔しい敗戦から見事な復活優勝劇。白い馬体は益々輝きを増して、その存在をアピールするようでした。
レース後のコメントで、吉田隼人騎手は来るべき秋の秋華賞に思いを馳せていました。そして今年も札幌から始まる「白馬伝説」です。
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