11月10日、土曜日のことでした。この日は東京競馬で重賞「京王杯2歳S」があり、何んとしても現場で観たかったのですが、実は、私の姪に彼女の結婚式にゼッタイ出席を!と脅迫されていまして、出席できない場合はお祝い金10倍ね!の一言に、ヒェ~とばかりに飛び上がり、目白にある椿山荘に駆けつけた次第でございます。
ところが、この日はお昼の12時半過ぎにBSNラジオの「あづさのエンジョイ!競馬」の生放送。さすがにこの放送はキャンセルできないので、事情を言って慌しく電話で対応。キャスターの實石あづさアナにはご迷惑をかけてしまいました。
いずれにしても、他に日曜日の私の携帯予想、ナイガイ紙予想等で、3時からの披露宴しか間に合わず、ここから6時までの大披露宴となったわけです。しかしながら、長年の習性というものか、競馬の結果がどうしても気になるのです。しきりにトイレに立つ私。そしてチェック。そして携帯でJRAのIPATに馬券を購入。とはいえ、不器用な私には場所柄、なかなか思うように馬券が購入できず、買いそびれた馬券が的中、なんてことも・・。
そんなこんなで、披露宴も佳境に入り、いよいよスペシャルゲストの登場。この日の為に家族で来日した新婦の父親の友人でもある、チェコの国際的オペラ歌手、ルデック・ベレさんが、娘さんのピアノに合わせて、アヴェマリア~♪と独唱。会場に響き渡るバスの声。いつも聞きなれているテノールとは違った深い味わいと感動がありました。思わず素晴らしいと、一声。隣席の3男の弟から「兄貴、チェコ語で言わないと!」なるほど。でもチェコ語は知らない。まったく知らない。でも、笑顔、笑顔。スマイルは世界の共通。きっと、ベレさんに伝わっているはずと、また笑顔と拍手。
楽しい披露宴も両親への花束贈呈でフィナーレ。涙、涙の両親。気がつけば3男の弟までがポロポロ。お約束とはいえ、いつもながらいいものです。二人と両親にとっては、永久保存版のシーンです。
ひょいと、時計を見たら、なな、何んと6時をまわり、20分近くになろうと。この日はレギュラーのTBSラジオ「元木大介エキサイト・サタデー」の番組。出番は6時半から生放送。慌てる私。今週はTBSのスタジオには行けないことを、前もって伝えておいたので電話で対応ということに。それで式場の方の計らいで、控え室を用意して頂いたまでは良かったのですが、さあ、連絡を待とうと部屋で一人準備をしているとき、いきなり近くの宴会場からか「いわ~い、ぶ~ねー♪」と、カラオケとともに歌声が。
ありゃ、ありゃ、これはまずい。エリザベス女王杯を予想しているときに、「いわ~い、ぶ~ねー♪」はまずいでしょう。少しの間でいいから静かにして、小声で歌ってというのも、場所柄無謀で、係りの人にお願いできないし、咄嗟に考えた策が受話器を手で出来るだけ覆って、大きい声でしゃべる苦肉の策。局側で受けての元木大介さんもうまく合わせてくれて、何とかかんとか無事終了。
TBSラジオ開局以来、初の祝い舟BGM付きエリザベス女王杯予想でした。フーっ!
エ女王杯・TBSラジオで祝い舟♪♪が・・
ひゃー!コスモバルクがジャパンCに登場!??
コスモバルクが再び東京競馬場に登場してきます。ジャパンCです。コスモバルクは先の天皇賞で、直線内に急に寄れ、今度は外に寄れるなど、多くの馬の迷惑をかけ、大ひんしゅく。私が◎だったカンパニーもその迷走の直後に追い上げて来てモロに影響。福永騎手がブレーキをかける場面も。怒り心頭の福永騎手は2着が楽にあったと、馬名を挙げて非難。昨秋の天皇賞、ジャパンCもフラフラ迷走で、2年続けて同じ馬に被害にあったカンパニーの福永騎手にとっては、腹の虫がおさまらないのも当然。
腹の虫がおさまらないのは、カンパニーの馬券で勝負していた私はもちろん、馬券を買っていた多くのファンの思いも同じなはずです。
それでも、今年もコスモバルクはジャパンCに挑戦してきます。戒告という軽い制裁を受けた五十嵐騎手は、今回はひょっとしたら騎乗してこないかも知れません。よしんばそうであったとしても、今度はコスモバルクが真っ直ぐ走るというのでしょうか。騎手を替えたからといって、バルクのクセは出ないという保障はありません。
コスモバルク出走に伴い、各きゅう舎、各騎手は、バルク対策を立てなくてはならなくなる必要があります。いわく、直線バルクの傍には寄らないこと、直後も当然ダメ。知らないのは外国馬なり、ということになります。
しかしながら、こんな不安を抱えることが国際GIレースとして恥ずかしくないのでしょうか。もし、ジャパンCでも寄れて、他の馬の進路を妨害したら、招待国の関係者はどういう目で見るでしょうか。レース後、いつも東京では寄れるんだと聞いて、なるほどそうですかと、納得する外国関係者はいるのでしょうか。オーマイ・ゴッド!!?なのであります。
ゲート試験というものがあります。ゲート入りが極端に悪かったり、ゲート内での所作や、ゲートから出ないという馬等に課せられる試験です。その伝でいくと、是非ともコース試験を設けて欲しいものです。
来るジャパンCは日本のメイショウサムソンが、相当人気を集めそうです。ただ、その人気の根拠となる天皇賞が、多くの馬が不利を受ける中、コスモバルクのクセを知り抜いていた武豊騎手(昨秋の天皇賞でアドマイヤムーンに騎乗し不利受ける)の早目の抜け出し策が、功を奏する結果となったような気がします。本当だったら天皇賞はもっと後続が接近していたかも知れません。
ちなみに、メイショウサムソンの昨年のジャパンCは6着。コスモバルク、フサイチパンドラに先着を許しました。ご参考までに!